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スンガイコロクからの国境移動

2018-09-11 20:56:14 | Weblog
今回旅してきましたマレー半島縦断鉄道旅の前半はバンコクから寝台特急に乗車し、タイ南部の中核都市ハジャイ駅で路線が西側と東側に分岐します

一般的にはマレー半島縦断鉄道旅は西側の路線を利用し、国境の駅でマレー鉄道に乗り換える場合が大半です

それに対し東側の路線はハジャイから更に200キロ近く南下してタイ国鉄最南端の終着駅であるスンガイコロクまで四時間の鉄道移動が必要になりますが、そのハジャイからスンガイコロクまでの地域がタイではイスラム紛争地域で頻繁にテロ行為が発生し、特に鉄道はその対象になりやすい?

そんなことから外務省から渡航先危険地帯のレベル3に指定されていますが、単に通過するだけなら・・・と思い行動した次第です!


まずは旅の出発点であるタイ国鉄バンコク中央駅(フォアラポーン駅)






発車予定時刻は15時10分でしたが、少し遅れて実際には10分遅れでの発車となりました




この列車はハジャイ駅で西線に向うパデンバザール行き寝台車二両と併合しており、全部で12両編成で寝台車以外に食堂車、座席車、荷物車も連結されている長大列車です
この列車を牽引するのは一台のディーゼル機関車




行先案内板にはご覧のようにスンガイコロク行きと表示されています




車内は寝台にセットされるまでは向い合わせの普通座席として使用され、夕方7時前から順番に寝台にセットされます




10分遅れで発車した列車は徐々に回復する事無く遅れが増え、同時にハジャイからはテロ対策として銃を持った兵士が一車両に数名ずつ警護乗車してきまして、車内の雰囲気は日本とは全く体験できない雰囲気を感じさせられます
同時にこの先の駅にはすべての駅が有刺鉄線で囲まれ、兵士が警備していました

そんな警護の厳しい中で終点のスンガイコロクには定刻より一時間遅れてのタイ時刻12時30分に到着






駅前広場には国境越え客相手のバイクタクシーが屯しており、乗らないか?と声を掛けられますが無視して通りを歩きます




駅から普通の速度で10分少しでタイ側の国境事務所に到着




ここで出国手続きをしますが、バイクタクシーを利用してやってきた人もバイクを降りて出国手続き




この事務所を通り過ぎると直ぐに橋を渡ります




そしてこの橋の真ん中に『友好の橋』の銘板が設置されており、その向こう側には今は運休している鉄道橋が見えます




更に橋を歩きますと今度はマレーシアの管理事務所が見えてきます




ここでは入国検査はパスポートを提示するだけで入国カードの記載も不要です



あつと言う間にマレーシア入国を果たし、管理事務所から300メートルほど歩くとロータリーに到着
このロータリーの手前の画像付近がバス停




コタバルのバスセンター行きは半時間に一本程あり、料金は5.1リンキッド
マレーシアのカネはこのバス停付近の屋台に頼めば割高ですが100バーツが10リンキッドで交換してくれました

そしてやって来たバスに乗車し、小一時間でコタバルのバスセンターに到着です




スンガイコロクから国境を通過し、バス停で20分ほどバスを待ちコタバルにはマレー時間の午後3時過ぎには到着出来ました

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