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ぽわわーん日記

「おっ、青いじゃないか。」

2005年10月22日 | 
 「BLUE ROSE」

 英語で青いバラは「実現不可能」や「ありえないこと」の代名詞だそうです。

 アイランド花どんたくで奇跡の青いバラを見てきました

 が、

 「これってさー、紫だよ。」
 「うん。紫だね。」

そうです。
青というと絵の具の青を想像しちゃうのですが
パンフレットによると
”青色色素が花びらに存在する正真正銘の青バラがついに誕生したのです。”
だって。
青色色素ねえ・・・、微妙な表現。

ポスター(写真)は照明で青み帯びるように撮影してるのでしょう。
実物は最高の照明技術が駆使されてるのだろうけど
私の目には紫に映りました。

なによりも、本日powaをうならせたのが

「おっ、青いじゃないか。」

の一言。

1990年から14年間サントリーが「青バラプロジェクト」に取り組み
この開発に終止符を打ったのが重役会議で社長が発した

「おっ、青いじゃないか。」

おおっ!衝撃の一言!
ツルの一声!

このシンプルな一言で世界初の奇跡の青バラが誕生したのね。
このシンプルな一言でプロジェクトに携わった研究者やスタッフが報われたのね。
このシンプルな一言で一目青バラをとみんなは長い長い行列を作ってるのね。

ううっ。
社長の一言恐るべし。
社長が青と言えば青くなる。
社長の言葉のパワーにひれ伏します!

それでいいんだと思う。
だからこそ社長なのだ。

”青”と判断したのは測定器でもなく、学会でもなく、技術者でもなく、
企業の会議室でバラを見た社長の目だったことに妙に感服してしまいました。

社長さん、これぞアルケミスト!だね。


*追記*

朝一で青いバラを見にいったのでスイスイと青バラの前に到着。
残念ながら待ち時間に放映されてるビデオをじっくり見れませんでした。
「おっ、青いじゃないか。」ビデオをもう一度見たい。
青バラはいいからビデオを見せて~

*おまけ*

青という色には落ち着かせるパワーがあります。
悲しいとき青(水色)を見て泣くといいそうです。
思いっきり泣いた後、青をみてCool down。
青バラは2007年以降発売予定だそうです。
失恋して泣きじゃくる友達に一輪渡してそっと消えるといいなと思いました。