錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

TNカプラーを加工してナックルカプラーに交換する

2010年08月20日 | 鉄道模型
TOMIXの「あさかぜ オハネフ25」を眺めながら、これにボディマウントでナックルカプラーを取り付けできないかな?
と、考えていましたが、前回使った「KATOカプラー伸縮密自連形」のパーツの一部を応用できそうだったのでチャレンジしました。

例によって車両側へカッターは入れていませんが、今回はカプラーの台座側へ少し面倒な加工があります。

今回使用した物

・TOMIX 0374 密自連形TNカプラー
・KATO EF66前期形ナックルカプラー または ナックルカプラー長
・KATO ASSY 4470密連カプラー   または 6062C3 キハ80カプラーセットでもOK
・プラ板(厚さ0.3mm)



TOMIX 0374 密自連形TNカプラーです。




分解します。




台座です。これを使います。TNカプラーとカバーは使いません。




台座の中をフラットにするため邪魔なでっぱりをカットして削っておきます。
これが面倒なうえに精度が要求されるので気を使います。




14系さくらの時と同様に「KATO 4470密連カプラー」を分解します。
青丸のパーツだけ使います。




左の物を右の様に、台形に出っ張った部分をカットします。

※色が違いますが、一つ前の写真の青丸の中のパーツと同じ物です。



今度は横から見てます。左側の青丸の中の出っ張りを、右の様にカットします。
※ピンボケしてるけど手前にも同じ物があります。




これも14系さくらの時と同じく0.3mmのプラ板で板バネを作りました。




ナックルカプラーは右側の様に厚みのある部分を出来るだけ薄くします。




KATO側のパーツを組みます。
カプラーにトリップピンをつけておきます。
あと、ナックルカプラーを差し込む棒の先端を現物と対照しながら少しカットします。

このパーツをTNカプラーの台座に上からはめ込むのでカプラーを上下逆に入れます。




台座にカプラーをはめ込みました。
さすがにキッチリとはいかないけれど結構いい感じ。



上から見ます。
この状態でカプラーがしっかり復元するか?リップシャンクのバネ圧が十分か?軽くチェックします。
TNカプラーの台座にスペースが出来ていないと、板バネがしっかり動作せず脱線や自然解放の原因となります。
また、板バネ自体もシビアで、大きさが適正でないと動作不良の原因となります。



車両に装着です。(右側)
ジャンパ線のパーツもつけてみました。
比較用に左側には既に台車マウントタイプでナックルカプラーに交換したオハネフ25を並べました。



KATO 14系と並べました。
ジャンパ線のパーツがいい感じです。



連結チェック
KATO 14系スハネフと。
高さはピッタリです。




TOMIX オロネ25 (KATOカプラー) と。

やっぱり高いけど走行には問題無しでした。




TOMIX オハネフ25 (台車マウント ナックルカプラー) と。

連結間隔がいい感じですが、C280のカーブでギリギリでした。
ちょっとこの組み合わせは微妙。
ちなみに、C243では完全アウト。

これが気になる場合の応急対策は一番下。




KATO EF65-1000後期形3019-3 と。
バッチリです。




最後はボディマウント側のカプラーをナックルカプラー(長)に交換してから再度オハネフとチェック。

これならC280のカーブも余裕があってOKでした。



今回ここに上げた連結の組み合わせはウチのレイアウト上では自然解放も無く信頼性は十分な物でした。

あと、ナックルカプラーの裏側に接着剤を使ってリップシャンクを固定し、カプラーの復元機能もいらないって場合、板バネは無くてもOKでした。



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