長岡京市観光協会のブログ

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「継体天皇弟国宮と古墳・豪族居館」 ~市立図書館展示~

2018年04月30日 | 情報


今年は弟国宮(おとくにのみや)遷都1500年!

市のHPにも特設ページがあり、

様々な催しが企画されています。

図書館でもそれに関連して展示が行われています。

弟国宮は古代にあった

所在地さえわからない謎多きみやこ。

けれど長岡京市にあったのではないか、

ということがとても有力視されています。


(展示風景)

4月、うつくしい牡丹で楽しませてくれた乙訓寺。

この周辺が、弟国宮の有力な候補地のひとつなのです。

乙訓寺のちかくにある

井ノ内(いのうち)地区や今里(いまざと)地区

からは古墳がいくつも見つかったり、

1メートルを超える柱の穴をもつ大きな建物の跡が

見つかったりしています。


(展示風景)

乙訓のせまい地域にこんなに大規模な

建物がいくつも存在することは珍しく、

「弟国宮は長岡京市にあった説」

の根拠のひとつとなっています。

展示では、調査結果をまとめた資料や、

発掘成果を撮った写真、

発掘された土器の実物などが展示されています。


(土器の展示)

弟国宮をつくった継体(けいたい)天皇は

謎が多い人物で、古代史上のミステリーともいえる存在だそう。

展示に、謎を解くカギが秘められているかもしれません。


・展示期間:開催中~6月24日(日)まで。図書館休館日を除く

・展示は長岡京市教育委員会による

・歴史資料展示コーナーについてはコチラ(市HP)

・長岡京市立図書館のHPはコチラ