2008/05/03 09:24
中米の小国コスタリカには、大統領を相手にたった1人で訴訟を起こし、しかも勝訴して外交政策を変えさせた青年がいる。
イラク戦争が始まった2003年、米国はホワイトハウスのホームページに、戦争を支持する「有志連合国リスト」を載せた。日本はもちろんだが、コスタリカの大統領も親米だったためリストに含まれた。大学生だった青年はそれに異議を唱えた。
コス . . . 本文を読む
社説(2008年5月3日朝刊)
【9条を「国際公共財」に】
二国間同盟を維持する上で最も大切なのは「相互の信頼」だといわれる。信頼とは、してほしいと相手国が望んでいることをすることだ。
「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」(地上部隊の派遣)という米国の要求にこたえて小泉政権は、いち早くブッシュ政権支持を表明し、急ごしらえの法律に基づいて自衛隊をイラクに派遣した。
だが、大量破壊兵器 . . . 本文を読む
2008年5月3日
日本国憲法の規範としての力が弱まっています。現実を前に思考停止に陥ることなく、六十年前、廃虚の中で先人が掲げた高い志を再確認しましょう。
昨年七月、北九州市で独り暮らしの男性が孤独死しているのが発見されました。部屋にあった日記に生活の苦しさがつづられ、最後のページには「おにぎりが食べたい」と書いてありました。
男性はタクシー運転手をしていましたが肝臓の病気で働け . . . 本文を読む