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『ある秘密』 フィリップ・グランベール

痩せっぽちでひ弱な”ボク”は、両親の若き日の素晴らしい恋愛の物語を夢想する。
痩せっぽちでひ弱であるがために、そんな素晴らしい両親に対して負い目が
ある。だから、たくましい想像上の兄さんを作り上げ、そしてまた夢想する。

15歳の時に、そんな素晴らしい物語がすべてウソであったことを知る。
家族の間にあった「ある秘密」を知る。

著者の自伝的小説であるそうだ。どうりで淡々とそっけない文章からも、現実的
な匂いがした。
私たちが決して理解できることのない、第二次世界大戦、ホロコーストがもたらした悲劇や、戦後も生き残った彼らを苦しめる現実。負い目。
戦後に生きる”ボク”には知りえなかった、両親の、家族の暗い過去。

戦争というのは、戦争が終わっても、なお、人々を苦しめ、2重3重の不幸をつくり
あげているのだということを、あらためて知った。
文章は、本当に淡々としているのだれど、だからこそ、重い。そして悲しい。
悲しいけれど、最後には、どこか救いがある。

この本は、フランスで高校生の選ぶ本のコンクールの受賞作だったそうだ。
その事実も、とても救いになる。

日本では、「セカチュー」が高校生の間のベストセラーだったらしいけれど、
自分の国や歴史に対しての考え方や意識が、もうこの頃から違っているの
だろうか。

またまた歴史を知らない私が、勉強させられた本でした。
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PRIDE31

初めて、格闘技を観戦しに行った。
格闘技と言えば、ボクシング以外はあまり好きではなく、
プロレスなどほとんどテレビでも見たことがなかった。

仕事がらみではあったのだが、行ったのは「PRIDE31」。
さいたまスーパーアリーナだ。

全部で9試合。
中には20秒で終わってしまったKOの試合もあったが、
ほとんどの試合が3ラウンドフルだった。

始めは、やはり格闘技はケンカのようなもので、人が人
を殴る、とか、蹴るとか、という行為が嫌い(怖い)な私は
時折目を背けては、チラチラと観戦している状態だった。

しかし、段々、体力の限界、身体の能力を賭けて戦って
いる姿に、思わず見入ってしまうようになったのだった。

そして最後の試合は、西島洋介VSマークハント。

当然、私はほとんど格闘技に対する知識がないのだが、
隣に居た相方に解説してもらい得た知識として、
マークハントは、元K-1の王者、対する西島洋介は、
ボクシングの元WBF世界クルーザー級の王者。
1992年に日本で、「西島洋介山」としてプロボクサーデビュー。
活躍したのだが、その時自分につけられた作られたイメージ
から抜け出したく、本格派のボクサーを目指し、単身渡米。
アメリカでも活躍をしたのだが、怪我で試合から遠ざかって
いた。日本でのライセンスはもうないため、日本でのボクサー
としての資格がなく、そんな時に彼が出合ったのが
「PRIDE」だったそうだ。

苦労した時代、家計を支えていたのが奥さん。彼の2人の
息子は彼の戦う姿を見たことがなかったそうだ。
そんな自分の姿を息子達にも見せるべく!と、今回の
プライドデビュー。

そんな背景もあり、私は西島洋介を応援していた。
西島のそんなストイックな姿勢にも好感が持てた。
がんばれ!

結果、西島のKO負けではあったのだが、あくまでも
ボクシングで勝とうとする西島の姿勢、打たれても打たれて
も立ち上がり、ダメージを受けても折れない西島の気迫、
36キロ以上も体重差のある大きな相手をひるます彼の根性。

そして何より西島の「プライド」は、この日一番の輝きを放って
いたように思えた。
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荒川選手、金メダルおめとう!&あんぱん

とうとう、フィギュアスケートの荒川選手が金メダル!
おめでとうございます。

朝方の朦朧とした意識の中、荒川選手のすべりはとても
美しかった。

さて。
その今朝方。テレビをつけたまま、明け方から目を覚まして
ベッドの中に居た。うつらうつらと、フィギュアを見ていた。
時々、画面と音楽と夢が一緒になり、テレビの映像が
不思議な映像になったりしたが、かろうじて荒川選手の
すべりまでこぎつけた。

と思ったのだが、実際のところ、荒川選手がすべっている
のをうつらうつら見ていたら、やっぱり夢と一緒になった。
荒川選手が滑っているリンクの端っこに私が居て、荒川
選手から投げられる「あんぱん(揚げて砂糖がついている
やつね)」をキャッチし、その場でくるくるとスピンするのだ。

観客からの大歓声。音楽。
そして、また投げられたあんぱんをキャッチ。その間、荒川
選手は演技を続けている。

現実のテレビの画面と音楽に合わせて、私の夢は続く。
あんぱんをキャッチすると、大歓声。そして私のスピン。

気がついたときには、荒川選手はテレビの中でフィニッシュ
のボーズを決めていた。
そこで、ハッキリと私も目を覚ましたのである。

あー、なんという夢だろうか。
あとで、キチンと、荒川選手の金メダルの本物のすべりを
見直さないと!
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う~ん、癒されるぅ~

あ~やっぱり癒される~
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ねぎ焼き「やまもと」

大阪に来たからには、何か大阪らしいものを食べよう!

と、出張の合間を縫い、チラリと大阪の街へ。
大阪初心者が居たのもあり、一通り、道頓堀のグリコ、
通天閣などを、駆け足で巡る。

そして、ねぎ焼きを食べようということに。

十三に本店があるという、ねぎ焼き「やまもと」梅田店。

昼時だったせいか、店内は満席。
昼間からねぎ焼きと、ビールを飲んでいる人が結構居た。

ねぎの香りと、生地の焼けた匂いがいい香り。
5分ほど待ってから、豚ねぎ焼きを注文。
豚バラの焦げた香ばしさと、ねぎの香りと、フワフワの
生地。うーん、おいしかった!

きっと探せば、もっと小さなお店で、知る人ぞ知る!的な
店があるのだろうけれど、この有名なお店も、もちろん、
やっぱりおいしかったです。

こういうB級グルメはやっぱり、大阪やね。

しかし、ねぎ焼きに約1,000円は、ちと高い?
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ダンサー 『康本雅子さん』

サザンオールスターズの昨年末の年越しライブの模様を、いつもの
ようにVTRで見ていた。
桑田さんの歌も、サザンのステージも、もちろん素晴らしいのだが、
近年、ダンサーのみなさんが、とてもいい。
BOHBOのダンサーなんて、みんな格好いいよねー。

そして、ひとり、毎回目を惹くダンサーが居る。

康本雅子さん。

自身も舞台をこなしている他、振り付けでも活躍されているらしい
が、私は、ここ数年の、桑田さんやサザンオールスターズのステージ
でバックダンサーとして、その姿を見ている。
踊りが本当に美しい。しなやかな体も美しい。顔もかわいい顔しているし。
色気もある。

この方のプロフィールは、どこにも詳しくなく、謎めいているのだけれど、
パパイヤ鈴木らが立ち上げた会社の、音楽活動をするための事業部
「プランチャイム」のメンバーのようだ。

その世界では、とても有名なダンサーらしく、ぶっ飛んでいる感じがまた
魅力のようだ。
とにかく、最近は桑田さんのステージに毎回、登場している。

「夢に消えたジュリア」では、ロングのチャイナドレスを着て、オカッパ頭
でセクシーに扇子を振りながら踊る。ライブでは、バレエを披露してくれたり、
一昨年末の年越しライブでは、ちょっとしたドラマ仕立てのビデオに、
桑田さんの相手役として登場。
去年の年末の全国ツアーでは、黒い下着姿で、美しい踊りを見せてくれた!
すごい!

彼女の踊りは、素人の私が見たって、しなやかで繊細な感じを受ける。
だけど、大胆でセクシー。
う~ん。桑田さんも、彼女をとっても気に入っているのだろうなあ。
私も、桑田さん(サザンオールスターズ)のライブでは、最近ではこの康本さんを
はじめ、パパイヤ鈴木のところのダンサーの踊りも、とても楽しみにしている。

こんなに踊れたら、楽しいのだろうなあ。
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torino 2006

日本人選手がなかなかメダルに手が届かない中、トリノオリンピック
は開催中だが、やっぱり強い人は美しいなあ、と思う。
鍛えたしなやかな体で躍動する姿というのは、本当にかっこいい。

毎日、いろんな競技を、ほれぼれと見ている。

ところで。
今回のオリンピックのロゴマーク。「torino 2006」のデザインが、とて
もいいと思う!背景のデザインや色も素敵だし、真っ黒に真っ白字の
「torino 2006」が特に素晴らしい~。
なかなか好きです。やっぱりイタリアだねー。

やっぱりイタリアだね~と言えば、開会式のフェラーリもかっこよかった。
あのフェラーリの姿とエンジン音だけで会場を沸かせるのは、さすが。
それから、やっぱりイタリアだね~のもうひとつは、選手のコスチューム。
アルマーニのデザインだそうだけれど、いいなあ。
イタリアでの評価では、カザフスタン選手のコスチュームがダントツだっ
たそうです。
日本は?・・・・

今回の開会式で、イマイチかなあ?と思ったのは、オノヨーコのところ
かなあ?「イマジン ピース!」と叫んでいたけれど、なんとなく、ピン
と来なかったし、その後の、ピーターガブリエルの「イマジン」も、う~ん
と思っていたところ、パバロッティの歌声に、目が覚めた!
存在感があるなあ。

そして、一番感動したのは、あのジャンプの人を模った「マスゲーム」(^◇^;)
なんとなくカワイくて、ああいうの好きです。
やってる人たちも、ボランティアの人たちだということだったけど、みな、
わらわらと楽しそうにうごめいていて、見てるこちらも、楽しかったし、とても
よく出来てる!と感心!
北朝鮮の人たちが見たら、「ここがズレてる!」などと言うのかもしれないけど、
あの「わらわら感」がいいなーと思う。

それにしても、日本人選手!がんばれ~
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かたくりミニ牧場

先日行った武蔵村山市の 村山温泉『かたくりの湯』。
(2/12の日記)

温泉もほのぼのいい感じなのだけれど、その温泉の前にある
「かたくりミニ牧場」。
牧場とは言えない、小さな小さな馬小屋があり、ポニーが数頭
うろうろしている。
牧場とは言えない、ちいさな動物ふれあいコーナーのような
感じではある。
馬が居たり、うさぎ小屋があったりして、文字通り、ふれあう
ことができる。

入場料は無料(あれではお金は取れないけれど)で、馬や
ウサギのエサ、(1袋100円)を買ってください。となっている。

小屋はボロボロ、何のサービスもないし、農家の散らかった庭先、の
ような感じだ。うさぎ小屋も、小学校にあったうさぎ小屋と変わらない。

それはそれで、またまたほのぼのとしていていいのだけれど、
少しもったいない気がした。せっかくのミニ牧場。
もう少し、手を加えれば人気が出ると思うのだけど・・・

うん。実にもったいない。
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武蔵村山 『かたくりの湯』

実家のある東京都小平市から車で約2、30分ほどのところに、
武蔵村山市がやっているという、「かたくりの湯」という温泉がある。

ここがまた、ほのぼのとしていて、とってもイイのだ~。
目下、ちょっとしたお気に入りです。

武蔵村山の市民は、700円(休日)、それ以外の住民は800円という
入場料で、温泉(露天風呂など数種類のお風呂)やサウナ(ミストサウナ
もあり)、温水プールなどが楽しめる。
別料金で、マッサージなどのリラクゼーションもある。

都内の大きな温泉施設に行くと、なんだか異様な雰囲気があって、
おかしな人たち(表現ができないのだけれど)が居たりするのだが、
ここはなんとなく、家族連れなどが多くて、ほのぼのとしている。
過剰なサービスがあるわけでもなく、市の施設らしく、無駄がない。

そして、休憩室にある食堂がまたいいのだ。
うどんとかそばとか、ラーメンやカレー。よくあるスキー場の食堂のような
食堂なのだけど、これが安くて美味しい!
なんとなく、味もサービスも、優しく親切なのだ。

この施設に行って、ヤダな~という気持ちになったことはなく、いつでも
なんとなく、心も体もほかほかとして帰る。

オリンピック観戦で寝不足でフラフラの体を、優しい温泉で、じんわりと
暖めてきました。
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トリノが始まった!!

トリノ冬季オリンピックが始まった!

どちらかと言うと、冬季のオリンピックのほうが好きだ。
夏に較べて、競技種目も少ないし、ハデさはないのだけれど、
冬のスポーツの持つ魅力がそこにはある。

山があって雪がある。自然を舞台にして、人間が限界に挑む
姿は、本当に美しいと思う。

とにかく、また寝不足になりそうだ・・・

ところで。
やっぱり、オリンピック(というか、スポーツ)観戦は、やっぱり
NHKに限る、といつも思う。
どこの局だかわからないのだが、偶然に見たオリンピックの
番組で、上戸彩が出ていた。今回はトリノにも取材に行っている
イメージキャラクターらしのだけど、はっきり言って、彼女は必要
なのだろうか?

いろんなものを賭けて競技をしている選手や、その戦いぶりの
美しさに、彼女のわけのわからないコメントや笑顔は、まったく
不釣合いだ。と思う。(カワイイけどね)

開会式の現場からの映像は、出てきた牛のオブジェをみて、
「モーモーさん!モーモーさん!かわいい!」「超シアワセ!」
などと叫ぶ彼女が映っていた。
そして、戦い終えた上村愛子を招いての番組では、いちいち
アナウンサーが上村愛子が居るのにもかかわらず、「彩ちゃん
はどう思いましたか?」などと質問していた。

サッカーのトヨタカップの時も、彼女はイメージキャラクターとして
出ていたが、とにかく、スポーツをスポーツとして、きちんと見せて
もらいたいものだ!とつくづく思ってしまう。

芸のないタレントの番組と一緒にされてしまって、日本というの
は、スポーツに対して、まだまだ意識が低いのだなあ、と感じて
悲しくなるのだった。

と、おばさんのように嘆きつつ、NHKやBSで、寝不足でフラフラ
になりながら、オリンピックナイトは続く・・・・

ところで、開会式のパフォーマンスで、ジャンプの動きを表現した
(人文字?というのかな)は、とってもよかったね!
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神田の夜はふける

神田の串揚げ屋さんに飲みに行った。

串揚げももちろん美味しいのだけれど、
ここは焼酎や日本酒の品ぞろえも充実していた。

私はお酒が、とにかくアルコールがダメで
全く飲めないのだが、飲べえの友達は、
ああああ!あれもあるこれもある!
ああだこうだ!
ばんざーい!
と大はしゃぎ。

私もお酒が飲めたら、これだけたくさんの種類を
目の前にしたら、大喜びするんだろうなあ。絶対!

それにしても彼女らは、相変わらすハイペースで
「すみませ~ん!山猫をロックで!」
「すみませ~ん!おかわり~!」
などと叫び続けている。

烏龍茶で笑い続ける私だったが、
気がついたら、始発電車で帰路についているのだった。

まったく、不良妻である。

帰ると旦那さんはなんとオリンピックの
開会式を見ていた!
そうだった!
今日からトリノ五輪の開幕だった!
やばい!また寝不足が続く。

朝まで飲んだくれている場合ではないのだった。

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『ミュンヘン』

1972年 旧西ドイツのミュンヘンでオリンピックが開催されている最中に起きた
テロ事件。パレスチナの武装グループが、オリンピックのイスラエル選手村を
襲撃し、イスラエル代表チーム11名を人質に取り、交渉、人質解放のための
作戦などの失敗により銃撃戦の結果、11名全員が死亡する、という最悪な
結果で終結した。

スピルバーグが描く「ミュンヘン」は、この「ミュンヘンオリンピック事件」の、その後の話。
選手団を殺されたイスラエル政府は、パレスチナゲリラを暗殺する、という「報復」
を決断する。自国の機密情報機関“モサド”の特殊工作員に事件の首謀者11名の
暗殺を命じるのだが、この「ミュンヘン」は、このテロで亡くなった
イスラエル選手への追悼の意をもって、その工作員の苦悩が描かれている。

全編を通して、72年当時の、古い映像を見ているような錯覚に陥る、リアルな映像。
ミュンヘン事件の当時のイスラエル選手村への襲撃のシーン、銃撃戦のシーン
では、イスラエル選手はイスラエル人の、武装グループにはアラブ人の俳優ら
を起用した、というスピルバーグ。彼らはそれを重くうけとめ、
そのシーンの2週間にわたる撮影は、とても感情的で胸の痛む作業だった、と
語っている。
なるほど、あのシーンは本当にリアルで、緊張感があって、胸がグイグイとしめつけ
られる迫力があった。

この事件から30年以上経った今でも、世界は同じことを繰り返している。
「目には目を」というこのイスラエル政府の「報復」は、結局、何の解決にもなって
いない。そしてこの教訓は、何にも生かされていない、ということが悲しい。

ミュンヘンオリンピックと言えば、日本男子体操が金銀銅メダルを独占したり、
塚原の「月面宙返り」が話題となったオリンピックだ。
このような悲惨な事件があったにもかかわらず、中断されたオリンピックは、
「テロに屈しないオリンピック」を主張し、追悼式典の後、34時間後に再開され
たのだそうだ。

事件当時、私は7歳。
そんな事はおぼろげに覚えているのだけれど、はずかしながら、この事件のこ
とは、まるで覚えていなかった。

そんな私に、また、何かを考えさせてくれました。
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街並みを楽しむこと

丸の内、六本木、汐留、お台場、品川、表参道・・・
流行のお店やグルメなお店がまとまっていて、そこに行けばすべてを楽しむ
ことができる。華やかで、大きなビル。
にぎやかで、都会で、なにやらオシャレなものも、たくさん揃っている。

なんとなく、ディズニーランドに来たみたいな、別世界に来たような気持ちに
なって、少しワクワクする。

だけど、ふっ・・・と思う。あんまりおもしろくないな。
なんだか、どこに行っても、同じみたい。すべて揃った箱の中に入れられて、
これを見なさい、これを食べなさい、と言われているような気持ちになる。
そんな箱の中で、操り人形みたいに動いているような気持ち。

やっぱり、その街には街の、町には町のいろんな魅力がそれぞれあって、
自分にも見たいもの、欲しいものがそれぞれあって、見たいお店を覗いてみ
たり、ふっと新しいお店を見つけてみたり。
ぷらぷら散歩をしながら、街並みを楽しみたい。
商店街を歩いたり、町のおそばやさんに入ったり。
スーパーじゃなくて商店街で買い物をする。

そんな風に思っていると、その建物の中に居ることが、ものすごくイヤにな
ってしまって、外に出た。

全部揃っていて便利なものって、すごく魅力的だけど、少し寂しいよなあ。

東京に暮らしながら、六本木ヒルズに1度しか行ったことがない私でした。
(^◇^;)
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老犬クー太 18歳

NHKにんげんドキュメントで放送された「老犬クー太18歳」。

長い間にわたって、飼い主である人間と共に暮らし、家族の一員として
皆の支えになり生きるペットたち。

医療の進歩や食べ物の改良によって、長生きするようになった犬の
「老後」と飼い主たちの生活がテーマになっていた。
犬も痴呆などの「老い」と向かい合わなくてはならない。そしてそれを介護
する人間も、同じように老いていく。

老いた人間が、老いたペットを介護する。共に生きることの素晴らしさと、
また、その介護の大変さ。少し考えさせられるテーマだ。

しかし、このクー太。寝たきりのクー太を介護する家族の姿には、胸が
いっぱいになってしまった。
言葉にはできないけれど、涙が止まらなかった。
そして、このクー太は、皆に看取られ旅立っていくのだが、こんなに愛され、
とても幸せな一生だったのだと、思う。

方や、子犬のお腹を切り裂き、そこに麻薬をつめ、輸出入している人たち
が居るのだ。考えれないことだ。

何の疑いもなく、人間を信頼し、寄り添う犬たち。
私も、我が家の犬たちが一生を終えるときには、(そんな事考えたくも
ないけれど)、そばに居てあげたい。

「犬の十戒」を思い出しました。

「犬の十戒」

1. My life is likely to last ten to fifteen years. 。
Any separation from you will be painful for me.
Remember that before you buy me.

私の一生は15年くらいです。
ほんの少しでもあなたと離れていることはつらいのです。
私を家族に迎える前に、そのことを考えてください。

2. Give me time to understand what you want of me.

あなたが私に望むことを理解できるようになるまで、少し時間をください。

3. Place your trust in me-it's crucial to mywell-being..

私を信頼してください。私にとって、それがいちばん大事なことなのです。

4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
You have your work, your entertainment and your friends.
I have only you.

私を長時間、叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事があり、楽しみがあり、友達もいます。
でも、私にはあなたしかいないのです。

5. Talk to me sometimes.
Even if I don't understandyour words,
I understand your voice when its speaking to me.

時々は私に話しかけてください。
あなたの言うことはわからなくても、
私に話しかけるあなたの声はわかるのです。

6. Be aware that however you treat me, I'll neverforget it.

あなたが私にどんな風に接しているか、私は決して忘れません。

7. Remember before you hit me that I have teeth
that could easily crush the bones of your hand
but that I choose not to bite you.

私を叩く前に、思い出してください。
私には、あなたの手を簡単に噛み砕くことの出来る歯があるけれど、
私は決して噛まないようにしていることを。

8. Before you scold me for being uncooperative,obstinate or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I'm not getting the right food, or I've been out in the sun too long,
or my heart is getting old and weak.

私のことを、言う事を聞かない、だとか、頑固だとか、怠け者だとか叱る前に、
まず自分に問い掛けてみてください。
きちんと食事を与えましたか?太陽の下に長く放置しておきませんでしたか?
もしかすると、年をとってどこか弱っているのかもしれません。

9. Take care of me when I get old; you, too, will grow old.

私が年老いても、ちゃんと面倒をみてください。
あなただっていつかは年をとっていくのです。

10. Go with me on difficult journeys.
Never say,"I can't bear to watch it, or, "Let it happen in myabsence."
Everything is easier for me if you are there.
Remember, I love you.

私が旅立っていくときには、そばにいてください。
「見ているのは耐えられない」とか、「自分のいないところで逝かせてあげて」
なんて言わないでほしいのです。
私は、あなたがそばにいてくれれば、どんなことでも安らかに受け入れられます。
それから、忘れないでください。私があなたを愛していることを。

Author Unknown
作者不詳
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特技は 『野菜のみじん切り』

我が家のパグ(息子の方)のアリは、ちょっとした特技がある。

「野菜のみじん切り」である。

元来くいしんぼうのアリは、とにかく何でもまず口に入れる。
2歳になって、少し大きくなってから、ちょっとは神経質?になり、
まずは匂いを嗅ぐ、などして、やっと好き嫌いがでてきた。

それでも、とにかく、くいしんぼうではある。

そのアリが、唯一、一旦口にはするけれど、プッ、と口から出す
もの、それが、野菜の葉物である。
特に好物は、サラダ菜。

何が楽しいのか、一枚与えると、パクっと口にするのだけれど、
プチッと、少し食べては、そのまま下に、プッっとそうっと落とす。
そしてまた一口。飲み込まずに、プチプチやっている。
気がつくと、サラダ菜一枚分のみじん切りが、アリの足元にでき
あがっている、というわけだ。

どうせ食べないので、もったいないのだけれど、そのアリの顔と
技を見るのが楽しくて、いつも少しあげてしまう。

先日、他の野菜はどうかしら、と、少しだけにんじんのスティック
をかじらせてみた。すると、どうだろう!足元にオレンジ色の
物体が!よし!にんじんも出来るのだ!

いや。(^◇^;)
もうちょっとマシな特技を身につけないとね、アリ!
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