西国街道は、豊臣秀吉が朝鮮出兵に際して拡張・整備した事から
「唐海道(からかいどう)」とも呼ばれています。
中小路家は、街道に面して南から軒まで漆喰塗り込めとした穀藏、
出格子窓を付けた長屋門、これらと統一的な外観を持つ木小屋と塀がつらなり
400年以上前の、旧家の屋敷構えを今につたえています。
幕末には聖護院門跡領の庄屋を務められたと、古文書に記されています。
本来なら所有者が居住されているので、中に入る事は許されませんが
中小路家は、歴史的建造物を活用しながら保存していくという
国登録有形文化財の制度のもとに、建物一部をコミニティーの場として
また喫茶店として開放されています。
門を入るとお庭が広がり、玄関はとても落ち着いた感じです。
中はとにかく、広い! とても広くて驚きました。
落ち着いた趣きで、心がホッと言ってるのが自分に聞こえてくる様です。
キッチンの上をみあげると、素晴らしい梁を見ることもできます。
*今年の営業は終了されました。来年9日より再開予定です。
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