湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/12/10日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ23(白金高輪駅→麻布黒美水温泉竹の湯→広尾駅→秋葉山大権現→恵比寿駅→代官山駅)

2019年12月10日 | 東京温泉
お金持ちエリアは治安が悪い。夜道を歩いてると直進しかできない男女がぶつかってくるし背後からは高級車が暴走し轢き殺しても構わないとテールランプに書いてあるのが見える。麻布あたりバブル前は庶民的な町が多くこんなではなかった。今でも庶民的な家はあるからこそ、銭湯も成り立つのだけれど、昔どうだったか思い出せないが、このエリアには温泉銭湯はこの一軒しかみあたら無い。しっかりした黒湯で混雑も仕方ない。入ったことは無かったので絡めて歩いてみた。いくらでもショートカットできるルートでちょっとムリヤリですが。

ターミナル駅?白金高輪駅を起点とします。都営三田線、メトロ南北線、東急目黒線、その分岐点ですね。このへんは大きな道とそれ沿いの整備でだいぶわかりやすくなりました。

古川橋。東京タワーが見えると「ああ、ムリヤリルート…」と思ってしまう。三田でも赤羽橋でも良かったのではないか。





ちょっと曲がったりあれどほぼすぐ着きます。コースの設定上、またも前半で到着してしまう。うーん近過ぎ。

竹の湯さん。複雑な名前ですが一般的な構造のマンション銭湯ですね。だいたい一軒家の銭湯をリニューアルでマンションにするのですね。

レトロっぽく思えど、どことなく洒落ている。なんだろ、ネオンサインという言い方がしづらい黄色感。おしゃれ。


中は正直かなりコンパクト。休むスペースもほぼない。ただここ湯で勝負ですね、2つの浴槽は共に黒湯。ぬる湯と熱湯、前者のが広い。

透明度はぬる湯7センチ熱湯5センチ。けっこう攻めた肌触り。前者は湯のぬるぬるが強く、あたたまる。黒湯の尺度は透明度だけではないんですよね。あと加温が前提の黒湯は、その方法で濃淡が付くこともあるので、ここも熱いほうが濁ってますが、ぬるぬるは少ない。入れ代わりでないと入れないくらいですし浴槽ややコンパクトですけど、節度があるお客さんばかりでさほど待たず確実に入れます。いや、黒湯としてはかなり高得点だと思います。このあと長時間歩くことになれど、けっこう熱気がもちました。高齢者が目立ちますがそれだけではなく、店の人も愛想よく常連さんとからみ雰囲気が悪くないです。下町っぽい空気は昔のこのあたりのものだなあ。もちろん銭湯価格。

かなり混んでいるのは他にない場所柄仕方ないですねー。靴箱からロッカーまでつながる鍵システムも独特で面白い。戸惑ってたらダンディな示唆を背後から投げかけてくれた人がいた。振り向いたらもういなかった。同じように戸惑う若い人がいたが、ダンディな声が出なかったのでスルーしてしまったごめん。基本的には地元の人が多いのかな、ここも。でたあと麻布十番に行って更科堀井のかしわそばを手繰ろうと思いましたが所用により断念。歩みをつづけます。




仙台坂をのぼる。うーん、コースの無理矢理感がまた。味噌屋ってまだあるのかなあ(伊達藩邸のころからある塩辛い仙台味噌)。

広尾へ向かう。右は有栖川公園。左がドイツ大使館。このへんの車の暴走は大使館の多さにも理由があるな。

広尾交差点。なぜ地下鉄に乗らないのか。むりやりだから。むりやりウォーキングだから。

広尾駅前から突き進むと突き当たりにある祥雲寺。
巨大な黒田長政供養墓があったんだったか。エキブロに十年以上まえに書いたような。

その一角に秋葉神社があった。

おお、天狗の欄間彫刻。新しいかな。



秋葉大権現さんは睡眠中。





案外遠く感じるんですよね。途中でいくらでもショートカットできるだけに。



左折。

渋谷川。渋谷橋ね。

渋谷橋なのに恵比寿とはこれいかに。

恵比寿から代官山まではすぐ。正面に渋谷が。


はい、東急東横線代官山駅。

距離はなんとかなったかな。
体重は1.5キロ増えた。なんでや。

おしまい。


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