憧れの小さなバック

オシャレな友人のＵ子と待ち合わせをすると
いつも小さなバックを肩にちょんとかけ颯爽と現れるの。

それに比べｐｏｗａといえば・・・
荷物が多すぎて形が崩れた大きなバックをぶらさげてるの。
田舎から上京してきたばかりの書生みたい。（三四郎かよ？）

小さなバックでお出かけしたいけどさ、
会社帰りだとついつい荷物が多くなっちゃって。
なんでそんなかっこよく小さなバックにまとまるんだろ？
と不思議に思ってました。

あっ、そっか、Ｕ子は車移動が多いからだー。
いやいや、やっぱりオシャレに対する気合が違うんだろうな。


そういうことが頭にあるせいで最近はデパートに行けば
お財布とケータイぐらいしか入らないような小さなバックに目が行きます。

先日も洋服屋さんに飾ってある鮮やかなブルーのスエード地の
小さくて素敵なバックが目に飛び込んできました。

本当に素敵な色、デザイン！
肩にかけてみるとぴったっと身体に吸い付く。
あぁ・・・・素敵・・・！でも・・・

鏡の前で立ちすくんでいると
ｐｏｗａママが
「素敵！」
とさっさとｐｏｗａの肩から取り上げてしまいました。
そしてｐｏｗａと押しのけ鏡の前へ。
すっと背筋を伸ばし
「これ、買う。」
とさっさと買ってしまいました。

ううっ・・・、この展開・・・、ｐｏｗａを象徴してるー。
思い切った決断が出来ずに後から来た人にさっととられちゃうこと。
古い習慣を捨てることが出来ないこと。（大荷物を手放さない）
買えない程高かったわけでもないのに
母に買わせて借りちゃおうというセコイ計算をしたこと。
おおっ！まさにｐｏｗａの性格３点セット！

母は隠してしまって触らせてもくれないんだよなー。
借りるのも一苦労だろうなー。

小さなバックを肩にちょんとかけ颯爽と歩くのも
試練がいっぱい・・・・

３点セットを克服したときにはじめて憧れの小さなバックが持てるんだろうな。


＊ｐｏｗａの持論＊
「女はバックを見ればその人が分かる。
　男は車を見ればその人が分かる。」
値段とかじゃなくって、うまく言えないけど人柄が出ちゃう気する。
気をつけましょ。