湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2020/1/5日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ40(矢口渡駅→草津湯→ガス橋(平間の渡し)→第一天神湯→バス〜武蔵小杉駅)完成版

2020年01月12日 | 東京温泉
前々から多摩川をまたがる大田区と川崎市の温泉地帯を地続きに実感したいと思っていました。そんなコースです。一日に5湯などもう限界だったので、2湯にしています。出発点は矢口渡ですが、渡る橋は武蔵新田側のいわゆるガス橋(平間の渡し跡、ここの渡し自体は早くに橋にとってかわられています)です。多摩川大橋は最近人が水死したし、正月だし。


矢口渡と武蔵新田近辺にまだいくつも温泉銭湯が残っているのは今まで書いてきたとおりです。それでも蒲田や久が原のあたりなど、無くなった有名温泉銭湯も多い。大田区が巨大マンションでベッドタウン化したため銭湯を使う人が根本的に減っているのだろう。多摩川沿いはマンションエリアで、内陸は旧市街エリア。旧市街エリアには温泉を含む銭湯が残ったということだと。対して川崎は広い市ということもありますがそのての開発再構築の速度が緩い地域がある。武蔵小杉や日吉はかなり変わりましたが新丸子等々力(市民ミュージアムのあるところ)あたりは平屋も多く残ってます。というか東京側とは密度が違い、土地に凹凸の少ない、平面が多い気がする。










多摩川線沿線から多摩川までの道は平らでわりと楽しいです。矢口にしたのはウォーキングの距離の関係ですが、もうひと湯入るなら矢口のほうが銭湯多いかな、という感覚です。というわけで正月で不安でしたがやってました、矢口渡駅から商店街を少し北上すると草津湯です。

草津湯
鉱泉と漠然としているが成分からメタケイ酸を少し含んだ黒湯か。褐色透明で小さな浮遊物で濁る。感触的にはやわらかい黒湯。しかしここはとにかく広くて設備がなかなかいい。レトロではあるが、広くリクライニング(?)チェアを多数そなえた共用部が素晴らしくいいし、露天風呂のバスタブに半身浴する形で打たせ湯になっているが、下半身湯に浸かり座って打たせ湯は、ラクラク。窓の外は一階の屋外だし開放感がないこともない。温泉浴槽が少し小さいが、他の浴槽やサウナは良い。サウナは無料かな。シャンプー等完備。桜館は客層が悪いとこちらを使う人もいる。駅チカだし高齢者リピーターは昼から多いな。12時から。

名残惜しい湯(休憩室)でした。もう半分スパだな。






村社クラスの知らない神社がまだあるなあ。

地味な刻銘の力石は新しいものが多いという偏見。



お寺もある。

気がつくと新田神社商店街に来ていた。さすがにやってないか。

川に向けて道は広く、建物は大きく。




こまかな史跡や石仏は以前の記事にまかせておいて、ナビで設定したとおりに歩くとガス橋。私は初めてでしたが富士山が見えて感動しました。






台風の爪痕はこんなです。



















川崎に入ると、川崎のやっぱり村社クラスの(八幡さまなので村社ではないか)社。こちらは少しにぎやか。もう次の湯も近いです。











どんどん歩いていくと、路地から商店街に行き当たる。

左にハイ、第一天神湯。


第一天神湯
明るい採光ガラスに広く高い天井、番台方式の古き良き銭湯。浴槽はやや少なく、黒湯は狭いがしっかりした漆黒。30センチくらい透明度はあるものの、ヌルヌルやザラザラもなく、かといって湯は重めなのでしっかり温まる。普通の黒湯成分に塩化物が加わるというが塩味なし。

〜ここは好きな人がいるのもなんとなくわかります。レトロ好きは建物の見た目にだまされないように。時間の都合上はしょってしまった。。休める場所が分散してしまってるかな。





薪が見えます。


バスで武蔵小杉駅へ。おつかれさまでした。


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