アンセルメ指揮ハンガリー国立交響楽団(放送)1965/9/20live
ネット配信されている音源でベト7,マルタンの管弦楽のための4つのエチュードの後、という変則的な順番の放送。アンセルメだからドビュッシーをメインとしたのか。オケがやや弱く、それに晩年アンセルメ自身の現代的な解釈も加わって固く融通のきかない演奏に聴こえる。融通無碍にされすぎた曲だから、あと、客演だけに解釈を堅くしたのか、面白みは無い。透明感ある響きは水晶のような輝きを放ち、それは一楽章で顕著だ。オケのせいか解釈か、稀に奇妙なバランスの解釈はあるも、終盤を除けば(ここはアンセルメの別の顔を見せている)熱気より精度をとったが如くで、それにもかかわらずオケが熱してしまい軋みを生じている。ライヴにしては堅牢に出来上がっている演奏なのでステレオ良録音であることも加え楽しめないとは言わない。客席反応はすこし良い程度。
ネット配信されている音源でベト7,マルタンの管弦楽のための4つのエチュードの後、という変則的な順番の放送。アンセルメだからドビュッシーをメインとしたのか。オケがやや弱く、それに晩年アンセルメ自身の現代的な解釈も加わって固く融通のきかない演奏に聴こえる。融通無碍にされすぎた曲だから、あと、客演だけに解釈を堅くしたのか、面白みは無い。透明感ある響きは水晶のような輝きを放ち、それは一楽章で顕著だ。オケのせいか解釈か、稀に奇妙なバランスの解釈はあるも、終盤を除けば(ここはアンセルメの別の顔を見せている)熱気より精度をとったが如くで、それにもかかわらずオケが熱してしまい軋みを生じている。ライヴにしては堅牢に出来上がっている演奏なのでステレオ良録音であることも加え楽しめないとは言わない。客席反応はすこし良い程度。