長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

歴史探訪ウォーク 勝竜寺城守りの最前線を歩きこむ

2016年12月06日 | 情報
12月3日(土)に長岡京市ふるさとガイドの会主催で行われた、

「乙訓歴史探訪ウォーク 守りの最前線 勝龍寺城土塁と堀、総構を歩きこむ」

に参加しました。



現在、城跡公園に整備され、市民のいこいの場となっている

勝竜寺城公園ですが、

本来の勝竜寺城は公園よりももっと広く、

JR長岡京駅付近までを範囲としていたそうで、

その痕跡が、なんと現在の街並みにも残っているのです!

今回は、城を守る設備である

「土塁」「堀」「総構(そうがまえ)」のあとをうかがえる場所を

巡ってウォーキングが行われました。

土塁あとを公園としているのが、神足神社のとなりの土塁公園です。



急な傾斜で築かれた土塁で、敵の侵入を防ぎます。

階段を登ってぐるっと一周すると、

その高さや角度などを実際に感じることができます。



この道、途中でカクっと曲がっています。

これは、なんとかつて堀があったという痕跡なのだそうです!



勝竜寺城公園駐車場のとなりの広場です。

右手側に段差があり、奥に向かって

なだらかな傾斜になっているのがおわかりでしょうか?

この低いところが、堀のあとです。

この堀を境として、高いところが「沼田丸」となります。

一見何の変哲もないただの道に思えても、

そこには歴史の痕跡がいっぱい残っていることを知りました。

帰り道には、この段差も何かのあと? 

ここで坂になっているのはもしや…!

と、想像が止まらなくなりました。