らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
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ひとりごとを言ってみたり。など。

連休1日目

2009年09月19日 20時58分22秒 | きょうのできごと
さて、予定皆無の連休をどうやって過ごそうか。

来年は引っ越しだし、遠くなってしまう京都に今のうちに行っておこう。

てなわけで京都に行って来ました。
大原にするか、もちょっと手前の修学院離宮周辺にするか悩んで、大原は紅葉の時期に行きたいかも…という結論に達し、一乗寺あたりを巡ることにしました。

お目当ては詩仙堂
なかなか乙女な(笑)スポットらしい。
しかも、近くにはおいしい天然酵母パンのお店もあるらしい。
行くしかない。

出発は7:40。
連休だし混むだろうし朝一を目指すのだ。
9:00前の河原町はさすがに空いている。
がっ、予想外の事態…バスが混んでる~。
まさかみんなお寺観光?!と思ったらほとんどの人が美術館前のバス停で降りていった。
今ルーブル展やってるんだもんね。

詩仙堂最寄りのバス停で降りようと思っていたけど、やっぱり修学院離宮から下ってこよう、と思い直し、修学院離宮道のバス停で降りる。
えーと、修学院離宮はどこ??
たまにしかない案内表示を追いかけ、ひたすら歩く。



やっとそれっぽい門の前に来たー、と思ったら、あれ、入れない!
なんとー、修学院離宮は予約制であった。
くそー、宮内庁め!
しかたないので次なるお寺、曼殊院へ。
これまた結構遠い。



やっと来ました曼殊院。
中は思いのほか広かった。
部屋に対して廊下が斜めに走っていたり、土地を贅沢に使った建物!
意外とお庭は小さかったかも。
今、高貴なお客様が来た時にしか使わなかった特別な厨房が公開されています。
特別な厨房、ってすごいなー。
普段使わないと厨房って荒みそうだけど。

やっと秋になったばかりだと思っていたけど、気の早い子はもう赤くなり始めていました。



そして次、圓光寺。
これまた結構歩く。
「徒歩5分」て書いてあった看板から、絶対5分以上歩いたと思う。
そしてここ…なぜか受付不在につきセルフサービス。
料金はここに入れて下さい、って、お釣り欲しい人はどうするんだろう。
さらにこのお寺には何故か家康公のお墓が。
これはかなり予想外であった。



そしていよいよ待望の詩仙堂へ。
詩仙堂は圓光寺からすぐでした。
迷わない一本道。
ここは今は曹洞宗のお寺だけど、もともとは山荘だったそうです。
こぢんまりしていて、落ち着く感じ。
座って庭をぼーっと眺められるし。
実際そうしている人が多かった。
私も、ぼーーーっ。



バス停の方に向かいながら、天然酵母パンの店「こせちゃ」へ。
食パンと食事系のパンを2つ買った。
切り干し大根パンもなすみそパンも、具がぎっしり入ってておいしい!
食パンはこうじとごはんを発酵させた酵母を使って作っているんだとか。
これも、もちっとしててなかなかでした。

さらに、バス停手前の一乗寺中谷でおやつ。
どうやらイチオシは中谷パフェ、らしいのでそれを注文!



おおー、ぎっしりだ。
何だかわかるものから何だかわからないものまで、階層性をなして積み上がっとる。
メニューによると、「でっち羊羹、お茶寒天、バニラアイス、抹茶ジェラート、とうふ羊羹、豆乳プリン」だそうだ。
とうふ羊羹てなんだろう。
食べたくせによくわかんなかった。
これ、かなりの食べ応え。
ほかにもわらびもちパフェや和菓子洋菓子いろいろあって、またこの辺来たら寄ろう、と思いました。

バスに乗って帰ろうかと思いながらも、小銭がなくてめんどくさく、四条方面に向かってえんえんと散歩を続けるわたくし。

途中で可愛い雑貨屋さんも見つけたし、
はじめて京大に侵入したし、
一澤信三郎帆布に行ったし、
買おうと思っていたジャケットも買ったし、
充実、充実。

京大には「くびくびカフェ」なるものが正門前に作られていました。
何かというと、5年で契約を切られてしまう非正規雇用のひとたちがそこでストライキをやっているのです!
そこで資金集めにカフェやってるみたいで。
えらいカラフルに「くびくび」なんて書いてあったので、可愛かった。。。

今回のお散歩で京都市東側エリアの地図はなんとなーく頭の中にできたかも。
あ、今回の収穫として、知恩院の前の時計屋さんを発見したのはよかった!
最近手作り時計が好きで、清水寺の近くに工房があるのは知っていたんだけど(これも迷いついでにたまたま発見)、同じ系列のお店がもうちょっと駅に近いところにあるのは嬉しい。

さて、あしたは「ケーキ年の数だけ食い」に挑みます。
Coming Soon。