グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

オオハクチョウが飛来し始める

2013年11月24日 | 室蘭の景色


 初冬を知らせるオオハクチョウが、今年も幌別川に飛来し始めました。3,000kmほど離れた
繁殖地のシベリアからの長旅。穏やかな日の飛行速度は60km。さらに、気流に乗ると時速100
kmの速さで飛ぶと言う。
 好天の日ばかりではない。この小さな身体で幼鳥を連れて。いったい
何日かかって到達したのだ
ろかと、毎年 オオハクチョウを見るたびに思う。





 親鳥と変わらない大きさですが、羽の色がグレーなのは幼鳥。オオハクチョウは家族単位で行
動し
ます。

 






 川岸の藪の中。野バラの赤い実が際立ちます。





 マガモがオオハクチョウの群れと共存するように、羽根を休めています。♂の頭部は、緑色の
色彩が鮮やか。さらに、胸元の白輪模様がオシャレな水鳥です。


 

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4 コメント

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こんばんは♪ (yocco)
2013-11-25 17:23:45
愚かな人間ですから、もっと楽な一生を送られるよう進化しないのだろうかと思ってしまいますが
苦難を乗り越えたからこそ、いっそう美しく見えるのでしょうね
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こんばんは、yoccoさんへ (II.san)
2013-11-25 19:13:49
白鳥はとても家族の絆が強く、親鳥と幼鳥は寄り添うよう
に行動します。さらに、渡りの最中は親鳥が幼鳥の前後を
見守りながら飛行するそうです。
 グレーの幼鳥は、この川で越冬し成鳥になります。来年
の3月の初旬~中旬にかけて純白に生え変わった羽根を
羽ばたかせ、繁殖地の北に向かって飛び立ちます。白鳥
は美しく逞しい野鳥です。

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気流に乗る (なりひら)
2013-11-25 23:04:44
そうか・・気流に乗ると時速100kmで?それなら3千kmの長い道のりも飛べますね。

[猫ブログ]
http://blogs.yahoo.co.jp/dreamnozawak
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こんにちは、なりひらさんへ (II.san)
2013-11-26 10:05:22
 以前、nhkで放映されましたアネハツルのヒマラヤ越
えを見たことがあります。チベットからインドへ南下する
アネハツルが気流をとらえ8000m程の高度を飛行し
ていました。
 オオハクチョウもそれなりの上昇気流をとらえ飛ぶよ
うです。渡りの調査では、シベリアのタイガ地帯から海
を渡り数ヶ所の中継地で羽を休めながら、約2週間ほ
どかけて道内に渡ってくるそうです。
 今年の初夏の頃に生まれた幼鳥を連れ、長距離を
南下してくる健気なハクチョウ。、知れば知るほど感動
を抱く渡り鳥です。





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