湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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追記あり(新譜ご注意)YSLS:ミュンシュのマーラー10番1楽章ライヴ→一つしかありません

2018年08月10日 | Weblog
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団


(000classics:CD-R/memories)1959/12/5LIVE・CD

これがディスコグラフィにも載ってるものですが、19分9秒。クルシェネク版。

(DA:CD-R)1959/12/3live

プルガトリオ付でありますが演奏時間はほとんど同じです。その組み合わせなのでクルシェネク版。聞いた感じも近い(まとめブログ記事参照)。データ不備の多いレーベル、下手すると月日まで偽る(というよりおおかたの疑盤同様放送日を演奏日と記載しているのでしょう)ことがあるので、1,2日のズレはまず同じものと考えていいと思います。稀に同じと思われるものでも録音方法、たとえば原盤かエアチェックかで音質が極度に違い全く別に聞えることはあります(クナッパーツブッシュBPOのブルックナー9番など)。

ここにもう一つ加わりました!

(SLS:CD-R)1959/12/4ボストンシンフォニーホールlive

※聴きました。ノイズの入り方からも000classics(MEMORIES)と同じ音源と思われます。音質も同じ。

YSL610T、2018/8新譜ですが、組み合わせはシベリウス7番とプロコフィエフ7番、DAでしか出ていなかったのではないでしょうか、20世紀音楽マニアには夢の詰め合わせです。ただ・・・SLSはデータ不備が多いんですね(情報量はあるんですが)。4日といいながら演奏時間は19分10秒・・・MEMORIESの5日演奏と1秒しか違わない!ただでさえ指揮者の相性の悪い作曲家なので、マーラーしか興味がないならいらないです。ダウンロード販売を始めたとのことですがカナダドル換算ではたいして安くならず、ジュエルケースなしで送料込なら何枚かまとめて現物買ったほうがいい。ただ、ジュエルケースなしは水没したものが来たことがあります。紙はふにゃふにゃでした。印刷ミスが来たことがあります(後者はどっちみち同じか)。

ちなみに

プロコフィエフはデータもDAと同じ。SLSは音質期待できないのですがDAよりはましな可能性に賭けます。

※聴きました。同じ音源と思われます。少しDAの方が遠い感がありますが音質は同じ。

シベリウスは1957/10/4となっています。既出は複数のCD-R(DA含む)、60年代のまったく違う日付が記されており、私は60年代として出ているものはすべて同じもので、CD-Rレーベルが意図的に誤記したと睨んでいるのですが(DA初出を後発が焼き直し数倍の値段で売っていました、今もそうですが大抵のCD-Rは国内産を海外盤と偽ったものです)、さすがに50年となると・・・これのために買いました。結果は半月後到着したあとで。

***

20世紀ウラクラ的に言えば、DAのみで出ていたものはこれで全部再発されたと思います。ヴォーン・ウィリアムズ8番(録音状態が極度に違い聴こえる音も違えば日付も違うので、まとめブログでは別としてありますがおそらくpristineの良好な録音と同じだと思います)プロコフィエフ7番シベリウス7番、そしてマーラー10番1,3楽章(3楽章もDA以外のCD-Rがコピー再発したと記憶してます)。ディスコグラフィでは正規盤以外をあまり追わなくなった、もしくは消してるようなのであてにできません。
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
リッチモンド (サンセバスチャン)
2018-08-03 08:51:16
リッチモンドといえば、ミュンシュが亡くなった場所。因縁を感じます。
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Re:リッチモンド (r_o_k)
2018-08-03 08:56:17
ああ、そういえば!これはミュンシュのアメリカツアーが大成功しボストンの指揮者に迎えられる直前のものです。何とも言えない感じですね。。
返信する

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