錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

しみずせんろめぐり

2017年05月08日 | 清水
君のGWは輝いていたかい?

俺の場合は、まぁまぁそれなりに楽しかったさ、良い天気だったしね。
車でちょいと遠くに出かけるのも良いけどさ、身近な景色の中を薫風と共に歩んで行くのも悪くないですぜ。



今回は横砂からスタートします。
国道1号線バイパス脇の廬崎神社(いおさきじんじゃ)です。なんか相撲が有名らしいです。
ガチの地元じゃないんで詳しくありません。(すいません)


せんろめぐりって言う位だから鉄道関連の施設を巡ります。
静岡鉄道 清水市内線の線路跡です。横砂駅跡から専用軌道跡を辿ります。



庵原川、ここに架かっていた橋が流されなければ、この路線はもうちょっとだけ長生きしていたはず。



蜆川(しじみがわ)橋りょうです。
脚台の後は今も健在で一安心です。数少ない清水市内線の遺構です。


東海道本線と併走しながら進みます。



静鉄バスの旧西久保車庫まで来ました。
3月に車庫の移転があったので、もぬけの殻です。


バス車両とかここで働いていた人とか全て居なくなって生活感がありません。
こういう景色も嫌いじゃないです。

















車庫の傍らに1列に並ぶ木製の電柱。
これは清水市内線の架線柱です。この車庫と共に路面電車の記憶も消えていくのでしょうか。


洗車機の横に朽ちた木材がありました。
良く見るとマクラギもあります。清水市内線時代の物?

ここで清水市内線の線路跡とはお別れです。


さぁ、今度は清水の隠れた桜の名所、大沢川です。
フォロワーさんに教えてもらった東海道本線の橋脚の確認です。


まずは静鉄の橋脚から。
年季は入っているけど、一般的なコンクリート製ですな。



そして、東海道本線の下り線の橋脚。
おお、レンガと石積みで、両側がコンクリートですね。


ちなみに反対側も同じです。
なぜこの形状なのか?ってのは分かりませんが、下り線の橋脚はここに線路が引かれて以来の姿かも?


銘板のチェックもしときます。東海道下り線から
日本鋼管 清水製作所! 三保にあったやつね。



続いて東海道上り線。
こっちは日立造船 神奈川工場なんだ。


ついでに静鉄も・・・ん、1901年?
製造メーカーは英国のパテント・シャフト社?らしいです。
よく見りゃリベットだし、意外と古い物なんですね。


あと、ここの橋梁の名前は「逆川橋りょう」と書かれていました。
大沢川じゃない・・・だと?
前にも書いたけど、鉄道関連施設は古い名前のまま残っている場合があるのでそう言った名残かも。

普段上ばっかり見てるので、足元の構造物は見過ごしがちでした。
なかなか興味深い発見でありました。


最後に、清水駅から東京方にある愛染川の橋脚も古そうな石積みでした。
ここにも色んな歴史が刻まれているんだろうな・・・。

今回は以上でございます。


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コメント
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