湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ライバル2楽団が初共演 ウィーンとベルリン

2005年04月04日 | Weblog
世界最高峰の座を競うウィーン、ベルリン両フィルハーモニー管弦楽団が初めて混成オーケストラを結成、ベルリンで2日、演奏会を行った。
演奏会はこの日と5月8日のウィーン公演だけ。「今回限りになるだろう」(ベルリン・フィルのサイモン・ラトル音楽監督)という最初で最後の“夢の共演”に満席の会場からは割れんばかりの拍手が響いた。
曲目は双方が一つずつ選んだマーラーの交響曲第6番とボーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」でラトル監督が指揮。ライバル意識が強いだけに、計140人の団員も各楽器の首席奏者も半数ずつと平等だ。
合同演奏会の案はラトル氏がウィーン・フィルのメンバーとワインを飲んだ時に出た。「50歳の誕生日に何が欲しいか」と聞かれた同氏が「両フィルの合同演奏会」と答えたことがきっかけ。
ベルリン・フィルの団員と対立した故カラヤン監督が1984年、ウィーン・フィルを指揮したことで両フィルの関係は悪化していたが、ラトル氏は「対立は忘れ21世紀の友好の象徴にしたい」と演奏会実現に奔走した。(共同)

なんか祝祭のわりには辛気臭い曲目だ。ヴォーン・ウィリアムズを選んだのは寧ろラトルに気を使ったのか?どちらが出した曲目なんだろう。悲劇的はあきらかにウィーン側が出したっぽいけど、このライヴ、聞いてみたい気はするなあ。テレビでやんないかな。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シベリウス:交響曲第2 番 | TOP | マーラー:交響曲第7 番 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | Weblog