湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/11/29日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ12(西馬込→池上→久が原湯→雪が谷大塚→呑川→新奥沢駅跡)

2019年11月29日 | 東京温泉
昨日から地獄のように寒くて今日も一時間歩いたとこで湯の暖気が抜けてしまいました。ひどい急な冬です。あんだけ温まったのに。





久が原湯はほぼ池上にあり、どちらかというとサラリーマンタイプの人は少なく、色んな職業の人が来ています(一種ヒント:池上)。蒲田に比べ地域密着の気がより強いかな。親子も多いですね。親子連れはどこも多いですが、地域によって客や銭湯そのものが嫌気を示してるとこもあり、杓子定規にその地域を否定してはならないと思う、そこはなんとも言えないなーと、今日も二組三組いましたが長湯になりがちで占拠してよくしゃべる…もちろん某戸越銀座とかの親子とも限度超えて誰も止めないのに比べると全然。

ここも比較的長い歴史のある銭湯ですが、リニューアル湯としては早くから有名で、テレビ取材もあり、今日もそこそこ混雑でした。既にピカピカの新品リニューアルではなく、戸越銀座のペンキ感に近くありますが、しかし(全体的にマンション銭湯として面積広いですが)脱衣場が広いのに加え湯船がたくさんあってやっぱり広いのと、曲線を多用したデザインで巧みに洗い場を配しており湯船の人を含め互いに迷惑をかけることなく利用できる、この洗い場の数も最小限でより浴槽に場所を広く取り、シャンプーリンスに大きな自在シャワーを付けて銭湯とは思えないサービス。

脱衣場へ、清潔感にこだわって頻繁に若い女性スタッフが掃除に入るとこもありますが、ここはそこまでせわしなく入ることはなく、男性でした(男湯ですよ)。変態じゃないので後者のがほっとするかな。全般ちょっと愛想がね、というのは気になる人は気になるでしょうが、そこは銭湯だから。470円。まあほんとに素晴らしいリフォームぶりなので、これは正真正銘スーパー銭湯と呼んでいいだろうなあ。サウナでなく風呂の高いとこに大型テレビが中居くんを映してるだけで、もっとすいてたら長時間無移動でしたよ。とにかくリニューアルが良くできてます。







黒湯は標準的な濃さ。15センチくらいの透明度はある。濃さは底に少しぬるぬるがついてる程度。身体にあっという間に物凄く染み込む感はないです。ただ、ここの売りでもありますが、まずサウナ横の端っこに四角い穴蔵のような浴槽があって、45度(温度計計測、実際はだいたいマイナス2度くらいだとおもいます)の高音。100数えて出ましたが、二度目は足しか入れられませんでした。黒湯はきつめの温度にするとこが多いけどここは特にきつくて割と人が入ってない。だから黒いけど透明感があり匂いもなく清潔、耐えられるならおすすめです。願わくば気泡は止めてほしい火傷しそう。ぬるいほうの黒湯は何故か奥の扉の向こうにあり、岩が配された三角形のスペース。この個室は意味があるんだろうか、団体や親子に入られるとちょっときつい(待ちましたし後からも待ってたふうの人たちが)。マンション構造のデッドゾーンを上手く使った、子供の好きそうな洞窟風呂ふうです。意外と浴槽広いとはいえ、ここ、みんな長居したがるせいか、温度のせいか、湯がなかなか循環しないのか、プールのような匂いがします。。気泡はたってるけど意図的なのか弱め。たくさん人が入る、人気はあるんでしょうが、音も外に漏れるので騒がないことと書いてますし、団体に囲まれたら逃げられないし、内風呂の灼熱黒湯のがいいな。ちな内風呂の黒湯以外のラインナップ。普通湯の平面積大きな湯船の端には例のカプセルタイプのバブルジェットが二種類ある。ここは自然にしゃがめばバブルを浴びられる高さ。もうひとつは一方向超強力バブルジェットの立ち湯です。両方ともスイッチタイプ。この湯桶前に3人くらい入れる人工炭酸湯がある。炭酸感が不思議な感じで、最初は弱いかなと思ったのですが、1000数えたら全身赤くなり当たりそうになりました(当たらなかった)。ぬる湯にマッタリという湯ではないかも。炭酸湯はいろんな作り方があるように感じます。

人気的に炭酸湯が多くグラグラ黒湯が少ないけど、メラメラ黒湯は二人はいると満杯な広さなので、多分たまたま最初だけ少し待ちました。透明湯はテレビ(男湯女湯別)を見るには位置的にも一番なんですが、さほど溜まらない。炭酸湯もテレビを見やすいです。

企画湯も催されるようです。ちょっと地域のステーションになってるとこもあるのかな。共用部が一番狭く置かれていますけれど、けっこう人が溜まっているのはデッドゾーンを巧みに利用してテーブルが部屋の二隅に別れて落ち着くからでしょう。これも引っくるめて上手いなーという。変則的な下駄箱も、銭湯ではあんまり見ないコンビニのような自動ドアも、個性は至る所に現れています。向き不向きは正直ある、相性でしょう。でも工夫が凝らされた温泉銭湯は大田区トップクラス、一度はぜひ。



…先に湯のことを書いてしまいましたので遡る。


起点を都営浅草線終点西馬込駅とします。なんかセレブの運転というような暴走車を避けながら、早く馬込から離れたいと思うとすぐ着きます。










池上本門寺の門前から流れてくる川(いいかげん正式名称を…)、橋が工事中で寒さに苛凍えながら回り道していく。




ついた。
入った。
さらに歩く。






出世観音と言われているようです(交差点名がそうなってる)。

昨日書いた石川台あたりの庚申塔とまったく同じかんじ。筋が違うだけで、ほぼ同じ地域だけど。



三猿だけのやつ。

このへん道が屈曲して不自然なのは古い土地の証拠。古い農地と山林。

道々橋八幡。地名です。初めてきた。ちゃんとしてる。





降りて上ると中原街道。昨日の逆です。

新幹線の高架も昨日の逆(道は違います)。



東急池上線。

左が雪が谷大塚駅。このへんで今までの大田区温泉コースと被ってきます。

すぐに中原街道にあたる。正面から右がアルプス電機。左ずっといくと田園調布警察署の交差点。

右へ降りると川が見えてくる。

左へ。

暗くてわかんなかった。これ呑川。稲荷湯方向。後ろ方向が大岡山方面。後ろへ。


ここはもう稲荷湯などのルートと同じなので、おわりでーす。




鼻水とまらぬ


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