この半年ヘッドホンアンプを作ってきたものの、ふと、オペアンプの音はどんなものなのだろうかと
気になったので作ってみることに。
なにやら、「禁断のclassAAヘッドホンアンプ」と題されていて、非常に気になってしまって。
そもそも「classAA回路」とは何だろうと???
考えるより作って聞いてみない事には分からないので、勢いまかせて手持ちの部品総動員で
工作開始を。
毎度ながら好き勝手なアートワークで片面基板の出来上がり。
小型化も考えたものの、とりあえず大きめということで。
部品点数も少ないので、ポンポンと出来上がって音だしを。
電源が秋月のDCアダプター(12V)なので、フィルターも付けてみたものの、ノイズは皆無。
肝心のオペアンプはNE5532Pを。
オペアンプのオフセット電圧が、若干左右で違っているようで、0.6mVと1.6mVほど。
当初、入力側のDCをカットするために電解コンデンサを付けていたものの、
そのうちエージングで変わるだろうと思って2日ほどしたものの、どうも高域で
歪が多い様子なので、いつもながらのメタライズド(手持ちの関係で1μF)に交換することで、
交換後の音出しの時点から、すっきりした音に。
やはり、普通;;;の電解コンデンサ(100μF)ではダメなようで;;;
3日ほどエージングした結果、少し低域があっさりしすぎているというか、物足りない感じなので
両電源化しているため出力側には電解コンデンサは不必要ながら、あえて味付け?的な意味で
ルビコンの680μFを追加することに。
これまた3日ほどエージングしてみると、なるほど、これは良い音がしていて。
あとはOPA2134PAに交換してみるのも、楽しみかと。
その前に、以前作ったトランス15V電源も試してみるのも良いかなと。