湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ

2014年03月14日 | ラヴェル
グリュミオー(Vn)ベッケラス(Vc)(ANDROMEDA)1953/10/8・CD

どうにも荒い。チェロは弾けていない箇所が散見されるし、グリュミオーも細かい音程があいまいで、もともと不協和音でもその微妙な彩を聴かせるラヴェルのかくような曲にあって、音程の悪さというのは単純な不協和の渦と聞かせ台無しにする。2楽章冒頭のピチカートのやり取りでもテンポがギリギリ保たれているといった風情でズレているような印象をあたえ、何か準備不足のようなものを感じさせる。無印。

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