当地では、5月の中旬頃になると一斉に庭の花々が咲き始める。今、庭で咲い
ている主な花々です。
ミヤマオダマキ(深山苧環)が、独創的な花を俯き加減に咲かせ始めた。青紫色の
花びらのように見えるのは萼片。本来の花は中央、5枚の白い花弁が円筒形を造る。
毎年、秋に採取した種を庭の方々に、散らすように蒔いておくだけで翌年、株を増や
す。いたって手のかからない耐寒性の多年草です。
セイヨウオダマキ。ミヤマオダマキに比べると、花の形も花色も艶やかで種類も
豊富。この花は、冬のあいだ屋内で育ててきた鉢植え栽培のオダマキです。
プリムラ系の花は、我が家の庭では4種類。中でも、このポリアンサは花は大
きく色も鮮やか。下の画像のプリムラは、ジュリアンと黄色の花弁のベリスです。
ワスナグサ(勿忘草)。5枚の瑠璃色の小さな花弁が美しい。さらに、花の中央に
は、リング状の黄色の模様がアクセントの可愛いらしい花です。
ヨウシュクモマソウ(洋種雲間草)。小さな株は地表に張り付くように広がる。細い
花茎を伸ばした先端に紅色の可憐な花を咲かせています。
当地では、クリスマスローズも この時期に花を咲かせます。冬の間は庭に積も
った雪の下で、緑色の葉を付けたままで冬を越します。極めて寒さに強い多年草です。
数年前に知人から頂いたカッコウソウ(郭公草)。赤桃色の花と薄緑色の葉との
コントラスが艶やかな花です。