「ストロベリーショートケイクス」

いろんな女の子がリアルに描かれてる映画「ストロベリーショートケイクス」。
題名の甘ったるさとは反対の結構ディープに女の子を描いてるなぁ。


「スペシャルな人のスペシャルになりたい！」
と神様（道端で拾った隕石みたいな石）にお願いする里子。

売れっ子イラストレーターなんだけど
プライドが高くってうまく感情を吐き出すこと出来ない拒食症の塔子。

お化粧と占いと男にしか興味がないＯＬちひろ。
結婚願望が強い。
ルームシェアしてるイラストレーターの塔子がうらやましくてたまらない。

デリヘル嬢の秋代は好きな男に逢いに行くときは女を感じさせない
メガネにＴシャツにジーパンとスニーカー。
秋代は棺桶に寝てるんだよ～！スゲー。


東京で頑張って生きてる４人。
頑張ってるのに思い通りにならない毎日。
焦り、苛立ち、嫉妬、自信のなさ。
な～んだか、どの子の気持ちも痛いほど分かります。

ありのままで生きられたら楽だけど、
やっぱり「私って一体何？」と問いかけながら
見栄張ったり、ムリしたり、人と比べたり、誰かに依存したり、
何度も壁にぶつかってボコボコになりながら生きて行くもんなんだよね。


面白いのが４人女の子の衣装やお部屋のインテリアに個性が出てること。
同じようにｐｏｗａのお洋服やお部屋も人からみると
「ｐｏｗａちゃんっぽい！」と言われるんだろうなー。
ｐｏｗａのお部屋って色があっちにもこっちにもゴチャゴチャとあるお部屋。
色は色でも色気でないんだよな・・・・。