らぷんつぇる**

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ひとりごとを言ってみたり。など。

Wicked ウィキッド

2009年10月24日 22時36分26秒 | Theater
こないだ梅田に行った時に衝動買い(!)してしまった劇団四季「ウィキッド」のチケット。
今日観てきました!

*あらすじ*
人間と動物が同じ言葉を話し、ともに暮らしている自由の国「オズ」。
ここにあるシズ大学で、性格も外見もまったく異なる2人の少女が出会う。
緑色の肌と強い信念を持つエルファバと、美しくキュートな人気者グリンダ。
最初は反発し合う2人だったが、やがて絆を深めていく。
そんな時、動物たちが次々に言葉を失っていくという異変が起きる。
危険に身をさらして動物たちのために戦うか、首謀者達に祭り上げられて国のシンボルになるか…。
2人はお互いを思いやりながらも違う道を選ぶことに…。


「オズの魔法使い」に至るまでの話をうまーく作り込んだストーリーです。
なぜ親友の2人が「悪い魔女」「善い魔女」と呼ばれるようになるのか、ライオン・かかし・ブリキのロボットといったドロシーの旅の仲間の過去、そしてドロシーがオズにきた理由…。
いろんなところに「オズの魔法使い」につながる伏線が張ってあって、「ほほう」と思わされること間違いなし。
ときどきちょっと苦しい気がするけど。。。

内容は、ずばり、「女の友情」。
意外とあまり描かれることのなかったテーマかも。「男の友情」は多いけど。
もちろん恋愛も絡んでます、関係悪化のきっかけはやっぱり男なのね。
あと姉妹間でのなんともいえない感情のもつれとか。
女性の心を掴む演出だと思います。
実際、女2人連れっていうお客さんが多かったような。

最初に「お姫様~」な衣装でブリブリのしゃべり方するグリンダが出てきた時はほんとにディズニーかっ?!と思ったんだけど(そして若干恥ずかしい気持ちになる…)、物語が進むにつれ、あーオトナのファンタジーなのねと思えてきた。
シュールなシーンもあるしさ。
確かに、亡くなったひとの靴をもってっちゃうドロシーはお行儀が悪いよねぇ(笑)
17:30開演で終わったのが20:30ごろっていう時間だからかもしれないけど、子供をあまり見かけなかった。。。

なんと、この舞台ブロードウェイでは開幕以来入場率100%なんですと。
衣装とか、舞台装置もなかなか独創的。
今回、私は初めてスタンディングオベーションを目の当たりにしました
日本人もやるんだ!と思って、ストーリーよりも何よりもそのことに一番感動した!

現在大阪梅田の大阪四季劇場で公演中。

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