西山のふもとにある、長法寺です。
バス停「上長法寺」から歩いて5分ほどのところにある
静かなお寺です。
国宝の仏画 「絹本著色釈迦金棺出現図
(けんぽんちゃくしょくしゃかきんかんしゅつげんず)」
を、近年まで所有していました。
現在は、京都国立博物館が所蔵していますが、
長法寺には、大正9年に描かれたその模本(写し)と
「絹本著色釈迦金棺出現図」をベースに描かれた
「絹本著色平成釈迦金棺出現図」が保管されています。
このたび、その2点が、期間限定で公開されます
一般的な涅槃図と違い、
一度入滅した釈迦が、遅れて駆けつけた母の嘆きを鎮めるために
神通力で身を起こしたときの様子を描いたものです。
2011年に完成した平成版では、
鎌倉時代以降の涅槃図の特徴でもある
動物たちも、色彩豊かに新たに描き込まれています。
3月15日(日)から17日(火)まで
午前10時~午後5時
拝観無料です。