閲覧が出来なくなっている過去のメルマガの記事の主要なものを抜粋して載せていっています。今まで一部の人にしか話していない、伝えることを躊躇していたものもいくつかありますが、このブログでも公開しようと思い立ちました。
ただし、ずいぶん前に書いた文章ですので、今の私の表現とはもうすでに違っているところもありますし、補足、追加したいところもありますから、その部分については加筆していきます。
よろしければ、お読み下さいませ(^_^)
----------------------------------------------------
メルマガ しあわせに生きるための「トラウマ心理学」
『人間は霊的な存在である(2)』2016年2月
前回に続いて、あまり話してこなかったことを書いていきますね(^_^;)
心理療法の仕事を始めた頃に、高野山に行ったことがあります。奥の院という弘法大師のご遺体が安置されているところへと続く参道には、有名な戦国の武将たちや高名なお坊さんたち等々何千という色んな方々のお墓がありました。
奥の院に向かって歩いている時に、急に右手に見えない何かがひっついてきて、振り払おうとしてもしがみついている感じで取れませんでした。
とりあえずさらに歩いていると左手にもひっついてきました。さらに進んでいると体にもどんどんとひっついて来るのです。
そして、体中に山のようにひっついてきて、歩くこともままならないような状態になったことがありました。ひっついてきたものはすべて亡くなった人の霊でした。
またある時、付き添いで総合病院に行った時のことです。外来の待合にいてトイレに行きたいと思って場所を案内表示で確認すると、入院病棟へつながる通路の端っこにあることがわかりました。
行こうと思ってそっちに意識を向けるとすぐに、入院病棟の方には何人もの亡くなった人がいることがはっきりとわかりました。
ちょっと躊躇しましたが、しょうがなくトイレに行くと、入院病棟の方からトイレにいる私の方へと亡くなった人たちがどんどんと来ました。用を足して、逃げるように外来の待合に戻る時にも追いかけて来るのです。
病院でも高野山でも感じたのは、亡くなった方々が私に対して、「あの人間は自分たちの存在をわかっている」と感じ、私の仕事柄も相まって「なんとかしてくれ!」と集まって来たということでした。
亡くなった方々は、死んでしまったのに色んなネガティブな感情や思いをどうすることも出来ずに、成仏できないままこの地上に残られていたのです。中には、自分が死んだかどうかもわからないままの状態の人もいるように感じました。
前回もチラッと書きましたが、ネガティブな思いや感情は、振動数が遅いので重たくて、それを持ったままではあの世といわれる振動数が早く軽い周波数帯域には上がって行けません。あるいは、自分から上がって行きません。
このことは少しニュアンスが違いますが、生きている人間にも同じことがいえます。
私は心理療法の一つとして前世療法も行っています。それはインナーチャイルド療法で解放し切らない、例えば「自分が悪い」、「しあわせになってはいけない」などの強い思いや感情(思い込み・観念)がこの手法で消えていくことが多いからです。ですので、私のセラピーではクライアントさんのご状態に合わせて、適宜この二つの手法を使っています。
(生まれ変わりの真偽については、様々な意見があると思いますが、最近では学術的権威者がその存在を肯定することも増えています。私の場合にも、疑いようのない過去世の出来事の経験があります。私の「実体験」からの前世の存在の確信については、またどこかに書いていこうと思っています)
現場での前世療法からの経験では、一つあるいはいくつかの前世・過去世での出来事から持ってしまった強いネガティブな思いや感情、その時の感覚は、その当時に解放していないと魂の深い部分に染みつくように残って、あの世(専門的には中間世といいます)に上がっても、それがそのまま今生の自分のところへと持ち越してきてしまうということがわかりました。
例えば、過去世で人から裏切られてつらい思いをしてきた人は、「人は裏切るもの」という強い観念を持ってしまいます。また、そこには誰も信じられなくて、誰ともつながれなくて「独りぼっちでさみしい、悲しい」という感情も出てきます。
これを処理し切れずに持ち越した場合には、生まれ変わっても、もうすでに生まれてすぐの赤ちゃんの時から「独りぼっち」とか「さみしい」、「悲しい」という思いや感情を持っています。このために、この子は他の子供たちよりも、かなり傷つきやすい心の状態、資質を持っています。
(母親が子供の気持ちを受けとめてあげてスキンシップもしっかりとしているのに、よく泣く子、夜泣きが止まらない子などは、このあたりの過去世からのことが影響している可能性があります)
またそのために、大きくなるにつれて人との関係で、人からほんの少しでも自分に良い対応をしてもらえないと「コイツは裏切る」という思いが出てきて、「やっぱり、人は裏切るもの」、「人を信じてはいけない」という観念をさらに強化してしまいます。
そうして、この子(この人)は自分から人との距離を置くようになります。それでも、一人はやはりイヤだと思うと、自分と同じようなさみしさや悲しみを持っている人たちと関係を持つようになります。
それは、その方が明るく心が安定して元気な人たちといるよりも、同じ思いを持っている者同士なのである意味安心するのです。これが、周波数の共鳴、「類は友を呼ぶ」ということになります。
こうやって人は、ネガティブな思いや感情を解放、処理しないままでいることで、重たく暗い波動(周波数)を身にまとってしまい、軽くて明るい波動の流れ、人生へと進んでいけなくなったり、自ら進んでいかなくなりやすくなります。
このように、前世からのことも今生に密接につながり、多くの影響を与えています。
そして・・・、さらに大きな視野でこれらの現象を見つめてみると、過去世からのことも今生のこともすべて、魂が「体験する」ために自ら計画してきたことだということが長年の「実体験」からわかりました。
「魂の計画」というものがあります。占星術ではそれが垣間見られると感じていますし、実際によく当たります。占星術では、生まれた時の星の配列によって、基本的にどのような性格や特質を帯びるのかその傾向がわかります。
計画により、魂は自分が体験したいことをしっかり体験できるように、生年月日を選んで生まれてきます。
そして、この表現はイヤだと感じる人もおられるかもしれませんが、その体験に沿う親と家庭環境も選んで生まれてくることも「実体験」の中からはっきりと確信しました。
◆編集後記
こうやって文章にすると〈書くことで私の中にも整理と気づきが起こってきますf(^_^;)〉私が行っていることは、スピリチュアル色の強い特殊なもののように感じられるかもしれませんが、私の中ではたくさんのクライアントさんから見せて頂いたものと私自身が体験したもの、それらの「実体験」をただただ感じて整理し検証していくと、自然にこのような結論に至りました。
それから、私の方へ助けを求めて寄ってくる亡くなられている方々についてですが、私側のことでいえば、かつての自分の中にあった過剰な「人を助けなければならない」という思いがこういった方々を極端に引き寄せていたということでもあります。
私たちみんなが、ありのままの本来の自分を取り戻し、その人々がつながり、この世界が平和で心地よく、バランスのとれたものに変容していけますように・・・。
----------------------------------------------------
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。
ただし、ずいぶん前に書いた文章ですので、今の私の表現とはもうすでに違っているところもありますし、補足、追加したいところもありますから、その部分については加筆していきます。
よろしければ、お読み下さいませ(^_^)
----------------------------------------------------
メルマガ しあわせに生きるための「トラウマ心理学」
『人間は霊的な存在である(2)』2016年2月
前回に続いて、あまり話してこなかったことを書いていきますね(^_^;)
心理療法の仕事を始めた頃に、高野山に行ったことがあります。奥の院という弘法大師のご遺体が安置されているところへと続く参道には、有名な戦国の武将たちや高名なお坊さんたち等々何千という色んな方々のお墓がありました。
奥の院に向かって歩いている時に、急に右手に見えない何かがひっついてきて、振り払おうとしてもしがみついている感じで取れませんでした。
とりあえずさらに歩いていると左手にもひっついてきました。さらに進んでいると体にもどんどんとひっついて来るのです。
そして、体中に山のようにひっついてきて、歩くこともままならないような状態になったことがありました。ひっついてきたものはすべて亡くなった人の霊でした。
またある時、付き添いで総合病院に行った時のことです。外来の待合にいてトイレに行きたいと思って場所を案内表示で確認すると、入院病棟へつながる通路の端っこにあることがわかりました。
行こうと思ってそっちに意識を向けるとすぐに、入院病棟の方には何人もの亡くなった人がいることがはっきりとわかりました。
ちょっと躊躇しましたが、しょうがなくトイレに行くと、入院病棟の方からトイレにいる私の方へと亡くなった人たちがどんどんと来ました。用を足して、逃げるように外来の待合に戻る時にも追いかけて来るのです。
病院でも高野山でも感じたのは、亡くなった方々が私に対して、「あの人間は自分たちの存在をわかっている」と感じ、私の仕事柄も相まって「なんとかしてくれ!」と集まって来たということでした。
亡くなった方々は、死んでしまったのに色んなネガティブな感情や思いをどうすることも出来ずに、成仏できないままこの地上に残られていたのです。中には、自分が死んだかどうかもわからないままの状態の人もいるように感じました。
前回もチラッと書きましたが、ネガティブな思いや感情は、振動数が遅いので重たくて、それを持ったままではあの世といわれる振動数が早く軽い周波数帯域には上がって行けません。あるいは、自分から上がって行きません。
このことは少しニュアンスが違いますが、生きている人間にも同じことがいえます。
私は心理療法の一つとして前世療法も行っています。それはインナーチャイルド療法で解放し切らない、例えば「自分が悪い」、「しあわせになってはいけない」などの強い思いや感情(思い込み・観念)がこの手法で消えていくことが多いからです。ですので、私のセラピーではクライアントさんのご状態に合わせて、適宜この二つの手法を使っています。
(生まれ変わりの真偽については、様々な意見があると思いますが、最近では学術的権威者がその存在を肯定することも増えています。私の場合にも、疑いようのない過去世の出来事の経験があります。私の「実体験」からの前世の存在の確信については、またどこかに書いていこうと思っています)
現場での前世療法からの経験では、一つあるいはいくつかの前世・過去世での出来事から持ってしまった強いネガティブな思いや感情、その時の感覚は、その当時に解放していないと魂の深い部分に染みつくように残って、あの世(専門的には中間世といいます)に上がっても、それがそのまま今生の自分のところへと持ち越してきてしまうということがわかりました。
例えば、過去世で人から裏切られてつらい思いをしてきた人は、「人は裏切るもの」という強い観念を持ってしまいます。また、そこには誰も信じられなくて、誰ともつながれなくて「独りぼっちでさみしい、悲しい」という感情も出てきます。
これを処理し切れずに持ち越した場合には、生まれ変わっても、もうすでに生まれてすぐの赤ちゃんの時から「独りぼっち」とか「さみしい」、「悲しい」という思いや感情を持っています。このために、この子は他の子供たちよりも、かなり傷つきやすい心の状態、資質を持っています。
(母親が子供の気持ちを受けとめてあげてスキンシップもしっかりとしているのに、よく泣く子、夜泣きが止まらない子などは、このあたりの過去世からのことが影響している可能性があります)
またそのために、大きくなるにつれて人との関係で、人からほんの少しでも自分に良い対応をしてもらえないと「コイツは裏切る」という思いが出てきて、「やっぱり、人は裏切るもの」、「人を信じてはいけない」という観念をさらに強化してしまいます。
そうして、この子(この人)は自分から人との距離を置くようになります。それでも、一人はやはりイヤだと思うと、自分と同じようなさみしさや悲しみを持っている人たちと関係を持つようになります。
それは、その方が明るく心が安定して元気な人たちといるよりも、同じ思いを持っている者同士なのである意味安心するのです。これが、周波数の共鳴、「類は友を呼ぶ」ということになります。
こうやって人は、ネガティブな思いや感情を解放、処理しないままでいることで、重たく暗い波動(周波数)を身にまとってしまい、軽くて明るい波動の流れ、人生へと進んでいけなくなったり、自ら進んでいかなくなりやすくなります。
このように、前世からのことも今生に密接につながり、多くの影響を与えています。
そして・・・、さらに大きな視野でこれらの現象を見つめてみると、過去世からのことも今生のこともすべて、魂が「体験する」ために自ら計画してきたことだということが長年の「実体験」からわかりました。
「魂の計画」というものがあります。占星術ではそれが垣間見られると感じていますし、実際によく当たります。占星術では、生まれた時の星の配列によって、基本的にどのような性格や特質を帯びるのかその傾向がわかります。
計画により、魂は自分が体験したいことをしっかり体験できるように、生年月日を選んで生まれてきます。
そして、この表現はイヤだと感じる人もおられるかもしれませんが、その体験に沿う親と家庭環境も選んで生まれてくることも「実体験」の中からはっきりと確信しました。
◆編集後記
こうやって文章にすると〈書くことで私の中にも整理と気づきが起こってきますf(^_^;)〉私が行っていることは、スピリチュアル色の強い特殊なもののように感じられるかもしれませんが、私の中ではたくさんのクライアントさんから見せて頂いたものと私自身が体験したもの、それらの「実体験」をただただ感じて整理し検証していくと、自然にこのような結論に至りました。
それから、私の方へ助けを求めて寄ってくる亡くなられている方々についてですが、私側のことでいえば、かつての自分の中にあった過剰な「人を助けなければならない」という思いがこういった方々を極端に引き寄せていたということでもあります。
私たちみんなが、ありのままの本来の自分を取り戻し、その人々がつながり、この世界が平和で心地よく、バランスのとれたものに変容していけますように・・・。
----------------------------------------------------
ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
心理や人間存在についての専門的な内容は、HPの「こころのこと」に載せていきます。