ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年五月三十一日]

2009年05月31日 | fine arts
今日はイマイチ体調不良の為、日中はグダグダして過ごしてしまいました。気圧の具合ですかね?! 天気の悪い時、たまにこんなことがあります。そんな訳で夕方、雨が上がっている間に、ちょこっと出掛けました。

491) 入谷葉子展「お山の家」 於: neutron tokyo
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
シルクスクリーンに色鉛筆でぬり込んだり、また色鉛筆だけでベタに、何処にでもある様な「家」の光景を描いたイラスト的な絵画でした。色鉛筆を使用している点が面白く、ベタでぬり込んだ質感と独特な色彩が素敵でしたね。結構、惹かれる作品でした。

492) 櫻井智子展「わらべの目」 於: neutron tokyo
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 - 甲
とても魅かれる作品でした。動物を描いた墨絵の数々なのですが、個性的な作風、何と言っても筆の使い方、運びが凄いと思いました。平筆で大胆に描いたり、また繊細に線描・点描されていたり、たらし込みの技法であったり、作品ごとにいろいろな筆の運びで描かれていて、とても興味深い作品ばかりでしたね。独特な和のテイストもまた良しです。かなり気に入りました。櫻井智子女史、今後、自分が注目の作家の方です。

neutron tokyo → http://www.neutron-tokyo.com/index.html

493) 「たゆたう」木村まい写真展 於: PLACE M
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
明確で色鮮やかな風景写真です。どれもが何げない光景を撮った写真なのですが、何処か惹かれる画面、とても好感を持てた写真でした。其処には良い雰囲気、まさに「たゆたう 」感がが漂っていましたね。

PLACE M → http://www.placem.com/

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これ! ジャケ #16

2009年05月30日 | musics
夜めのスタヂオ仕事前に展示を何軒か見ようと思いつつ、コマゴマとした用事が結構あったり、ハッキリしない陽気も手伝って出掛けるのをグズグズしていたら結局、見に行けず仕舞いに終わりました....。

かなり地味なアルバム・カヴァーです。何でこの写真?! って感じですね。何処の玄関 (?!) でしょうかね? ホント、良く分かりません。まぁ、何となくムーディではありますが....。で、内容は数々の昭和初期流行歌を産み出した作曲家、巨匠・古賀政男氏の名曲をカヴァーした1960年初期リリースのインスト集。なかなかナイスなアレンヂのナムバーも収録されたアルバムです。

魅惑のムード (古賀政男名曲集) / テイチク・エレクトリック・アンサンブル (テイチク株式会社 NL1053) 10吋LP

今日の美術展 [平成二十一年五月二十九日]

2009年05月29日 | fine arts
雨、降り続きますが....、移動が辛いです。今日も電車移動の為、行動が鈍りましたね。もうすぐ梅雨がやって来ます。なおさらイヤですな。

今日は夜、6/24リリースのコムピレーション・アルバム “DRINKING REGGAE STYE” にも参加してもらっている “THE HEAVYMANNERS” のライヴ (写真) を見ました。リーダーでベーシストの秋本'HEAVY'武士氏とは結構、長い付き合いですが、いつも “THE HEAVYMANNERS” を見る機会を逸していて、念願かなって今夜初めて見ることが出来ましたね。ルーツ・レゲエ、ダブを見事に踏襲・昇華させたソリッドで硬質なサウンドは相当、キラーです。こんなハード・コアな音楽はやっぱり重要、必要不可欠だと改めて感じました。

THE HEVAYMANNERS → http://www.theheavymanners.com/index.php

485) View Point 中岡真珠美 於: ART FRONT GRAPHICS
485) View Point 中岡真珠美 於: ART FRONT GRAPHICS
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
白いキャンバスに清々しい色彩を用いられ描かれたペインティング作品。開放感溢れる美しいイメージの絵画です。また技法も凝っていて興味深いものでした。見ていて心地良く感じられましたね。

ART FRONT GRAPHICS → http://www.artfront.co.jp/jp/index.html

486) 青木良太展 於: TKG代官山
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
若手陶芸家、青木良太氏の新作展です。日常で使用する陶器も作成している青木氏ですが、今回、会場に並んでいるのは独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵と言った密教法具の先端部を型取って巨大化させた様なオブジェと茶入れ的な作品でした。陶製とは感じさせない重厚感のある不思議な物体、そして繊細に作られた容器、どちらにも魅せられましたね。

TKG代官山 → http://www.tomiokoyamagallery.com/TKGD/jpn/frame.html

487) 景観をめぐるアート 於: ヒルサイドフォーラム
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
ヒルサイドテラス内の別会場で行われている、前出の中岡真珠美女史を含む数名の作家による作品の展示でした。展示点数は少量ですが、開放感のある会場がなかなかのロケーションでマルです。中でも「パスカルの庭」と題された関口寛敏氏の作品がデュシャン氏の「大ガラス」を思い出させ、惹かれました。

ヒルサイドテラス → http://www.hillsideterrace.com/index2.html

488) 『スキンシップ』しんぞう展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
以前、トーキョーワンダーサイト本郷で展示されていたヘンテコな顔の自動車を描いたポップ・アート的な作品が気になった作家、しんぞう女史 (男性かと思っていましたが、本名「宮代せつ子」と言う女性の方でした!) による個展です。今回は人物を描いたペインティング作品の数々、それらを見て自分が思ったのは明るい色調の作品が無い処が良いな、と言うこと。ここまで人を暗い色調で描き切れるのは、しんぞう女史が真っ当な方だからではないでしょうか?!

489) 『ひかり×あかり』展 vol.01/畠山昌子+長峰さくら 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
ふたりの女性作家による光と明かりをテーマにした作品展。どちらのどの作品もきれいでほのぼのとしています。特に畠山昌子女史による天体の絵、そして長峰さくら女史の方は遊園地の乗り物を描いた作品が、とても素敵でした。かなり惹かれましたね。

新宿眼科画廊 →http://www.gankagarou.com/

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今日の美術展 [平成二十一年五月二十八日]

2009年05月28日 | fine arts
昨日は一日、来月末にリリースされるもう一枚のコムピレーション・アルバム “DRINKING REGGAE STYLE” のマスタリング作業でスタヂオ仕事でした。なので、今日は結構、展示を見て廻ろうと思ったのに生憎の激しい雨降り、肌寒い陽気で足が鈍りましたね....。

483) 尼門跡寺院の世界 – 皇女たちの信仰と御所文化 於: 東京藝術大学大学美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
普段はほとんど紹介されることのない皇族・公家など、高貴な女性の入寺によって営まれてきた京都・奈良に十三ヶ寺存在する尼門跡に関する展示です。そこに伝わる数々の品々が並び、どれもがとても興味深く、伝統の文化を知ることができました。ちなみに併催されている「芸大コレクション展」も名品揃いで見応え大です。

484) 資生堂・サントリーの商品デザイン展 於: 東京藝術大学大学美術館 陳列館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
資生堂とサントリーによる優れた商品デザインを実物を通して紹介する展示です。発売順、そしてテーマごとに並んだ多数の商品を見ると両社とも本当にニーズや時代に即しつつ、オリヂナルのこだわった商品デザインを展開していることが良く分かりました。展示方法も秀逸でお奨めの良い企画展です。

東京藝術大学大学美術館 → http://www.geidai.ac.jp/museum/

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“NIPPON REGGAE MOTOWN” 本日リリース!!

2009年05月27日 | musics
手前味噌ですいません。さて、本日、予てより自分がいろいろと制作を進めてきたコムピレーション・アルバム2枚の内、1枚目がリリースされました。(もう1枚は来月末リリース予定です。こちらも乞うご期待! 詳細は追ってお報せします。)

今年がソウル・ミュージックのグレイトなレーベル、米モータウン・レーベルの50周年と言うことで企画したカヴァー・アルバムです。ムードメイカーズによる久々の楽曲や自分のプロデュースするスキンヘッド・レゲエ・バンド “THE 69YOBSTERS”、そして、ありがたいことに既にライヴで演奏してもらってスカパラ・ファンには聴き馴染みのあるかもしれないスカパラのチューンなどなど、全て新録のゴキゲンなナムバーばかりヴァラエティに富んだ12曲が収録されています。是非、皆さん、聴いてみて下さいませ。

チェックはコチラで!!

NIPPON REGGAE MOTOWN
MOTOWN Records 50th Anniversary - DEDICATED TO “The Sound Of Young America”
ユニバーサルミュージック UPCH-1715 3,000円 2009.5.27リリース

祝・50周年!! レゲエの素。グレートなソウル・レーベル “モータウン”に於ける珠玉の名曲を日本スカ~レゲエ界の強者アーティスト達が強力カヴァー♪

今年で創立50周年を迎えたソウル/R&Bに於ける最重要レーベル “MOTOWN”。数々のヒット曲を放ちブラック・ミュージックの礎を築いた本レーベルの多くの名曲が今までレゲエに於いてカヴァーされてきた。そして、モータウンをこよなく愛する日本スカ~ダンスホール・レゲエ界の強者アーティストがここに集結。それぞれの持ち味を活かし、モータウンの名曲をアレンヂしたナイスなカヴァー集がここに登場!!
album total produed by 山口'Gucci'佳宏 (MFM/RAKSTONE Records)

[収録曲]
01. GOING TO A GO-GO / 東京スカパラダイスオーケストラ
 original version by Smokey Robinson & The Miracles
02. BEN / Reggae Disco Rockers
 original version by Michael Jackson
03. LATELY / HAKASE-SUN
 original version by Stevie Wonder
04. YOU CAN'T HURRY LOVE / Likkle Mai
 original version by The Supremes
05. DANCING IN THE STREET / King Nabe & The Vikings
 original version by Martha Reeves & The Vandellas
06. HIGHER GROUND / TUFF SESSION
 original version by Stevie Wonder
07. MACHINE GUN / THE 69YOBSTERS
 original version by The Commodores
08. I LIKE IT / CHEE & TREASURE NICE
 original version by DeBarge
09. MY GUY / COOL WISE MEN
 original version by Mary Wells
10. BEING WITH YOU / HEMO+MOOFIRE feat. ROMIE
 original version by Smokey Robinson
11. THE TRACKS OF MY TEARS / 川上つよしと彼のムードメイカーズ
 original version by Smokey Robinson & The Miracles
12. WHAT BECOMES OF THE BROKEN HEARTED / SUPER CRISS from FIRE BALL
 original version by Jimmy Ruffin

今日の美術展 [平成二十一年五月二十六日]

2009年05月26日 | fine arts
爽やかな陽気が続いてイイ感じですね。原チャリ日和でした。

写真は、今日、訪れたギンザ・グラフィック・ギャラリーの斜向いにある「瀧山町ビルヂング」。既に使用されておらず、取り壊されてしまうみたいで残念なのですが、雰囲気のある渋い建物です。お隣のバーニーズニューヨーク銀座店に生まれ変わった「交詢ビル」の様に部分的にでも残して改築されると良いですね。

475) 芳年 -「風俗三十二相」と「月姿」(前) 於: 太田記念浮世絵美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 - 乙
明治期の浮世絵界を代表する絵師、月岡芳年氏の傑作「風俗三十二相」と「月百姿」のシリーズ作品を二期に分けての展示です。「最後の浮世絵師」と言われるだけに、江戸期の浮世絵を踏襲し、洋画の要素や芳年氏独自の作風による作品は迫力があります。「風俗三十二相」の美女の艶っぽい表情と仕草の描写、「月百姿」の題材とされている物語の表現力、本当に素晴らしいですね。「月百姿」は今までに幾度と見てますが、いつ見ても驚かされます。

太田記念浮世絵美術館 → http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html

476) 西澤諭志展 – 写真/絶景 そこにあるもの 於: INAXギャラリー2
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
雑然と置かれた使われなくなったオフィス家具や事務機器、殺風景で殺伐とした空間のオフィス、それが西澤諭志氏による「絶景」なのでしょうか?!

INAXギャラリー → http://www.inax.co.jp/gallery/

477) 坂本ちさと 於: ギャラリー山口
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
現代的ポップ・アート、キャラもの的絵画です。

ギャラリー山口 → http://www.galleryyamaguchi.net/

478) 中島秀明展 於: Gallary-58
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
一枚ごと、同系色の絵の具を重ねて描かれたペインティング、抽象絵画です。鮮やかな色彩、繊細であり、そして迫力も感じる画面、かなり惹き付けられました。見ていて心地良い作品です。

Gallary-58 → http://www.gallery-58.com/

479) 風色光人!「色」 於: OJI PAPER GALLERY
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
王子製紙の製造する紙の「色」に関する展示です。紙自体の色目、そして印刷や製品にした時に見える紙の色、いろいろなことが分かり、とても興味深い内容でした。普段、あまり気にすることのない紙について、様々な面から知ることが出来る此処の展示はいつも楽しみです。

OJI PAPER GALLERY → http://www.ojigroup.net/designers/library/index.html

480) 矢作喜從郎展 [Magnetic Vision/新作100点] 於: ギンザ・グラフィック・ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 甲
グラフィック・デザイナー、矢作喜從郎氏の写真/プリントを駆使しての新作「Magnetic Vision」シリーズの展示です。もはやグラフィック・デザインの域ではなく、かなり完成度の高いアート作品だと思いますね。モチーフに使われている各被写体の選択のセンスもメチャいいです。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー → http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html

481) 山崎博展「動く写真! 止まる映画!」 於: クリエイションギャラリーG8 & ガーディアン・ガーデン
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
こだわりの実験的な技法で撮影された写真やムービーの数々。その撮影方法の着眼点、発想力は本当に興味深いです。また、それによって撮られた写真自体もとても趣のある素晴らしい作品ばかりでした。山崎博氏が活動してきた時代性もあると考えられますが、ある意味で前衛的な作風には、かなりそそられましたね。

リクルートの2つのギャラリー → http://rcc.recruit.co.jp/

482) 秋山巌の山頭火 木版画展 於: ノエビア銀座ギャラリー
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
漂泊の俳人と呼ばれた種田山頭火氏の俳句をもとに版画家、秋山巌氏が作成した作品の展示です。素朴な風合い、力強い作風に山頭火氏が綴った俳句の世界観が良く表現されていると思いました。暖かみを感じる良い雰囲気の作品です。

ノエビア銀座ギャラリー → http://gallery.noevir.jp/

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今日は...。

2009年05月25日 | etc.
雨上がりで晴れた空はとてもイイ感じでした。

今日は昼にランチがてら知人と会い、その後はずっと (現在も) デスク・ワーク。こんな一日ももちろんアリです。

今日の美術展 [平成二十一年五月二十四日]

2009年05月24日 | fine arts
今日のゲリラ雨、凄かったですね。今年もゲリラ雨がひどいのでしょうか?! 地球は怒ってます。そんな訳で今日は吉祥寺で一軒、展示を見てから、渋谷へ移動して、久しぶりにシルヴァー・ソニックスの亮くんと合って打ち合わせ。そしてスカベイズのイヴェントへ遊びに行って、終わって帰り際にゲリラ雨に遭いました.... 。

474) 動物画の奇才・薮内正幸の世界展 於: 武蔵野市立吉祥寺美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
動物画家、薮内正幸氏の作品展です。緻密な描写はとにかく素晴らしいですし、その画面からは動物への愛、そして絵心を感じました。本当に動物の特徴を良く捉えていて、それは愛と日々の精進の賜物でしょう。極めることの重要さを感じました。

武蔵野市立吉祥寺美術館 → http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

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今日の美術展 [平成二十一年五月二十三日]

2009年05月23日 | fine arts
昼間は暑く、夜になるとかなり涼しい、この時期、原チャリに乗る際の服装を考えるのが、結構、面倒臭いですね....。今日は晴れていたので、一気に展示を原チャリで見て廻りました。

462) 機関誌『青淵』表紙絵の世界 於: 渋沢史料館 (青淵文庫)
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
渋沢史料館に隣接する青淵文庫に於いて財団法人渋沢栄一記念財団が刊行する機関誌『青淵』の表紙絵を創刊号から現在に至るまでパネルで紹介した展示です。建物が見ものですかね。

渋沢史料館 → http://www.shibusawa.or.jp/museum/index.html

463) 紙の身だしなみ 紙小物の粋な装い (後) 於: 紙の博物館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
主に化粧品にまつわる紙の様々を紹介した展示です。かなり興味深い内容で、油とり紙は最初、金箔を作る為に用いた紙を再利用していたと言うことには、ちょっと驚きました。ビジュアル的にも楽しい展示でした。

紙の博物館 → http://www.papermuseum.jp/

464) 昭和20~30年代のぬりえ作家展 於: ぬりえ美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
「きいちのぬりえ」を中心に昭和20~30年代に人気のあった作家達のぬりえが展示されていました。もちろん、どれもがかわいいし、そして当時の子供達の日常や憧れ、あらゆるものが題材 (写真) になっているのは見ていて楽しいです。和みましたね。

ぬりえ美術館 → http://www.nurie.jp/

465) 中西夏之「背・円」 於: SCAI THE BATHROOM
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
中西夏之氏の新作・未発表作を展示した個展です。今回、展示されていた作品は紫・グレー・白を基として描かれた作品で、とても開放感があり、また深さも感じられました。中西夏之氏の色彩の使い方は凄いです。

SCAI THE BATHROOM → http://www.scaithebathhouse.com/

466) 澤柳英行 FISSION - FUSION 於: ラディウム-レントゲンヴェルケ
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
ステンレスの板に大小様々なドット状の穴を空け、遠目に見ると人の顔が浮き出して見える、とても凝った作りの作品です。素材の持つ冷たさ、そしてそこから浮かび上がる物悲しい様な顔、現代社会なのでしょうか?!

ラディウム-レントゲンヴェルケ → http://roentgenwerke.com/index.html

467) 吉永マサユキ「ちょッカン」 於: CASHI
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
いわゆる暴走族を撮った写真です。脈々と続く彼等のパワーは凄いと思いますね。ひとつのカルチャーです。

CASHI → http://cashi.jp/jp/

468) UNCOVER OF KAGE kage exhibition 於: マキイマサルファインアーツ
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
大きく引き伸され、そして薄黄色く加工された女性の裸体を撮った写真。エロチックで生っぽい、存在感があります。ゾクッとくる感じでした。イイ写真です。

469) FIVE ELEMENTS 本橋松二 於: マキイマサルファインアーツ
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
こちらも大きく引き伸された女性の裸像の写真ですが、風景の中に女性、そして写真に着色を施してあります。5点の作品により曼荼羅を表しているそうで、確かに裸体女性と着色された画面からは、その様な雰囲気が漂っている様に思いました。精神世界ですかね。

マキイマサルファインアーツ→ http://www.makiimasaru.com/

470) 「サイボーグの夢」- なぜ絵画はSF的なのか? 於: アートトレイスギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
新進気鋭の現代アート若手作家達の作品を集めたオムニバス展です。今まで見てきている作家の作品も多く、惹かれるものもありましたが、全体にちょっと散漫な感じがしました。残念です。

アートトレイスギャラリー → http://gallery.arttrace.org

471) 変成態 リアルな現代の物質性 Vol.1 中原浩大 於: ギャラリーαM
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
ここは新たに再オープンした武蔵野美術大学が運営するギャラリー・スペース、「変成態」と言うタイトルの許、シリーズで展示が展開されていくそうです。 第一回目は中原浩大氏による1989年の作品で床一面に広げられた広大な編み物と巨大な赤と黒、半々に塗られた球体のインスタレーションが展示されていました。混沌とした社会、そしてその表裏を表しているかの様です。

ギャラリーαM → http://www.musabi.ac.jp/gallery/kari/

472) 角田純 作品展 Sounding through 於: FOIL GALLERY
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
爽やかで瑞々しい色彩で描かれたペインティング作品の数々でした。

FOIL GALLERY → http://www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html

473) Oコレクションによる空想美術館企画「SECRET PHAMTOM II」 於: トウキョウワンダーサイト本郷
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
岡田聡氏の写真コレクションより10組の作家による作品の展示です。全フロアを使用しての、かなりゴチャ混ぜ感がある内容、パワーとカオス、そして呪術的に感じられました。もう少し、各作家の意義が見えればなぁ、と思いましたね。

トウキョウワンダーサイト → http://www.tokyo-ws.org/

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今日の美術展 [平成二十一年五月二十二日]

2009年05月22日 | fine arts
風の強い一日でした。心配されていた雨は降りませんでしたね。明日、降るのかな? 朝方、自宅からの空 (写真) が素敵でした。

455) 水墨画の輝き 日本の美・発見I 於: 出光美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
室町時代から近代まで日本に於ける水墨画の展示。墨の濃淡のみで描き出す絵画、その表現力はやはり凄いと思います。雪舟氏や長谷川等伯氏、俵屋宗達氏等の作品は深く、秀逸で惹かれます。水墨画はまさに東洋の美ですね。多くの素晴らしい作品を見ることが出来ました。

出光美術館 → http://www.idemitsu.co.jp/museum/

456) 石塚ツナヒロ展「トルソ」僕の知人たち 於: 第一生命 南ギャラリー
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
人型の様なものが描かれた絵画の数々。その胴体、そして服を描いた様な作品は、様々な人の本質を表しているかの様です。興味深い画風の作品でした。

第一生命ギャラリー → http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/activity/culture/index.html#a02

457) 草間彌生展 於: 高橋コレクション日比谷
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
日比谷に移転した高橋コレクションを訪れました。メジャーな場所に移転 (以前の二箇所、如何にもギャラリー然とした場所も好きでしたが...。)、そして有料となったのがちょっと残念ですが、その分、良い作品をイイかたちで沢山見せて欲しいものです。今回は草間彌生女史による作品の数々を新旧取り合わせての展示でした。いつも思いますが草間彌生女史の作品にはパワーとエナジーを感じますね。刺激的です。

高橋コレクション日比谷 → http://www.takahashi-collection.com/

458) アート アワード トーキョー丸の内 2009 於: 行幸地下ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
東京駅、丸ビルと新丸ビルの間にある地下通路のストリート・ギャラリーに於いて行われている全国主要美大卒業制作展から選抜した新人作家達の作品展。優秀な作品には各賞が与えられています。誰がどうのこうのと言うことではなく、やはり若いフレッシュな感性は凄いと思います。見ていて、いろいろとハッとされられるものがあり、楽しいですね。

アートアワード東京 → http://www.artawardtokyo.jp

459) neu inouedaisuke 於: TOTEM POLE GALLERY
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
日常的な写真。良いとか悪いとかではなく、コメントは出来ません。すいませんです。

TOTEM POLE GALLERY → http://tppg.jp/

460) 『にわ』こくまい太写真展 於: ギャラリー蒼穹舎
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
雑然とした庭に咲き茂る草花を撮った写真の展示でした。何の変哲もない雑草ばかりですが、それ等には何のことはない自然の美が感じられます。自分が子供の頃、野山や道端で見た草花ばかり、郷愁感が沸き、素朴な美しさを思い出しました。良い心地になりましたね。

ギャラリー蒼穹舎 → http://www.sokyusha.com/index.html

461) 鎌倉処々三十六年の歳月 鈴木秀夫写真展 於: コニカミノルタプラザ ギャラリーA
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
三十六年前に撮影した鎌倉の風景と同じ場所・構図で撮った最近の作品を並べて展示した、とても興味深い内容の写真展でした。定点観測的な色もありますが、写真の画面にはやはり時の経過、そして経たものの重みや深み、そして意味、なんとも言えない大切な空気感が写り込んでいると感じます。時の年輪、重要ですね。

コニカミノルタプラザ → http://konicaminolta.jp/plaza/

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