PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

家族が描いた作家たち

2013-06-10 20:28:34 | 

母の本棚にこの本、萩原朔太郎の娘さん・葉子さんが書いたこの本があったので、それも読みました。朔太郎氏、無邪気で繊細で、そしてちょっとダメな感じ。。。(愛すべきキャラクター.....)

この神経質そうな面持ちも好きでした。。。

 

母は、私を文学少女にしたかった・・・というよりも(それもあるかもしれないけど..)、自分自身が文学少女だったのだろう、と思います。

 

 

回想の太宰治
津島 美知子
人文書院



この本も母の本棚にありました。(中学生頃読みました...。) 太宰治の遺された妻、津島美知子さんによる生前の太宰を描いた回想録

これを読むと太宰治の、意外と飄々とした暮らし(日々ずっと眉間にしわを寄せて苦悶していたわけではなく、家族とともに幸せそうだった...  ...でも、“心の中の虎”に呼ばれてしまったのかな....。)案外子煩悩な姿を垣間みることができます。

太宰治の娘さん・津島佑子さんも小説家ですよね(かなりの多作...  文才って遺伝するものなのでしょうか...??  しかし、父を反面教師に?かなりバランス感覚に長けた作風だと思います。そうしてDNAも進化していく..... )

津島佑子さんが書いた「本の中の少女たち」は、私の大切な愛読書のひとつでした....。

 

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