今年は弟国宮(おとくにのみや)遷都1500年!
市のHPにも特設ページがあり、
様々な催しが企画されています。
図書館でもそれに関連して展示が行われています。
弟国宮は古代にあった
所在地さえわからない謎多きみやこ。
けれど長岡京市にあったのではないか、
ということがとても有力視されています。
(展示風景)
4月、うつくしい牡丹で楽しませてくれた乙訓寺。
この周辺が、弟国宮の有力な候補地のひとつなのです。
乙訓寺のちかくにある
井ノ内(いのうち)地区や今里(いまざと)地区
からは古墳がいくつも見つかったり、
1メートルを超える柱の穴をもつ大きな建物の跡が
見つかったりしています。
(展示風景)
乙訓のせまい地域にこんなに大規模な
建物がいくつも存在することは珍しく、
「弟国宮は長岡京市にあった説」
の根拠のひとつとなっています。
展示では、調査結果をまとめた資料や、
発掘成果を撮った写真、
発掘された土器の実物などが展示されています。
(土器の展示)
弟国宮をつくった継体(けいたい)天皇は
謎が多い人物で、古代史上のミステリーともいえる存在だそう。
展示に、謎を解くカギが秘められているかもしれません。
・展示期間:開催中~6月24日(日)まで。図書館休館日を除く
・展示は長岡京市教育委員会による
・歴史資料展示コーナーについてはコチラ(市HP)
・長岡京市立図書館のHPはコチラ