今日は、終戦記念日です。戦後73年が経過しました。
第二次世界大戦で戦死した旧日本軍軍人及び軍属の方々は、約230万人に及ぶそうです。そして、空襲や原子爆弾投下等で死亡した一般市民の方々は、約80万人及ぶそうです。ですから、日本人戦没者の合計は、約310万人にも及びます。
無念にも、戦争で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今の私たちの命はたくさんの方々の犠牲の上に成り立っています。戦われた方々によって繫がれた命だともいえます。
特に、東京の南約1080kmに位置する東京都である硫黄島(「いおうじま」ではなく正式名称は「いおうとう」)での戦いは、第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いといわれるほど熾烈なものでした。米軍がここを占領すると、直接日本本土への爆撃が可能になることから米軍による硫黄島攻略が行われたのです。
硫黄島には日本人兵士2万1千人が派兵されていて、この時は戦争の末期だったため、ほとんどの人が職業軍人ではなく、普通の仕事をしている一般市民の方々でした。(30代~40代の男性ばかりで、徴兵で一度戦地に行ったけれど奇跡的に生き延びて帰って来て、ほとんどの人が結婚して子供もいました)
その2万1千人のうち、無事生還出来た方はたったの1033人だったそうです。(ほとんどのご遺骨はいまだに島内に残っています)
当初、米軍は硫黄島の陥落に要する期間を5日間と予定していましたが、日本軍の奮闘で36日間もかかりました。
戦闘人数が圧倒的に違うので、必ず陥落されると分かっていながら、富士山につながる火山島のため灼熱の中で地下壕を堀りました。
この頃の日本軍には充分なスコップ、ツルハシなどは既になく、木製の道具や生爪を剥がしながらの素手での作業を行わなければなりませんでした。また、食料も大幅に不足、そして何より硫黄島には川、湧水の類は一切存在せず、飢えと渇きに耐えながらの重労働を行うこととなったのです。
作業中にも、噴き出す硫黄や気温70℃にも達する地下の環境により、事故や病気などでたくさんの死者や負傷者を出しましたが、最終的には全長28kmにも及ぶ地下陣地を完成させました。
そして、指揮官であった栗林忠道中将は、兵士へ自決の禁止とバンザイ突撃の禁止を命令しました。満身創痍であり、勝つ見込みのない兵士たちにとっては、自決と突撃による名誉ある死こそが救いであったといいます。
しかしながら、日本軍はこのような蒸し風呂状態の壕の中でじっと耐えながら、ゲリラ戦を展開して強力な米軍に立ちはだかったのでした。
こんなことは、生半可な気持ちでできるわけがありません。ではなんのために、日本兵はここまでのことをしたのでしょうか?
それは、本土にいる女、子供のため、日本と日本人の未来のために、命をなげうって1日でも本土爆撃が遅くなるように、1人でも日本人が生きながらえるように戦ったのでした。
栗林中将は、「人間は必ず死ぬ。だから、死ぬことが問題ではなくて、後世の人のためにどうやって生きて死ぬかが問題だ。だからこのような無防備なバンザイ突撃をするな。そして自ら命を絶つこともしてはならぬ」、「我々の目的は一日でもアメリカの侵攻を足止めすることにある。一日でも我々が生き延びれば、本土に残して来た家族がその分生き延びることが出来るのだ」と、名誉の死を選ぼうとする兵士一人一人に階級を越え説いて聞かせ、この言葉に異論を唱える者はいなかったといわれています。
ここには、懸けられた願いもあったと思います。『日本が平和になって欲しい!』『みんなが幸せでいられるよりよい国であって欲しい!』
今、その彼らがここまでして命を懸けて護った日本はどうなっているでしょうか?
親が子を殺し、子が親を殺し、仲間をいじめて自殺に追い込み、連日のように異常な犯罪ニュースが流れ、自分にしか興味がなく、自分の身を守るためや我欲でしか生きていない人が大変に多いです。
また、国の中枢である国会では、与党も野党もほんとうに国のために動くというよりも、自分たちの票にしか興味がなく、様々な利権とつながり、自分のことだけで動いています。官僚も同様です。
硫黄島で散った兵士の方々、そして、すべての英霊の方々は、我々今の日本人をどのような思いで見ているでしょうか?
繫がれた命、懸けられた願い・・・。
私も含めて、私たちはなんとその命、その願いに気づきもせずに過ごしていることでしょう。
今日は改めて、気づかせて頂きました。
私自身の活動が少しでも、日本と日本人がよりよい生をまっとうしていくための一助になれることを願います。
日本が平和でありますように。
世界が平和でありますように。
地上に生きるすべての命の本来の使命がまっとうされますように。
人類がよろこびの中で、すべてと共生し、調和の中で過ごせますように。
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。
第二次世界大戦で戦死した旧日本軍軍人及び軍属の方々は、約230万人に及ぶそうです。そして、空襲や原子爆弾投下等で死亡した一般市民の方々は、約80万人及ぶそうです。ですから、日本人戦没者の合計は、約310万人にも及びます。
無念にも、戦争で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今の私たちの命はたくさんの方々の犠牲の上に成り立っています。戦われた方々によって繫がれた命だともいえます。
特に、東京の南約1080kmに位置する東京都である硫黄島(「いおうじま」ではなく正式名称は「いおうとう」)での戦いは、第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いといわれるほど熾烈なものでした。米軍がここを占領すると、直接日本本土への爆撃が可能になることから米軍による硫黄島攻略が行われたのです。
硫黄島には日本人兵士2万1千人が派兵されていて、この時は戦争の末期だったため、ほとんどの人が職業軍人ではなく、普通の仕事をしている一般市民の方々でした。(30代~40代の男性ばかりで、徴兵で一度戦地に行ったけれど奇跡的に生き延びて帰って来て、ほとんどの人が結婚して子供もいました)
その2万1千人のうち、無事生還出来た方はたったの1033人だったそうです。(ほとんどのご遺骨はいまだに島内に残っています)
当初、米軍は硫黄島の陥落に要する期間を5日間と予定していましたが、日本軍の奮闘で36日間もかかりました。
戦闘人数が圧倒的に違うので、必ず陥落されると分かっていながら、富士山につながる火山島のため灼熱の中で地下壕を堀りました。
この頃の日本軍には充分なスコップ、ツルハシなどは既になく、木製の道具や生爪を剥がしながらの素手での作業を行わなければなりませんでした。また、食料も大幅に不足、そして何より硫黄島には川、湧水の類は一切存在せず、飢えと渇きに耐えながらの重労働を行うこととなったのです。
作業中にも、噴き出す硫黄や気温70℃にも達する地下の環境により、事故や病気などでたくさんの死者や負傷者を出しましたが、最終的には全長28kmにも及ぶ地下陣地を完成させました。
そして、指揮官であった栗林忠道中将は、兵士へ自決の禁止とバンザイ突撃の禁止を命令しました。満身創痍であり、勝つ見込みのない兵士たちにとっては、自決と突撃による名誉ある死こそが救いであったといいます。
しかしながら、日本軍はこのような蒸し風呂状態の壕の中でじっと耐えながら、ゲリラ戦を展開して強力な米軍に立ちはだかったのでした。
こんなことは、生半可な気持ちでできるわけがありません。ではなんのために、日本兵はここまでのことをしたのでしょうか?
それは、本土にいる女、子供のため、日本と日本人の未来のために、命をなげうって1日でも本土爆撃が遅くなるように、1人でも日本人が生きながらえるように戦ったのでした。
栗林中将は、「人間は必ず死ぬ。だから、死ぬことが問題ではなくて、後世の人のためにどうやって生きて死ぬかが問題だ。だからこのような無防備なバンザイ突撃をするな。そして自ら命を絶つこともしてはならぬ」、「我々の目的は一日でもアメリカの侵攻を足止めすることにある。一日でも我々が生き延びれば、本土に残して来た家族がその分生き延びることが出来るのだ」と、名誉の死を選ぼうとする兵士一人一人に階級を越え説いて聞かせ、この言葉に異論を唱える者はいなかったといわれています。
ここには、懸けられた願いもあったと思います。『日本が平和になって欲しい!』『みんなが幸せでいられるよりよい国であって欲しい!』
今、その彼らがここまでして命を懸けて護った日本はどうなっているでしょうか?
親が子を殺し、子が親を殺し、仲間をいじめて自殺に追い込み、連日のように異常な犯罪ニュースが流れ、自分にしか興味がなく、自分の身を守るためや我欲でしか生きていない人が大変に多いです。
また、国の中枢である国会では、与党も野党もほんとうに国のために動くというよりも、自分たちの票にしか興味がなく、様々な利権とつながり、自分のことだけで動いています。官僚も同様です。
硫黄島で散った兵士の方々、そして、すべての英霊の方々は、我々今の日本人をどのような思いで見ているでしょうか?
繫がれた命、懸けられた願い・・・。
私も含めて、私たちはなんとその命、その願いに気づきもせずに過ごしていることでしょう。
今日は改めて、気づかせて頂きました。
私自身の活動が少しでも、日本と日本人がよりよい生をまっとうしていくための一助になれることを願います。
日本が平和でありますように。
世界が平和でありますように。
地上に生きるすべての命の本来の使命がまっとうされますように。
人類がよろこびの中で、すべてと共生し、調和の中で過ごせますように。
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。
正にその通りです。
アメリカはあの硫黄島の出来事を実行できる日本人の精神力が怖くて堪らないのです。
きっとジャップはいつかは必ず仕返しをされるに違いないと、それであらゆる手を打ち日本人を根底から我らに逆らうことのできないように、官僚の裏にいて色んなことを行い、それがたまにミスとして上がって来ているのです。
多くは語れませんが、貴殿のような方が日本に半分以上入ればこうならないのですが・・・・
日本は日露戦争で、初めて白人に勝った有色人種ですし、第二次大戦でも統率力のある大変に強い軍隊だったようですね。
ですから、北海モンベさんがおっしゃいますように、アメリカは日本のことが怖いと思います。
そのために、日本人が本来の力を出さないようにするために、見えるところでも見えないところでも、戦後から色んな干渉や工作が行われているのだと思います。
でも、戦うと際限のない争いが始まるだけですので、戦うことはよくないと私は思っています。
ただ毅然とした姿勢、対応はとても大切だと感じています。
日本人の皆さんに、自己肯定感や本当の意味で自分を大切にする想いが培われ、同時に心の奥に深い安心感が定着すると、本来心の根底にはある「和を以て貴しとなす」の精神が自然に発露してくると感じています。
私はそのために心の分野から、微力ながらほんの少しでも日本と日本人の復興のお手伝いをしたいと日々思っております。
過分なお言葉も頂きまして、ありがとうございます(*^_^*)