長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

~長法寺~ 「三諦章(さんたいしょう)」」   

2015年01月13日 | 神社・仏閣



平成27年を迎えた長法寺の様子です。

階段を上がり本堂へむかうと、瞳に鮮やかな天台宗の宗章である

三諦章の紋が入った幕が華やかに迎えてくれます。

天台宗の名の由来は中国の天台山から来ています。

天台山は天帝のいる場所(北極星を中心とした星座)

紫微星(しびせい)を支える三つの星、その真下にある場所という意味でが、

日本の天台宗の宗章には、この三つの星が十六菊の上に配置されています

パスポートなどでお馴染みの十六菊は日本の国を表しています。

この皇室を象徴する十六菊は最澄が比叡山に咲いていた

菊の花を桓武天皇に献上したのが始まりだと言う伝説もあります。



長法寺は長岡京市で唯一天台宗のお寺です。

清涼水が湧き出る「朧泉」をはじめ、山茶花も見頃になっています。