錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

心の地図

2010年04月23日 | 清水
 自分の少年時代は、まさにファミコンブームでした。

 基本的にプラレールとか、Nゲージとか、実車も含めて「でんしゃ」が好きだったけど、友達の家で触った瞬間この世界的に有名なゲーム機のとりこになりました。色んなソフトで遊んだその思い出はまた今度書くとして、そんなファミコンを追い求めているうちに見てきた街の風景と思い出の話です。

 ソフトの年代で言うと初代のスーパーマリオが出た頃かな? その頃は今のような量販店もゲーム専門店もこの清水という田舎には殆ど無く、ソフトを買うなんて事になれば専ら個人経営のおもちゃ屋を利用していました。ゲーム機に対する認知度はそこそこ上がってきた頃でしたが、店頭に並べられているソフトは店によりバラつきが多々有り、目当ての物を探すのに何件も店をはしごする事が殆どでした。時には友達と情報交換しながら遠くまで足を運ぶこともありました。

 そうこうするうちに自分の中でおもちゃ屋巡回ルートが出来てきたりして、それに伴って周りの景色や街並みを覚えて行きました。裏道や細い路地も沢山覚えました。 今、こうやって振り返ってみると、自分のこの街に対する土地鑑や、心に刻み込まれていった地図はファミコンを軸として形成されていったのかも知れない・・・と思うこともあります。

 まぁ、年代によって追い求めた物は様々でしたからそれだけじゃないんですけどね。
 
 写真の清水駅前銀座、ここと清水銀座には色んな店があったな。
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