秋の七草”萩” ~潤福寺~ 2014年09月07日 | 花 9月に入り朝夕が過ごしやすくなりましたね。 潤福寺では萩の花が咲きはじめてきました。 まどろまず ねをのみぞなく 萩の花 色めく秋は すぎにしものを (続後撰1088) (一睡もせずに泣いてばかりいる。 都へ帰れぬまま 萩の花が色美しく咲く秋は、過ぎてしまったのだなあ。) 菅原道真公が大宰府の地で詠まれた歌です。 当寺の大宰府は九州地方の役所が置かれていた所ですが、 京の都とは比べものにならなかったんでしょうね。 大好きな書物を手にすることも難しかったんでしょうか・・ 道真公の想いと、萩の花のはかなさが重なりあいますね。 垣根のムクゲも咲き始めています。 お散歩コースに是非加えてください!