○トリオ・ディ・トリエステ(DG)1959
ラヴェルとしてはどうかというところはあるが、情感たっぷりの表現はテンポを大いに揺らすところさえあり、耳を惹いた。いわばロマン派音楽の流儀で太くやったラヴェルであり、繊細さや透明感は無い。が、特筆すべき演奏とは思った。最近特筆すべき演奏が無い中でこれは印象的だった。
ラヴェルとしてはどうかというところはあるが、情感たっぷりの表現はテンポを大いに揺らすところさえあり、耳を惹いた。いわばロマン派音楽の流儀で太くやったラヴェルであり、繊細さや透明感は無い。が、特筆すべき演奏とは思った。最近特筆すべき演奏が無い中でこれは印象的だった。