先日降った初雪、この牧草地には薄っすらと残るが街中の雪は解ける。朝から晩秋の空が広
がりました。家からほど近い、高さ60mほどの小高い丘の上の牧草地からの眺望です。
遙か遠くに、噴火湾を隔て対岸の渡島半島が波間に浮かぶ。当地からの直線距離は約40Km。
渡島半島の名峰、北海道 駒ヶ岳が頂に雪を抱いた山容を見せる。
エゾシカとの遭遇は2年振り。年間を通して,足跡を見かけるが姿を見ることは稀です。エゾシカ
は、人と出会うと立ち止まりジーッと見詰めて来ます。こちらも、カメラを構える体の動きを止めての
撮影。さらに、足音を立てずに距離を詰めて行くと、警戒心が強く猛スピードで走り去っていきます。
雑木林の木々は、紅葉のシーズンを終え葉を散らす。この林のミズナラは今が紅葉の最盛期
、「隠れ紅葉」の主役です。
再々、投稿しています。オオウバユリの種殻のランプシェードと、葉を紅葉させ艶やかな赤い実
を付けたカマツカ(鎌柄)。この場所に来ると撮影したくなる両被写体です。
北西の方角、約30km離れた冬の装いをした山々の景観です。画像の右端の山の頂に見え
る建造物は「2008年・北海道洞爺湖サミット」が行われたザ・ウインザーホテルです。一方、山
の裏側には洞爺湖の青い湖面が広がります。
ツルウメモドキ(蔓梅擬)は、周りの木々に絡み付ながら梢まで蔓をからます。黄色の殻と赤色
の実は、この時期の枯葉色の山野を鮮やかに彩っています。
牧草は、とても寒さに強い植物です。秋が深まっても・雪をかぶっても、瑞々し葉を茂らせてい
ます。居住地に隣接する牧草地からの光景です。