茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

CROSS ROAD

2024-04-27 10:18:00 | 舞台・コンサート
シアター・クリアへ行ってきました。
「CROSS ROAD」の再演です。

予定より早く到着したので、あっきー友から教えてもらったシャンテ3階で開催中の特別展示会を駆け足で覗いて気分をあげます!

結構力を入れてもらっているようで、大型パネルがドーンと並んでいました。

とりあえず、あっきーね。
この顔、あんまり好みじゃないんだが、悪魔だから、ま、しかたない。
楽にもう一度来るので、そのときにゆっくり鑑賞しようと思います。

さて、22年の初演版は、色んな意味で残念でした。
音響のバランスが酷かったことや、話がなんとなくとっ散らかっていたこともあるけど、なんてったって、最前列で観劇予定の公演が突然中止になったという真っ黒な思い出に尽きます。
だから、今回はリベンジです。

問題のアーシャ役は若手のホープ加藤梨里香ちゃん。
パガニーニーは相葉裕樹さんで、アルマンは山寺宏一さん。
信頼の組み合わせです。

さて、演出に手直しがあるという話だったのですが、もともと一度しか観ていないのと、記憶力が衰えてきたのとで、正直どこが違うのかよくわかりませんでした。
お笑い要素が増えていたかな、くらい?

前列の端っこだったせいかもしれませんが、オープニング曲はなんかモワモワして全然歌詞が聞こえないし、なんかいやーな予感。
でも、あっきーが小高い丘の階段から降りてくる演出でふっとびました。
そして、大きな違いに気がつきました。

あっきーは、端っこの席の私の方にまっすぐ微笑みながら降りてくるのです。 
(あくまで本人の感想です)

この勘違い目線は、階段の向きが斜めってこと?
  あ、盆だ!

舞台の雰囲気自体はかわらない(と思う)けど、十字型の小高い丘みたいなのが盆で回転することで、パガニーニーの邸や楽屋になり、場面転換がスムーズになっていたようです。
(あとでパンフで確認しました)

過去と現在を行き来するので、相変わらず小間切れっぽい印象は拭えません。
脚本が変わっていないので仕方ない。
それに、語られない時間のなかにあったであろうあれこれを想像で埋めていくのはたやすい。
でも、それでも、アルマンとアーシャが全く面識がないというのは、やっぱり違和感を感じてしまいます。
そして、一番大きな違和感は時間の経過。
血の契約から100万曲時間ってことなのでしょうが、アーシャだけは時間が止まっている感じなんですよね。
明るく元気なアーシャは加藤梨里香ちゃんにピッタリでいいんだけど、そこがちょっと不満だったり。

久しぶりに聞く「カーサ・ノスタルジア」に癒され、坂ケンさんの存在感に笑わされ、すっかり頼もしくなった相葉裕樹さんの大きな演技に目を奪われ、山ちゃんの老執事の愛に涙しました。

そして、舞台の上のあっきーは、不思議な存在感溢れるアムドゥスキアスでした。
初演より、お茶目で人間ぽい感じが強くなっていたような気がします。
帽子とニーハイブーツで階段を降りる姿は宝塚みたいでしたが、衣装のイメージがハエだというのを何かで読んでいたので、座っているとき、ブーツの前膝の部分が突き出たみたいに見えて、ちょっと笑ってしまいました。
舞台の真ん中にいるのをみると、やっぱり嬉しいです。

次は楽公演で、ダブルキャストが変わるので楽しみです。

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