錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

映画 ビーバップハイスクールに見る清水の街 その32

2015年11月23日 | ビーバップと清水の街



ビーバップハイスクール聖地巡礼の32回目。





今回は“音頭”と“完結篇”です。



まずは“音頭”のエンディングから
三保の飛行場です。薄っすらと灯台が見えます。微かに赤灯台も映っていますね。
映ってないけど、画面の左側は三保の松原です。


2015年の同地点。
ちなみに、“行進曲”で出てくるのは富士川滑空場です。



続いて、“完結篇”のパンダマンションへ向かいます。
簡単な位置ですが、右下の青丸は以前紹介した順子が極東の連中に囲まれた場所で、
左上の赤丸が今回紹介するパンダマンションの所です。



トオルが一人歩くシーンから続く空撮です。
畑の中に在る建設中の高架橋。これは当時建設中の国道1号線の静清バイパスです。
この道が出来て本当に便利になりました。清水・静岡駅前の渋滞が無くなったのが大きいですね。


今回も空撮は無理なのでこれでご勘弁を。
2015年のほぼ同地点、能島のICです。 今は色々変わっているので詳細な位置の特定は出来ませんでした。



空撮が続きます。 右に映っているのは天王町の交差点で、下に伸びている道路は北街道です。
立体交差がないと印象違いますね。バイパス建設中と言うのもポイント高いです。



今度は少し遠くまで見渡せます。
パンダマンションと瓦工場が見えてきました。



瓦工場があったところには薬局が建っています。
ちなみに、巴川流域にはかつて多くの瓦工場が存在しており、この映画に登場した工場もその中の一つだと思われます。
撮影した時に意識したとは思えないけど、この町の産業の歴史が垣間見えるのが素敵であります。


パンダマンションです。
パンダの絵が撮影地選定に良い意味で影響を与えたのでしょうか?



現在の同地点です。
壁面のパンダは消されていますが、建物は現役です。



菊永がパンダマンションから出てきたシーン。
道路の先に見える砂利の山はセメント工場の物です。



現在の同地点。



今回はここまで。

長い間、「映画 ビーバップハイスクールに見る清水の街」にお付き合い頂きましたが、今回が最終回です。

当初はこんなに続けられるとは思いませんでしたが、予想以上に多く、そしてディープな場所で撮影がされていて、
撮影地巡りではいつもと違った角度から町を見ることができ、楽しい時間を過ごす事ができました。

今更ながら、この町で撮影を行った映画関係者の皆様、
そして、この映画を愛し、当ブログをご覧いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

ありがとうございました。



新静岡駅とか、日の出埠頭とか、駅前銀座とか、細かく挙げれば紹介しきれていない場所がもう少しあるけれど、
それらは、いずれまた気が向いた時に。



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映画 ビーバップハイスクールに見る清水の街 その31

2015年11月15日 | ビーバップと清水の街




ビーバップハイスクール聖地巡礼の31回目。





前回、あと一回だと言ったな。あれは嘘だ。


・・・ごめんなさい。最終回ではありません。

まだ紹介したいところが残っていました。



“音頭”の1シーンから、新清水駅の巴町口の辺りですね。
左隅に踏切の警報機が映っています。

この1シーンのために1回増えたと言っても過言ではないのです。

学ランの集団が出てきた建物。映画館「オリオン座」なんですよ。

昭和中期の清水が「映画の街」だった・・・と言う昔話は大人たちから聞いていたけど、
自分が物心付いた頃から、清水市で映画館といえばこのオリオン座だけでした。

“音頭”の公開が1988年なので、その頃までは確実にやっていたのでしょう。
80年代最後期か、90年代の初めの頃に営業を終了したはずです。
ここが営業終了した事で、かつて映画の街として隆盛を極めた清水市から映画の火が消えた・・・
なんて感じのニュースだったか、新聞記事を見た覚えがあります。

その後、何年か時を置いてから、ドリームプラザで映画館が復活するとは思わなかったですね。
映画=オリオン座の印象が強かったから、もうこの街で映画館なんてお客が入らないだろうと思っていました。

写真でもう一つ、1階部分の庇に“5 SPOT”と描いてあるように見えるんですよね。
波止場踏切の所にある5 SPOTですが、元はここに在ったのでしょうか?
詳しくは分からないけど、ここに在っても不思議ではないですね。




現在の同地点。
オリオン座だった所は、清水年金事務所になっています。



ついでに、現在の 5 SPOT 波止場踏切近くに在ります。
高校のときの先生がここに入った事があって、なかなか良い感じのお店だった。と感想を述べていました。



続いても同じ流れのこのシーン。
清水橋の下から波止場踏切を向いたところですね。
散々紹介してきた場所ですが、ここの橋の下の密集感は何度見ても良いものです。


現在の同地点。




続いても“音頭”から喫茶店のシーンから。
そういえばこんなお店あったな~・・・ 程度の記憶しか無いですが、
ガラスに映りこんだ景色、懐かしいですね。古いオリエンタルビルが映っています。
バス待っている間によく行ったな・・・本屋さん。



今度は店内からの映像。
中満のビルとか、銀バスとか・・・うわー懐かしい。
こういう何気ない風景が映っている事にホント感謝です。
ちなみにこのバスは梅ヶ谷行きです。


行進曲の時にも使いましたが、現在の清水駅前の写真です。
この写真のモビットかエイブルの所辺りで撮影されていたと推測します。




今回は以上です。

次回で、とりあえずこのシリーズは終了です。



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液体コンパウンドによるレール研磨

2015年11月08日 | 鉄道模型
今日は液体コンパウンドを使った、レールクリーニングです。

レールクリーニングの方式としては、レールクリーナーや無水エタノールを使用して、レール面の汚れを拭き取る方式が一般的です。

汚れレベルが低ければそれで構わないのですが、長年放置していたり、湿気や埃の溜まりやすい環境下のレールとなると、
レール表面がくすんだり錆びたりして、いくらレールクリーナーで拭き取っても通電性は改善しません。


うちの鉄道では、レール・車輪について、末永く使用する事を前提に整備していますが、
“いざダメになったら新品と交換すれば良い”
という考え方のもと、砂消しやサンドペーパーや研磨剤の使用のように削る・磨く方式は特に制限していません。
まぁ、本物だって日々レール交換したり車輪削ったりしてるんですからねぇ。


以前、レールの酷いくすみに対してピカール使いましたが、あれを使うと効果は有るんだけど臭いが結構きついんですよ。
ピカピカになるのと引き換えに2・3日、部屋の中にピカールの臭いが篭るんですよねぇ
そんなんで、ピカール使うのちょっと億劫になってたんです。

ぶっちゃけ、無臭のピカール無いかなぁ?って思っていたところ・・・


今回、ホームセンターのカー用品コーナーで見つけたのがこれ。
ソフト99の液体コンパウンドトライアルセットです。 1400円位で売ってます。
写真のように3種類入っています。

ちなみに番数で言うとピカールは一番左の3000位だそうです。


このセットで嬉しいのが、Nゲージレールを磨くのに丁度良いサイズのスポンジが3個も入っていた事です。
これが結構使えるシロモノでした。


さて、くすんでしまったTOMIXのレール S72.5 。

マクラギの色が剥がれていますが、以前実験の一環で無水エタノールに浸けておいたらこうなりました。


超鏡面用の言葉につられて9800を使用しました。 嬉しい事にほとんど無臭!
スポンジには付け過ぎないで軽く拭くような感じで使用します。
ピカールもそうだったけど、石油成分が入っているのでピカピカにした後で十分脱脂しておきます。
(要はレールクリーナーや無水エタノール使ってよく拭き取っておけと。)


通電テストは良好です。
いや、ホントに鏡面だこれ。




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KATO E233系 中央線(T編成)

2015年11月01日 | 鉄道模型

前にも書いたけど、4月に立川行ってました。
毎日中央線に乗ってたらE233系がすっかり気に入りまして、衝動的に買ってしまいました。



KATO E233系 中央線(T編成) 基本&増結セットです。




313系とは違ったオレンジの電車、良いねぇ。




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