湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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TESTAMENT新譜のクレンペラー:復活

2005年02月25日 | Weblog
BBCアーカイブ、今度はテスタメントという「高級レーベル」で出ているわけだが、確かに音質はいいのだけれども、はっきり言ってこれを「初出」と言い切るのには抵抗がある。いつもながらタワーの詳細な説明は恐れ入るが、これは石丸などで入手可能であったアメリカ盤CD-R「ラッキー・ボール」で出ていたものと同一である。この時期の復活のライヴでこれほどまでのステレオ高音質のものは見られなかったとあって、90年代前半、BBCから借り出したライヴ音源が夏休み日中時間帯にNHK-FMで特集放送されたときはかなりの反響があったと記憶している。ラッキー・ボールは確か復活だけだが今度のものはモーツァルトが入っている。放送時はモーツァルトも放送されていた。ちなみにこの週間にはブリテンの貴重な自作自演ライヴも放送されているが、CDになるなると思われて未だになっていない(春の交響曲やシンフォニア・ダ・レクイエムあたりをやっていた)。

情報はよく吟味しないとコレクターは見誤って結構な出費をしかねない。ご注意されたし。但し音質に拘るなら迷わず買うべきである。放送を録音しただけのものと雲泥の音であることは確かだから。
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