地震や津波に加えて、原発の被害が拡大している。震災で家がなくなったわけではないのに、地元を離れて避難しなければならない人たちの無念さは、どれほどのものであろう。
首都圏でも「乳児には水道水を飲ませないで」という呼びかけが行われ、多くの人が不安を感じている。診察室には早くも、「手を洗っても洗っても放射性物質がついている気がして」「水道水でいれたお茶を飲んだら . . . 本文を読む
東日本大震災は被災者ケアや復興財源が長期の課題になっている。先週に続き「時代の風」執筆者につづってもらった。
■原発を「許容していた」私--東京大教授・加藤陽子
3月11日午後2時46分。日本人あるいは日本に住む人々にとって、この時刻に何をしていたかについては、これから何度も問い返され、何度も記憶に再生されることとなろう。
東京都文京区に住まいのある私は、その時、マンショ . . . 本文を読む
今日の毎日新聞から気になったニュース、コラムをピックアップしてみた。
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■すべて想定されていた=福岡賢正(西部報道部) 原発事故の報道に強烈な居心地の悪さを感じている。その理由を突き詰めていくと、メディアが安易に使う「想定を超えた」という言葉のせいだと思い至る。眼前で今起きている事態は本当に想定外だったのか。 《最大の水位上 . . . 本文を読む