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『野ブタ。をプロデュース』白岩玄

『野ブタ。をプロデュース』
白岩玄(しらいわ げん)
第41回 文藝賞受賞作
河出書房新社

芥川賞候補となった作品だったし、何よりも題名に
興味を惹かれていたところ、知人が絶賛していたので
読んでみた。

とある高校。さえないイジメられっ子の通称野ブタという
転校生を人気者にしようとする主人公の男子生徒。
自身は着ぐるみをまとい自分をも演じながら高校生活を
送っている。
すべてをさらけ出してみんなに笑われて人気ものになる
よう野ブタをプロデュースするのだが・・・・・

今の高校生たち(大人たちも、かも)を取り巻く問題が
おもしろおかしく描かれている。読んでいて、救いようの
ないいや~な感じは受けなかった。
何より、同級生をさえないおデブちゃんから人気者へと
「プロデュースする」という発想がおもしろいと思った。
気持ちよく笑えた。
最後のオチもなかなかシニカル。
作者は私の息子にもなりえる(^◇^;)くらい若い、若干22歳。
うーむ。
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愛犬パグたちの話

今日は愛犬のパグたちの話をしようと思う。

4年前。
近くに住む実家の両親が、介護をしていた母(つまり私の祖母にあたる)を亡くし、
その前に18年飼っていた愛猫の「海」を亡くし、その後釜に飼った迷い猫の
「ポンスケ」が雷のひどい日に居なくなり、自宅も引越をし、とにかくいろんな意味
で失意の底にあったため、何か気晴らしに、と犬をプレゼントした。

犬の調教を仕事としている高校時代の友人の伝(ツテ)で、かわいいかわいい黒パグ
を入手した。猫を、とも思ったのだが、少々手間のかかる犬の方が、両親にとってそ
れが生きがいになっていいかな、と思ったのだ。
生まれて1ヶ月半、片手に乗るほどの小さい小さい、その黒パグはオスで、さっそく
「ボンタ」と名づけられ、大事な大事な家族の一員となった。
その日から、我が家(実家)は、ボンタボンタボンタ、とボンタ一色だ。何をするに
もボンタが中心、最優先。
私たち夫婦も、ほぼ毎週末、ボンタに会いに実家に遊びに行くようになった。
家の中は、みるみるうちに明るくなった。
(その可愛さ、愛しいさたるや、とても簡単には説明できないので、これから徐々に
この場をお借りし、ちょこちょこ紹介させてもらいます)

ボンタを飼い始めてから約1年半後、いつものように公園でお散歩中に、ある1匹の
メスのパグに声をかけられた!正確には、パグをお散歩中の若い夫婦が声をかけてき
てくれたのだ。
相手はフォーン(茶色)の、とっても可愛い女の子、「ドナ」。
それから2匹(2家族)の交流が始まり、めでたく2人(2匹)は結ばれた。
ドナは、ボンタの子を、6匹も、どの子も無事出産してくれた。4匹の黒(うち1匹
オス)、2匹のフォーン(2匹ともオス)の、それはそれは可愛い子供たちだ。
私たちは、そのうち、一番どんくさそうな、フォーンのオスを譲ってもらうことにした。
それが「アリ」だ。

そして今、そのアリも2歳に。一番どんくさく、ひ弱だったアリも、今ではなんと、
体格のいい父親のボンタと変わらない大きさにスクスクと成長した。
2匹とも、私たち家族にとってかけがえのない存在だ。そんな私たちと愛犬パグたちの
話も、ここでは少しずつしていこうと思う!

しかし、あー、かわいい!
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桑田佳祐

いつも友達と話をするとき、「あれって最悪だよねー」とか
「あれがキライ!」とか、考えてみると、キライなものに話を
咲かせ文句を言いつつ笑いあっている、という場面が多い。
ような気がする。

なので、自分の「好きなもの」について、少しずつ書いていこ
うと思う。やっぱり、楽しい話しなくちゃね。

ぐふふふ。

桑田さんが、好きです。サザンオールスターズの桑田さんです。
彼らのデビューの頃、私は中学1年生でした。
桑田さんの「声」にひと目ぼれ。ん?ひと耳ぼれ。
それ以来、ずーーーっと片思い。
桑田さんの歌声、歌詞、曲、歌い方、話し方、笑顔、手、声の
トーン、歌のウマさ、顔、とにかくすべてに憧れています。
誰が何と言おうと、永遠の憧れの人です。

恐らく、世の中の桑田さんファンの中でも、自分が一番桑田さん
を好きに違いない!(^◇^;)と、ずっと思ってます。
考えてみると、13歳の頃から、何かにつけ、桑田さんの声が
そばにあった。
もちろん、他にもいろんな音楽を聴くけど、桑田さんの曲は
いつでも空気のように私のそばにあった。
私の人生の中の、あたりまえのリズムなんだなあ・・・

私がいろんな音楽を聴くようになったのも、桑田さんの影響だ。
桑田さん自身、ほんとにいろんな音楽を聴いて育っている。
桑田さんの「幅の広さ」「振り子の幅の大きさ」「奥深さ」は
そんなところから来ているのだろう。

これからもずっと憧れの人です。
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