初冬を知らせるオオハクチョウが、今年も幌別川に飛来し始めました。3,000kmほど離れた
繁殖地のシベリアからの長旅。穏やかな日の飛行速度は60km。さらに、気流に乗ると時速100
kmの速さで飛ぶと言う。
好天の日ばかりではない。この小さな身体で幼鳥を連れて。いったい何日かかって到達したのだ
ろかと、毎年 オオハクチョウを見るたびに思う。
親鳥と変わらない大きさですが、羽の色がグレーなのは幼鳥。オオハクチョウは家族単位で行
動します。
川岸の藪の中。野バラの赤い実が際立ちます。
マガモがオオハクチョウの群れと共存するように、羽根を休めています。♂の頭部は、緑色の
色彩が鮮やか。さらに、胸元の白輪模様がオシャレな水鳥です。