日本に帰ってきました✈️🐈
新しいカメラのレンズを買っただんなさんがバリでたくさん写真を撮ってくれたので、少しずつ、アップしていこうと思います(*´∀`)♪
上の写真は、ウブドでの写真
やっぱり、バリ大好きだなー
日本に帰ってきました✈️🐈
新しいカメラのレンズを買っただんなさんがバリでたくさん写真を撮ってくれたので、少しずつ、アップしていこうと思います(*´∀`)♪
上の写真は、ウブドでの写真
やっぱり、バリ大好きだなー
去年の今頃は新百合ケ丘の病院に入院してたらしい・・・🌸(記録によると・・・ 必死だったからか? 記憶が曖昧だけど。。。 〈その日も会議で忙しそうだったA井先生と少しの間窓の外の桜を観てた記憶は鮮明に憶えてる…
忙しい時
や辛い時😞、綺麗なもの🌸💎を観てイメージ脳?右脳?を開放すると、癒されますよね・・・👼💫〉 T海大から転院後、はじめての入院🏥
憶い出すのは、A井先生が、抗がん剤の種類を、チョコレート🍫に例えて、教えてくださったこと。 シスプラチンの中でも、メーカーにより、商品名ブリプラチン、ランダというものがあり、名前が違ってもどちらも効能は同じだよ!というのを、解りやすく教えてくださったのです
ちょっとファンタジー風味(☜私の大好物。。。
)だし、怖さも和らいで、とてもありがたかった
☝︎りえちゃん(PLANET LULUのりえちゃん日記のシーケンス・・・)によるキットカット懐かCM。。。🍫
そして、投与する時、チャキチャキな感じの看護師さんが、世間話で笑わしてくださり、気を紛らわせてくださりながら、「実はもう、こんなお話してる間に、薬剤入っていってるんですけどね!(☜恐れるこたないっすよ!って感じで…)」テキパキお世話してくだすったことを憶い出す 新人看護師さんの話とわたしの話を交互に聞いて、答えてたりするので、「なんか聖徳太子みたいですね!
」と言うと、「あれって、どうやら単なる伝説みたいですよー
」とか話してた憶え😅
その後、なぐさめの星でキン肉マン歌ったー♪(´ε` )(・肉・)💪🏻(☜これは4月末の入院だったかな。。?? (^◇^;))
キットサクラサクよ〜〜🍫❤️🌸🌸🌸
Disney's Tangled- At War with Yourself
ラプンツェル見てる📺🍳
このラプンツェルの内なるせめぎ合いのシーンが大好き😅(ひとごととは思えなくて(・_・;)
以前にも自分、そっくりそのままなこと書いてて、ほんとわたしのじんせい金太郎飴みたいよ(゚o゚;;㊙️㊙️㊙️🍭🍭🍭
![]() |
塔の上のラプンツェル [DVD] |
ディズニー | |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
10年前に書いた、ピンクとわたしの人生の関わり。。。🎨←文中リンクにて…🎀
昔は、ピンクコンプレックス(ピンクは選んではいけないという強迫観念の持ち主)だったのです💦
(例外や個人による好みのバリエーションは勿論あるとして…)女性が、割合ピンクを好む傾向があるのは、社会的な意味だけではなく、ホルモンと脳の関係もあるのではないかと予測してますー🙄💓
そして、その10年前の日記で、乳がんとピンクリボンについても語っていた…
個人それぞれのタイミングがあると思うので、あんまり、こういうことは伝えない主義だったのだけど、やはり、女性は、特に40過ぎてからは、自分が乳がんになる可能性を考えて、検診に行った方がいいかもです。。。 長生きするために⏳ (近頃若年性のがんも増えてると思うので、20代〜30代から気に掛けてるともっといいかも…) (日本人女性に乳がんが増えたのは、食生活の欧米化が影響しているという説もよく耳にしますね… 私は自分の乳がんは、過度な飲酒🍻🍷と運動不足が大きな要因だと思ってますが。。。😱 うん、食生活もあるだろうな…)
マンモグラフィーに関しては、まだまだ懐疑的に考えてますが。。。(しかし、T大学医学部付属病院乳腺外科のT尾先生🐯👠いわく、乳房の石灰化を見つけることに関しては、エコーよりもマンモグラフィーの方が優れてるそう…🤔)
子宮の方も、もっと、自分の身体を無視せず、大切に考えて労わってあげれば良かった、身体が発してる声に耳を傾けてあげれば良かったと思ってます😞(“子宮の想い”に蓋をしてしまってた…)
もっと前に(もっと早くから)子宮の声を恥と考えず、向き合うことが出来てたら、失うことは無かったのかもしれない…
今は、失ってしまった子宮の幻影と向き合うことが、私の人生の意味のひとつだと思ってます🐓(だから、決して暗くなったりはしてないのですが。。。 これも私の唯一無二の人生の途中経過なので…🌈)
売り言葉に買い言葉で、(今考えれば..)とってつけた反論を展開してしまったけど、FLYING KIDSとか、クオリティの高いバンドは確実にいたと思う...
でも極端な日本語ロックアレルギーなダンナさんと話すときは(聞く耳持たずけちょんけちょんに言われるので...)デリケートな問題...
(防衛反応??
相手の言いようがあんまり酷くて立腹するとわけわからない反論を展開してしまったりー ←傷ついたあまりに乱射。。??)
THE COSMIC JOKERS:SCI FI PARTY
ダンナさんと私の手持ちの音源(CD、LP...)、被ってたの、イエスの危機とジャミロクワイのスペースカウボーイだけだったって書いたことがあったけど、そういえばこれも被ってたのだった~~~ こんなところで被るとわ。。。
どーゆうことなんだ。。。
(ヘンタイ夫婦??
)
The Cosmic Jokers...(ダンナさんはLPで私はCDだったけど...
ダンナさんのLPのおまけで付いてたポスターが以前欲望ルーム←トイレ
に貼ってあった。。。
今はメアリー・ブレア&Hobeeだらけに...
)
![]() |
Sci Fi Party [12 inch Analog] |
クリエーター情報なし | |
Unknown Label |
私のバヤイ、わけわからず
にジャケ買い...
(こんな感じ、好き
) そういうこと多い
たしか、1994年頃、クララオーディオアーツと共に生まれた
ロスアプソンにて.....
〈ひとつ前の日記の余談...〉ちなみに、手塚治虫の火の鳥も次兄の本棚から借りて読破 あと、細野不二彦のさすがの猿飛と鳥山明のドラゴンボールも読破。。。 あと、風の谷のナウシカが連載されてた頃のアニメージュ 大友克洋の童夢 あとベースマガジン...
長兄の部屋では、高橋留美子のうる星やつら全巻読破 萩尾望都は「ルル、これを読むといいよ」と何故か直接手渡される
(←の割には内容よく覚えてない。。。
) 佐々木淳子のダークグリーン 川原由美子の前略ミルクハウス 江口寿史のストップひばりくん ホットドックプレス。。。
ロッキンF ギターマガジン 安部公房の「壁」はもらってしまうほどハマる。。
....&、今、私がシニカルヒステリーアワーからはじまって玖保キリコにハマってたとき、(当時2人の兄ちゃん些細な理由から冷戦状態だった...下の兄ちゃんが大学に無事に入って仲直りするまで二年余...
)両兄から“いまどきのこども”の同じ巻を同時にプレゼント
してもらって
困った
ことがあったのを思い出した~~
←そんな感じでたびたび気ィ使ってやつれた。。
(でもそういう時を経て
、今めちゃくちゃ〈私を差し置いて。。〉再び仲いいよ!!!
気&神経使って損した~~
)
(話が逸れたけど。。)ちなみに母の本棚からは、向田邦子本や作家の家族たちが書いた「回想の太宰治」や「父 萩原朔太郎」 &歴史読本(特に幕末にハマる...)
父の本棚からは、薬学事典、魚の名前の図鑑 ことわざ&格言辞典 中日ドラゴンズ選手名鑑 とか拝借してよみました~~~
そんな感じで、(家族を含め..)ひとの本棚って見るの大好き
で下手したら居着いちゃう
(
そこで本読んじゃう。。
)わたしでした。。。
・・・そういえば小学生の頃夏休み
に静岡の東伊豆の両親の田舎に帰った時は、いとこの双子のおねーちゃんたち
の部屋ではいからさんが通る全巻読破したな。。。
ダンナさんが、寝不足状態でなんとしてでも山行がしたいと、炎天下
の中山登りした結果、具合が悪くなってしまった
ようで、、サービスエリアで一休みをしてくる
と連絡があったので
、一人で投票に行ってきました~~~
午前中に洗濯掃除など終わらせて、その後御祖母様にようやく。。お手紙を書いたので、それも郵便局
で郵送の手配をしてきました
ダンナさんは8時15分前ギリギリにおうちに帰って来てチャリンコで投票に行ってました~~~
ぱぱちゃん偉いね~~
って褒めてさしあげました・・・
(そして今日のごはんは青椒肉絲です~~
)
私は選挙帰りにナノチャンのシーバなんかも買ってまいりましたよ~~
さて、東京タワーの蝋人形館にはじめて行った日記なのですが・・・
20年間くらい漠然と行きたいな~~ と思い続けてきたのですが、、今年の9月1日に閉館してしまう
ということで急いで行ってまいりました。。。
ダンナさんになんで行かなかったの??と聞かれたけど、“高いところが苦手”“最寄り駅がいまいちわからない”“いつか行こうと思ってノビノビに...”“妄想して
なんとなく満足しちゃってた”etc.の理由です~~
あと一緒に行ってくれる彼氏が居なかったからだよ!!!
逆ギレ
ひとりで行くのも、美術館や映画館やライブと違ってなんとなく躊躇してたのですが...
でもようやく行けてよかった~~~
氷の微笑で両足を組み替えるシーンのシャロン・ストーンが... ちなみに右端のオードリー(・ヘップバーン) 似てなさ過ぎ!!!
なぜか椅子に座っておとなしめのジミヘン。。。
フランク・ザッパとわたし・・・(ダンナサマ撮影
今回ダンナサマの写真もたくさん撮ったけど、またも公開NGだそう...
)
ジェスロタルのイアン・アンダーソンと私・・・
展望台チケットとハイボールのセットが1100円だったので、それを購入してハイボール屋台に並んでいたのですが、そこから見える夕焼け(After Glow)が綺麗でした~~~
展望台までエレベーターで昇って、東京のキラキラの夜景とお月様を観ました・・・
そういえば、今思いつきで付けた題名、いつか書いた自作の詩を彷彿させます・・・・
そう云えば、この時のことをよ~く想い出してみたら、音楽(←パンク)聴き初めで、メンバーが誰かとかよく判ってないまま、ライブの雰囲気に興奮して、ワーーイとか言いながら師匠と一緒に“出待ち”してて、、よくわからないまま、近くに居たメンバーに「サインくらさい
」って言って、横の女の子にマジック借りて、“文化屋雑貨店”で買ったトランク
にサインしてもらったのだけど、その時、そのメンバーの人に「Oh~~♪♪ prettiness~~♪♪」とか言いながら、ほっぺにチューされたのでした。。。 トランクにはTo.〇〇〇←私の名前 Kissed×××× って書いてあった。。。
師匠に、「ちょっとー! あれマイク・ジョイスだよ!!」って言われてもピンとこず マジックを借りた女の人が「マジックかえしてくださいっ!!」ってぷるぷるしてて、なんかとても申し訳ないキモチに。。。。 (私はそういう空気を異常に気にするのでした。。。。
←なんかいたたまれない気持ちになる)
その後、マイク・ジョイスさんのことをこんな顔(←怖い 相手からするとわけわからん
し。。)でにらんでしまった記憶が。。。(ごめんなさい
)(...反動形成ってやつ...??
)
最近、10代の頃の記憶がどんどんフラッシュバックしてきてるのですが、よほど“他の経験”を積んでない、ってことなのですかね(仕事が忙しいダンナさんとかは、すぐに記憶がアップデートされてしまい、過去のことは滅多に憶いださないみたいだし....)
そういえば、昔こんな本を持ってたよ(←多分まだ実家
にある
)
まだ観てない作品のこととかもこの本
を読んでその特色
を垣間みたりしてました。。。
(子供
の頃見てその時はよくわからなかった
ボトムズの切なさもこの本で改めて知ったり。。。
)
一昨日→昨日、秋葉原→吉祥寺にダンナさんと猛烈な勢いで?まどマギグッズ探しにいきました~~
自分では杏子ちゃん(愛称、あんこちゃん どのキャラが入ってるか買って開けないとわからない
やつだったけど、杏子ちゃん
でそこそこうれしー
杏子ちゃんすてきー
)のフィギュアをゲットして、ダンナさんはマスケット銃を片手に足をクロスして颯爽と立っているマミさん
(
リンク先ネタバレ注意
)の本格的なフィギュアを買ってくれました~~
(
すごい出来がよいです
) そして私がおといれに行ってる間に、実はガチャガチャにも挑戦していて、さやかちゃんが出た
ってあとで話してくれました。。。
(
ほむほむ
オンリー萌え
のダンナさんとしてはハズレ。。。
でもガンアクションの格好良さから、マミさん
のことはキュゥべえの次に好きだって。。。 ほむ→キュウべぇ→マミ
)
・・・私の方は、さやかちゃんに対しては、萌えというよりも、リアルで生々し過ぎて(女子として。。)複雑なキモチ。。。
(でもダンナさんの会社
の前の席の25歳女子はさやかちゃんが一番好き
らしい
そのことをダンナさんに熱く
語ってくれたって。。。 たぶんリアル思春期女子的な気持ちをダイレクトに共感
するには歳をとりすぎたんだな。。
私。。。 案ずることはできても...)でもまどか☆マギカの世界が描かれる上でとても重要なキャラであり、人魚姫的せつなさ
世の不条理をその身に一身にうける殉教者であり堕天使 (その先行きに目を伏せたくなっても)当然けして根の部分で嫌いになれない。(哀しくて心が痛くていたたまれなくても...
)(だって女子は大体みんなさやかちゃん的な部分を持っていると思うから...。だからこそ複雑...)
・・と空想美少女キャラクターについてまた熱く語ってしまいましたが。。
(ダンナさん、前の席の子と私、話し合うんじゃないか
って言ってた。。。
) 今度秋葉原でゲット
した戦闘美少女フィギュア、撮影してブログにアップしたいです~~~
マミさーーん
魔法少女まどか☆マギカに出てくる空想美少女たち
左からマミさん ほむほむ
まどか
さやかちゃん
杏子ちゃん
魔法少女の戦闘服姿
&制服姿
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。 世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。 或はこぞ破れてことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。 住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。 知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへども朝日に枯れぬ。或は花はしぼみて、露なほ消えず。消えずといへども、ゆふべを待つことなし。およそ物の心を知れりしよりこのかた、四十あまりの春秋をおくれる間に、世のふしぎを見ることやゝたびたびになりぬ。 いにし安元三年四月廿八日かとよ、風烈しく吹きてしづかならざりし夜、戌の時ばかり、都のたつみより火出で來りていぬゐに至る。はてには朱雀門、大極殿、大學寮、民部の省まで移りて、ひとよがほどに、塵灰となりにき。 火本は樋口富の小路とかや、病人を宿せるかりやより出で來けるとなむ。吹きまよふ風にとかく移り行くほどに、扇をひろげたるが如くすゑひろになりぬ。遠き家は煙にむせび、近きあたりはひたすらほのほを地に吹きつけたり。空には灰を吹きたてたれば、火の光に映じてあまねくくれなゐなる中に、風に堪へず吹き切られたるほのほ、飛ぶが如くにして一二町を越えつゝ移り行く。その中の人うつゝ心ならむや。 あるひは煙にむせびてたふれ伏し、或は炎にまぐれてたちまちに死しぬ。或は又わづかに身一つからくして遁れたれども、資財を取り出づるに及ばず。七珍萬寳、さながら灰燼となりにき。そのつひえいくそばくぞ。このたび公卿の家十六燒けたり。ましてその外は數を知らず。すべて都のうち、三分が二に及べりとぞ。男女死ぬるもの數千人、馬牛のたぐひ邊際を知らず。 人のいとなみみなおろかなる中に、さしも危き京中の家を作るとて寶をつひやし心をなやますことは、すぐれてあぢきなくぞ侍るべき。 また治承四年卯月廿九日のころ、中の御門京極のほどより、大なるつじかぜ起りて、六條わたりまで、いかめしく吹きけること侍りき。 三四町をかけて吹きまくるに、その中にこもれる家ども、大なるもちひさきも、一つとしてやぶれざるはなし。さながらひらにたふれたるもあり。けたはしらばかり殘れるもあり。又門の上を吹き放ちて、四五町がほどに置き、又垣を吹き拂ひて、隣と一つになせり。 いはむや家の内のたから、數をつくして空にあがり、ひはだぶき板のたぐひ、冬の木の葉の風に亂るゝがごとし。塵を煙のごとく吹き立てたれば、すべて目も見えず。おびたゞしくなりとよむ音に、物いふ聲も聞えず。かの地獄の業風なりとも、かばかりにとぞ覺ゆる。 家の損亡するのみならず、これをとり繕ふ間に、身をそこなひて、かたはづけるもの數を知らず。この風ひつじさるのかたに移り行きて、多くの人のなげきをなせり。つじかぜはつねに吹くものなれど、かゝることやはある。たゞごとにあらず。さるべき物のさとしかなとぞ疑ひ侍りし。又おなじ年の六月の頃、にはかに都うつり侍りき。いと思ひの外なりし事なり。大かたこの京のはじめを聞けば、嵯峨の天皇の御時、都とさだまりにけるより後、既に數百歳を經たり。異なるゆゑなくて、たやすく改まるべくもあらねば、これを世の人、たやすからずうれへあへるさま、ことわりにも過ぎたり。されどとかくいふかひなくて、みかどよりはじめ奉りて、大臣公卿ことごとく攝津國難波の京にうつり給ひぬ。世に仕ふるほどの人、誰かひとりふるさとに殘り居らむ。官位に思ひをかけ、主君のかげを頼むほどの人は、一日なりとも、とくうつらむとはげみあへり。時を失ひ世にあまされて、ごする所なきものは、愁へながらとまり居れり。軒を爭ひし人のすまひ、日を經つゝあれ行く。家はこぼたれて淀川に浮び、地は目の前に畠となる。人の心皆あらたまりて、たゞ馬鞍をのみ重くす。牛車を用とする人なし。西南海の所領をのみ願ひ、東北國の庄園をば好まず。その時、おのづから事のたよりありて、津の國今の京に到れり。所のありさまを見るに、その地ほどせまくて、條里をわるにたらず。北は山にそひて高く、南は海に近くてくだれり。なみの音つねにかまびすしくて、潮風殊にはげしく、内裏は山の中なれば、かの木の丸殿もかくやと、なかなかやうかはりて、いうなるかたも侍りき。 日々にこぼちて川もせきあへずはこびくだす家はいづくにつくれるにかあらむ。なほむなしき地は多く、作れる屋はすくなし。ふるさとは既にあれて、新都はいまだならず。ありとしある人、みな浮雲のおもひをなせり。元より此處に居れるものは、地を失ひてうれへ、今うつり住む人は、土木のわづらひあることをなげく。道のほとりを見れば、車に乘るべきはうまに乘り、衣冠布衣なるべきはひたゝれを着たり。都のてふりたちまちにあらたまりて、唯ひなびたる武士にことならず。これは世の亂るゝ瑞相とか聞きおけるもしるく、日を經つゝ世の中うき立ちて、人の心も治らず、民のうれへつひにむなしからざりければ、おなじ年の冬、猶この京に歸り給ひにき。されどこぼちわたせりし家どもはいかになりにけるにか、ことごとく元のやうにも作らず。ほのかに傳へ聞くに、いにしへのかしこき御代には、あはれみをもて國ををさめ給ふ。則ち御殿に茅をふきて軒をだにとゝのへず。煙のともしきを見給ふ時は、かぎりあるみつぎものをさへゆるされき。これ民をめぐみ、世をたすけ給ふによりてなり。今の世の中のありさま、昔になぞらへて知りぬべし。又養和のころかとよ、久しくなりてたしかにも覺えず、二年が間、世の中飢渇して、あさましきこと侍りき。或は春夏日でり、或は秋冬大風、大水などよからぬ事どもうちつゞきて、五穀のことごとくみのらず。むなしく春耕し、夏植うるいとなみありて、秋かり冬收むるぞめきはなし。これによりて、國々の民、或は地を捨てゝ堺を出で、或は家をわすれて山にすむ。さまざまの御祈はじまりて、なべてならぬ法ども行はるれども、さらにそのしるしなし。京のならひなに事につけても、みなもとは田舍をこそたのめるに、絶えてのぼるものなければ、さのみやはみさをも作りあへむ。念じわびつゝ、さまざまの寳もの、かたはしより捨つるがごとくすれども、さらに目みたつる人もなし。たまたま易ふるものは、金をかろくし、粟を重くす。乞食道の邊におほく、うれへ悲しむ聲耳にみてり。さきの年かくの如くからくして暮れぬ。明くる年は立ちなほるべきかと思ふに、あまさへえやみうちそひて、まさるやうにあとかたなし。世の人みな飢ゑ死にければ、日を經つゝきはまり行くさま、少水の魚のたとへに叶へり。はてには笠うちき、足ひきつゝみ、よろしき姿したるもの、ひたすら家ごとに乞ひありく。かくわびしれたるものどもありくかと見れば則ち斃れふしぬ。ついひぢのつら、路頭に飢ゑ死ぬるたぐひは數もしらず。取り捨つるわざもなければ、くさき香世界にみちみちて、かはり行くかたちありさま、目もあてられぬこと多かり。いはむや河原などには、馬車の行きちがふ道だにもなし。しづ、山がつも、力つきて、薪にさへともしくなりゆけば、たのむかたなき人は、みづから家をこぼちて市に出でゝこれを賣るに、一人がもち出でたるあたひ、猶一日が命をさゝふるにだに及ばずとぞ。あやしき事は、かゝる薪の中に、につき、しろがねこがねのはくなど所々につきて見ゆる木のわれあひまじれり。これを尋ぬればすべき方なきものゝ、古寺に至りて佛をぬすみ、堂の物の具をやぶりとりて、わりくだけるなりけり。濁惡の世にしも生れあひて、かゝる心うきわざをなむ見侍りし。又あはれなること侍りき。さりがたき女男など持ちたるものは、その思ひまさりて、心ざし深きはかならずさきだちて死しぬ。そのゆゑは、我が身をば次になして、男にもあれ女にもあれ、いたはしく思ふかたに、たまたま乞ひ得たる物を、まづゆづるによりてなり。されば父子あるものはさだまれる事にて、親ぞさきだちて死にける。又母が命つきて臥せるをもしらずして、いとけなき子のその乳房に吸ひつきつゝ、ふせるなどもありけり。仁和寺に、慈尊院の大藏卿隆曉法印といふ人、かくしつゝ、かずしらず死ぬることをかなしみて、ひじりをあまたかたらひつゝ、その死首の見ゆるごとに、額に阿字を書きて、縁をむすばしむるわざをなむせられける。その人數を知らむとて、四五兩月がほどかぞへたりければ、京の中、一條より南、九條より北、京極より西、朱雀より東、道のほとりにある頭、すべて四萬二千三百あまりなむありける。いはむやその前後に死ぬるもの多く、河原、白河、にしの京、もろもろの邊地などをくはへていはゞ際限もあるべからず。いかにいはむや、諸國七道をや。近くは崇徳院の御位のとき、長承のころかとよ、かゝるためしはありけると聞けど、その世のありさまは知らず。まのあたりいとめづらかに、かなしかりしことなり。』また元暦二年のころ、おほなゐふること侍りき。そのさまよのつねならず。山くづれて川を埋み、海かたぶきて陸をひたせり。土さけて水わきあがり、いはほわれて谷にまろび入り、なぎさこぐふねは浪にたゞよひ、道ゆく駒は足のたちどをまどはせり。いはむや都のほとりには、在々所々堂舍廟塔、一つとして全からず。或はくづれ、或はたふれたる間、塵灰立ちあがりて盛なる煙のごとし。地のふるひ家のやぶるゝ音、いかづちにことならず。家の中に居れば忽にうちひしげなむとす。はしり出づればまた地われさく。羽なければ空へもあがるべからず。龍ならねば雲にのぼらむこと難し。おそれの中におそるべかりけるは、たゞ地震なりけるとぞ覺え侍りし。その中に、あるものゝふのひとり子の、六つ七つばかりに侍りしが、ついぢのおほひの下に小家をつくり、はかなげなるあとなしごとをして遊び侍りしが、俄にくづれうめられて、あとかたなくひらにうちひさがれて、二つの目など一寸ばかりうち出されたるを、父母かゝへて、聲もをしまずかなしみあひて侍りしこそあはれにかなしく見はべりしか。子のかなしみにはたけきものも耻を忘れけりと覺えて、いとほしくことわりかなとぞ見はべりし。かくおびたゞしくふることはしばしにて止みにしかども、そのなごりしばしば絶えず。よのつねにおどろくほどの地震、二三十度ふらぬ日はなし。十日廿日過ぎにしかば、やうやうまどほになりて、或は四五度、二三度、もしは一日まぜ、二三日に一度など、大かたそのなごり、三月ばかりや侍りけむ。四大種の中に、水火風はつねに害をなせど、大地に至りては殊なる變をなさず。むかし齊衡のころかとよ。おほなゐふりて、東大寺の佛のみぐし落ちなどして、いみじきことゞも侍りけれど、猶このたびにはしかずとぞ。すなはち人皆あぢきなきことを述べて、いさゝか心のにごりもうすらぐと見えしほどに、月日かさなり年越えしかば、後は言の葉にかけて、いひ出づる人だになし。』すべて世のありにくきこと、わが身とすみかとの、はかなくあだなるさまかくのごとし。いはむや所により、身のほどにしたがひて、心をなやますこと、あげてかぞふべからず。もしおのづから身かずならずして、權門のかたはらに居るものは深く悦ぶことあれども、大にたのしぶにあたはず。なげきある時も聲をあげて泣くことなし。進退やすからず、たちゐにつけて恐れをのゝくさま、たとへば、雀の鷹の巣に近づけるがごとし。もし貧しくして富める家の隣にをるものは、朝夕すぼき姿を耻ぢてへつらひつゝ出で入る妻子、僮僕のうらやめるさまを見るにも、富める家のひとのないがしろなるけしきを聞くにも、心念々にうごきて時としてやすからず。もしせばき地に居れば、近く炎上する時、その害をのがるゝことなし。もし邊地にあれば、往反わづらひ多く、盜賊の難はなれがたし。いきほひあるものは貪欲ふかく、ひとり身なるものは人にかろしめらる。寶あればおそれ多く、貧しければなげき切なり。人を頼めば身他のやつことなり、人をはごくめば心恩愛につかはる。世にしたがへば身くるし。またしたがはねば狂へるに似たり。いづれの所をしめ、いかなるわざをしてか、しばしもこの身をやどし玉ゆらも心をなぐさむべき。』我が身、父の方の祖母の家をつたへて、久しく彼所に住む。そののち縁かけ、身おとろへて、しのぶかたがたしげかりしかば、つひにあととむることを得ずして、三十餘にして、更に我が心と一の庵をむすぶ。これをありしすまひになずらふるに、十分が一なり。たゞ居屋ばかりをかまへて、はかばかしくは屋を造るにおよばず。わづかについひぢをつけりといへども、門たつるたづきなし。竹を柱として、車やどりとせり。雪ふり風吹くごとに、危ふからずしもあらず。所は河原近ければ、水の難も深く、白波のおそれもさわがし。すべてあらぬ世を念じ過ぐしつゝ、心をなやませることは、三十餘年なり。その間をりをりのたがひめに、おのづから短き運をさとりぬ。すなはち五十の春をむかへて、家をいで世をそむけり。もとより妻子なければ、捨てがたきよすがもなし。身に官祿あらず、何につけてか執をとゞめむ。むなしく大原山の雲にふして、またいくそばくの春秋をかへぬる。』こゝに六十の露消えがたに及びて、さらに末葉のやどりを結べることあり。いはゞ狩人のひとよの宿をつくり、老いたるかひこのまゆをいとなむがごとし。これを中ごろのすみかになずらふれば、また百分が一にだもおよばず。とかくいふ程に、よはひは年々にかたぶき、すみかはをりをりにせばし。その家のありさまよのつねにも似ず、廣さはわづかに方丈、高さは七尺が内なり。所をおもひ定めざるがゆゑに、地をしめて造らず。土居をくみ、うちおほひをふきて、つぎめごとにかけがねをかけたり。もし心にかなはぬことあらば、やすく外へうつさむがためなり。そのあらため造るとき、いくばくのわづらひかある。積むところわづかに二輌なり。車の力をむくゆるほかは、更に他の用途いらず。いま日野山の奧にあとをかくして後、南にかりの日がくしをさし出して、竹のすのこを敷き、その西に閼伽棚を作り、うちには西の垣に添へて、阿彌陀の畫像を安置したてまつりて、落日をうけて、眉間のひかりとす。かの帳のとびらに、普賢ならびに不動の像をかけたり。北の障子の上に、ちひさき棚をかまへて、黒き皮籠三四合を置く。すなはち和歌、管絃、往生要集ごときの抄物を入れたり。傍にこと、琵琶、おのおの一張をたつ。いはゆるをりごと、つき琵琶これなり。東にそへて、わらびのほどろを敷き、つかなみを敷きて夜の床とす。東の垣に窓をあけて、こゝにふづくゑを出せり。枕の方にすびつあり。これを柴折りくぶるよすがとす。庵の北に少地をしめ、あばらなるひめ垣をかこひて園とす。すなはちもろもろの藥草をうゑたり。かりの庵のありさまかくのごとし。その所のさまをいはゞ、南にかけひあり、岩をたゝみて水をためたり。林軒近ければ、つま木を拾ふにともしからず。名を外山といふ。まさきのかづらあとをうづめり。谷しげゝれど、にしは晴れたり。觀念のたよりなきにしもあらず。春は藤なみを見る、紫雲のごとくして西のかたに匂ふ。夏は郭公をきく、かたらふごとに死出の山路をちぎる。秋は日ぐらしの聲耳に充てり。うつせみの世をかなしむかと聞ゆ。冬は雪をあはれむ。つもりきゆるさま、罪障にたとへつべし。もしねんぶつものうく、どきやうまめならざる時は、みづから休み、みづからをこたるにさまたぐる人もなく、また耻づべき友もなし。殊更に無言をせざれども、ひとり居ればくごふををさめつべし。必ず禁戒をまもるとしもなけれども、境界なければ何につけてか破らむ。もしあとの白波に身をよするあしたには、岡のやに行きかふ船をながめて、滿沙彌が風情をぬすみ、もし桂の風、葉をならすゆふべには、潯陽の江をおもひやりて、源都督(經信)のながれをならふ。もしあまりの興あれば、しばしば松のひゞきに秋風の樂をたぐへ、水の音に流泉の曲をあやつる。藝はこれつたなけれども、人の耳を悦ばしめむとにもあらず。ひとりしらべ、ひとり詠じて、みづから心を養ふばかりなり。』また麓に、一つの柴の庵あり。すなはちこの山もりが居る所なり。かしこに小童あり、時々來りてあひとぶらふ。もしつれづれなる時は、これを友としてあそびありく。かれは十六歳、われは六十、その齡ことの外なれど、心を慰むることはこれおなじ。あるはつばなをぬき、いはなしをとる。またぬかごをもり、芹をつむ。或はすそわの田井に至りて、おちほを拾ひてほぐみをつくる。もし日うらゝかなれば、嶺によぢのぼりて、はるかにふるさとの空を望み。木幡山、伏見の里、鳥羽、羽束師を見る。勝地はぬしなければ、心を慰むるにさはりなし。あゆみわづらひなく、志遠くいたる時は、これより峯つゞき炭山を越え、笠取を過ぎて、岩間にまうで、或は石山ををがむ。もしは粟津の原を分けて、蝉丸翁が迹をとぶらひ、田上川をわたりて、猿丸大夫が墓をたづぬ。歸るさには、をりにつけつゝ櫻をかり、紅葉をもとめ、わらびを折り、木の實を拾ひて、かつは佛に奉りかつは家づとにす。もし夜しづかなれば、窓の月に故人を忍び、猿の聲に袖をうるほす。くさむらの螢は、遠く眞木の島の篝火にまがひ、曉の雨は、おのづから木の葉吹くあらしに似たり。山鳥のほろほろと鳴くを聞きても、父か母かとうたがひ、みねのかせきの近くなれたるにつけても、世にとほざかる程を知る。或は埋火をかきおこして、老の寐覺の友とす。おそろしき山ならねど、ふくろふの聲をあはれむにつけても、山中の景氣、折につけてつくることなし。いはむや深く思ひ、深く知れらむ人のためには、これにしもかぎるべからず。大かた此所に住みそめし時は、あからさまとおもひしかど、今までに五とせを經たり。假の庵もやゝふる屋となりて、軒にはくちばふかく、土居に苔むせり。おのづから事のたよりに都を聞けば、この山にこもり居て後、やごとなき人の、かくれ給へるもあまた聞ゆ。ましてその數ならぬたぐひ、つくしてこれを知るべからず。たびたびの炎上にほろびたる家、またいくそばくぞ。たゞかりの庵のみ、のどけくしておそれなし。ほどせばしといへども、夜臥す床あり、ひる居る座あり。一身をやどすに不足なし。がうなはちひさき貝をこのむ、これよく身をしるによりてなり。みさごは荒磯に居る、則ち人をおそるゝが故なり。我またかくのごとし。身を知り世を知れらば、願はずまじらはず、たゞしづかなるをのぞみとし、うれへなきをたのしみとす。すべて世の人の、すみかを作るならひ、かならずしも身のためにはせず。或は妻子眷屬のために作り、或は親昵朋友のために作る。或は主君、師匠および財寳、馬牛のためにさへこれをつくる。我今、身のためにむすべり、人のために作らず。ゆゑいかんとなれば、今の世のならひ、この身のありさま、ともなふべき人もなく、たのむべきやつこもなし。たとひ廣く作れりとも、誰をかやどし、誰をかすゑむ。 それ人の友たるものは富めるをたふとみ、ねんごろなるを先とす。かならずしも情あると、すぐなるとをば愛せず、たゞ絲竹花月を友とせむにはしかじ。人のやつこたるものは賞罰のはなはだしきを顧み、恩の厚きを重くす。更にはごくみあはれぶといへども、やすく閑なるをばねがはず、たゞ我が身をとするにはしかず。もしなすべきことあれば、すなはちおのづから身をつかふ。たゆからずしもあらねど、人をしたがへ、人をかへりみるよりはやすし。もしありくべきことあれば、みづから歩む。くるしといへども、馬鞍牛車と心をなやますにはしかず。今ひと身をわかちて。二つの用をなす。手のやつこ、足ののり物、よくわが心にかなへり。心また身のくるしみを知れゝば、くるしむ時はやすめつ、まめなる時はつかふ。つかふとてもたびたび過さず、ものうしとても心をうごかすことなし。いかにいはむや、常にありき、常に働くは、これ養生なるべし。なんぞいたづらにやすみ居らむ。人を苦しめ人を惱ますはまた罪業なり。いかゞ他の力をかるべき。』衣食のたぐひまたおなじ。藤のころも、麻のふすま、得るに隨ひてはだへをかくし。野邊のつばな、嶺の木の實、わづかに命をつぐばかりなり。人にまじらはざれば、姿を耻づる悔もなし。かてともしければおろそかなれども、なほ味をあまくす。すべてかやうのこと、樂しく富める人に對していふにはあらず、たゞわが身一つにとりて、昔と今とをたくらぶるばかりなり。大かた世をのがれ、身を捨てしより、うらみもなくおそれもなし。命は天運にまかせて、をしまずいとはず、身をば浮雲になずらへて、たのまずまだしとせず。一期のたのしみは、うたゝねの枕の上にきはまり、生涯の望は、をりをりの美景にのこれり。』それ三界は、たゞ心一つなり。心もし安からずば、牛馬七珍もよしなく、宮殿樓閣も望なし。今さびしきすまひ、ひとまの庵、みづからこれを愛す。おのづから都に出でゝは、乞食となれることをはづといへども、かへりてこゝに居る時は、他の俗塵に着することをあはれぶ。もし人このいへることをうたがはゞ、魚と鳥との分野を見よ。魚は水に飽かず、魚にあらざればその心をいかでか知らむ。鳥は林をねがふ、鳥にあらざればその心をしらず。閑居の氣味もまたかくの如し。住まずしてたれかさとらむ。』そもそも一期の月影かたぶきて餘算山のはに近し。忽に三途のやみにむかはむ時、何のわざをかかこたむとする。佛の人を教へ給ふおもむきは、ことにふれて執心なかれとなり。今草の庵を愛するもとがとす、閑寂に着するもさはりなるべし。いかゞ用なきたのしみをのべて、むなしくあたら時を過さむ。』しづかなる曉、このことわりを思ひつゞけて、みづから心に問ひていはく、世をのがれて山林にまじはるは、心ををさめて道を行はむがためなり。然るを汝が姿はひじりに似て、心はにごりにしめり。すみかは則ち淨名居士のあとをけがせりといへども、たもつ所はわづかに周梨槃特が行にだも及ばず。もしこれ貧賤の報のみづからなやますか、はた亦妄心のいたりてくるはせるか、その時こゝろ更に答ふることなし。たゝかたはらに舌根をやとひて不請の念佛、兩三返を申してやみぬ。時に建暦の二とせ、彌生の晦日比、桑門蓮胤、外山の庵にしてこれをしるす。
ようやく理沙ちゃん本「Girls Girls Girls」買いました
(ダンナさんに買っていただきました。。。
)
年の瀬にノンキだけど、また見た目やオシャレのことで悩みがいっぱい。。。(悩みは実を結ぶと信じたい...
)
ちょっとわかりにくいけど
、最初に強烈に撃ち抜かれた
ページは、映画館
で理沙ちゃんがおすまし&へんガオしてるページでした
(ポップコーンを“一気食い”しようとしてるショット。。)(躊躇なく迷い無くヘンガオできる女のコって、魅力的で、刺激的で
、大好きです
)
映画館での理沙ちゃん写真、バレリーナみたいなポーズをしてる写真とか
、他の写真も素敵です~~
映画といえば...、この前ようやく『プリンセスと魔法のキス』&『コララインとボタンの魔女』(←コララインのおはなし、小さい頃観た悪夢にそっくりで
身震いした。。。
母親への思慕と恐怖の夢... 世界共通??
)をダンナさんと一緒にDVD
で観たんだけど、それについても早く感想書きたいな...
昨日実家の両親にクリスマスカードを書いて
プレゼントを梱包した
ので今からコンビニで発送してきます~~~