平成27年を迎えた長法寺の様子です。
階段を上がり本堂へむかうと、瞳に鮮やかな天台宗の宗章である
三諦章の紋が入った幕が華やかに迎えてくれます。
天台宗の名の由来は中国の天台山から来ています。
天台山は天帝のいる場所(北極星を中心とした星座)
紫微星(しびせい)を支える三つの星、その真下にある場所という意味でが、
日本の天台宗の宗章には、この三つの星が十六菊の上に配置されています
パスポートなどでお馴染みの十六菊は日本の国を表しています。
この皇室を象徴する十六菊は最澄が比叡山に咲いていた
菊の花を桓武天皇に献上したのが始まりだと言う伝説もあります。
長法寺は長岡京市で唯一天台宗のお寺です。
清涼水が湧き出る「朧泉」をはじめ、山茶花も見頃になっています。