湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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クラシックブーム・・・

2006年07月29日 | Weblog
さっぱり感じとれない私は情報感度が下がっているんでしょうかねえ。一時期にくらべ手にする演奏会のチラシも激減しており、見逃すことも非常に増えています。結果クラシックを聴きに行く機会は他のジャンルの一割くらいでしょうか。

音盤はそれにも増して全体の収益が下がっている。クラシックのネット配信は音質や権利関係の煩雑さから殆ど発展しておらず(金銭のからまない放送はそれなりですが)他のジャンルに比べ更に落ち込んでいるでしょう。廉価盤だけのリリースが減り全般に高額化していることや、中古市場が厳しいなりに生き残っているのがその証拠です。


うーん、どうなんだろ。クラシックには私みたいに一切交流せず個人で愛好する人も多いから、統計に出にくい部分もある、潜在ニーズはあると思うんですけどね。「あの店には置いてあったのになんでここでは取り扱わないんだ、ふざけるな!ここではもう買わない!」なんて息巻くクレイジーな人が多いのもまた一般に敬遠されるゆえんだな、と思う半面、ユーザーニーズと売り手都合があいかわらず一致していないという所にも改めて気づかされました。名盤ほど店頭から消えているものです。新しいものを売りたい気持ちはわかるんだけどね。
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