ミヤマオダマキの花は何故か小雨が似合う。花や葉の形は異なるが、瑠璃色の花色
から露草を連想してしまう。新芽・蕾・花、どの状態でもカラッと乾燥した雰囲気よりも、霧雨や
小雨が似合う花です。
学名;Aquilegia flabellata
和名:ミヤマオダマキ(深山苧環)・耐寒性落葉宿根草(キンポウゲ科オダマキ属)


桜の花形に似た2cm程の小さな花、花弁の底部には薄オレンジ色の線模様のアクセントが
入る。庭では既に、ジュリアンとポリアンタが咲いているが、ベリスは遅咲き、やっと花を咲か
せ始めている。
和名は、黄花九輪桜。一つの花茎に付いている花と蕾を数えて見たが、ほとんど7~8輪。
多いものでは13輪、それだけ沢山の花を咲かせるプリムラです。
学名:Primula veris
和名: キバナクリンサクラ(黄花九輪桜)・耐寒性半常緑多年草(サクラソウ科サクラソウ属)


しみにしている花。
花径は1cm弱、草丈は10cmにも満たない。本来の花名は、'エリネス'。原種は、ピレネー
山脈の岩場などに自生する高山性の植物。耐寒性は強く冬でも常緑のままだが、少々、高温
多湿が苦手な花です。



学名:Erinus alpinus
和名:イワカラクサ(岩唐草)・耐寒性常緑多年草(ゴマノハグサ科エリヌス属)


静まり返る。
カメラアングルは、室蘭港西側、中小型船舶の船溜り。タッグボートが鏡のように静まり返った水面
を滑るように沖合いで待つ大型船に向かい出航。






まま。



へと船足を速めている。







わが国・固有種の雲間草は、北アルプスなどの一部の高山に自生する別の種類。
洋種クモマグサは、北欧の高山に自生する原種を交配した園芸種。花色は少々、
派手だが株姿は、このまま高山の礫地で生育しても似合いそうな花です。



学名;Saxiraga rosacea
和名:洋種クモマグサ(洋種雲間草)・耐寒性常緑多年草(ユキノシタ科ユキノシタ属)


響き渡る。
そんな自然環境の中に、室蘭市立喜門岱小学校がある。創立は明治26年、全児童数33名の
小さな小学校。
特に、花壇コンクールでは市内、全道はもとより全国で最優秀賞等の数々の受賞に輝いている
小学校です。






















ヤマザクラの種類は多く、多様な変異性に富んでいる。残念だが品種は不明。
花色はどの桜の花よりも淡い、桜色と言うより白色。花の中央には紅色の星の形をした紅模様。
枝全体に房状に花を付けている。名もない桜だが風薫る皐月の空に、枝を風に靡かせて花を咲か
せています。



シダレ桜ではないが、花の重みで枝を垂れ下げている。




プリムラ・ジュリアンと比較すると花茎は太く花径は5~7cmと大柄。花の色彩は鮮やかだが、
優しい花色。花は茎先に輪生状に咲く。冬の間は緑の葉と褐色の枯れ葉を付けたまま雪の下。
春を待ち侘びていたかのように一斉に花を咲かせ始めています。
学名;Primula pruhonicensis hybrids
和名:クリンザクラ(西洋桜草)耐寒性常緑多年草(サクラソウ科サクラソウ〔プリムラ〕属)
ワスレナグサは、花茎は約20cm程度、茎先に総状花序を付ける。花色は、爽やかな淡青色で
花の中心が淡い黄色の5弁の小花を咲かせる。
土壌はあまり選ばないが、やや湿り気のある場所を好む。秋の毀れ種が発芽しロゼット状の株を形成し
常緑のままで、冬を越す耐寒性の強い花。今が盛りと庭の方々で花を咲かせています。花の色は生育している場所によるのか、株によっては淡青や赤柴色も混ざる。
学名:Myosotis sylvatica
和名:蝦夷紫(流通名:ワスレナグサ)・耐寒性常緑多年草(ムラサキ科ワスレナグサ属)


草花にとっては恵みの雨。
一方、このところの陽気で、室内育ちの'ムラサキオモト’が勢いを増し、若葉の薄桃色を際立
たせている。
葉は成長するにつれて、葉表は薄緑色に紅紫色の模様が入り、葉裏を紅紫色に色付かせる。
コントラストの美しい観葉植物です。
学名:Rhoeo spathacea
和名:ムラサキオモト(紫万年青)
非耐寒性常緑多年草(ツユクサ科ムラサキオモト属)