PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

「女と男のいる舗道」“VIVRE SA VIE”

2006-05-31 11:21:23 | 映画
昨日物議を巻き起こしてしまった(?)アンナ・カリーナ演じる娼婦・ナナの涙・・・。

私は、この娼婦・ナナの物語「女と男のいる舗道」を22歳の時に渋谷の映画館で観ました。もちろん一人で。

映画が終わったあと、ある人に電話をかける。携帯電話などない時代なので、公衆電話で。
心は通じ合わない・・・。
ちなみに電話をかけた相手は、TONITEのCDを貸して返してくれなかった人と同じ人でした。

「女と男のいる舗道」は原題は“VIVRE SA VIE”。フランス語で〈好きなように生きる〉という意味だそうです。
この作品は1962年にジャン・リュック・ゴダール監督、当時のゴダール夫人アンナ・カリーナ主演によって創られました。ちなみにゴダールはアンナの後、「ワン・プラス・ワン」、「中国女」に出演したアンヌ・ヴィアゼムスキー、その後アンヌ・マリー・ミエヴィルと結婚をしています。アンナ、アンヌという名前の女性と結婚を繰り返すところを見ると、よほど最初の妻、アンナ・カリーナの幻影に悩まされていたのではないか?とよく噂されましたが・・・。それほど、ジャン・リュック・ゴダールと10歳年下の“最初の”妻、アンナ・カリーナは、同志のような付き合いだったのではないか?と想像してしまいます・・・。
「女と男のいる舗道」は主人公・ナナが娼婦へと転落し、そのことを不幸だともさほど思わずに運命に身を委ね、しかしその魅力を存分に表現する姿をドキュメンタリータッチの白黒映像で描いています。この映画は高感度フィルム、順撮り(各シーンを物語の進行する順番通りに撮影すること)、同時録音を用いて撮影されました。街頭ロケで同時録音という手法は、商業映画で初の試みだったそうです。
そういったモノクロの中で際立つ斬新な演出で、ゴダールは街頭に立つナナの物語を綴っていきました・・・。

私が特に印象に残ったシーン、脳裏に焼き付いて忘れられないシーンはアンナ・カリーナ(ナナ)がカフェの中のビリヤード場で、音楽に合わせビリヤード台の周りをあの魅力的な瞳をくるくる動かしながら茶目っ気たっぷりに踊り回る姿。実に萌えます。
その後悲劇が待ってることなんて感じさせないほど明るく、チャーミングで美しく、でもほんとうに刹那的な姿でした。


この/売春に/関する/映画/で/語られるのは/ある/若くて/かわいい/パリの/女店員が/どうやって/自分の/身体を/与え/ながらも/自分の/魂を/守ったのか/という物語/であり/彼女は/見かけ/だけは/それぞれ/恋/のように/見える/出会いを/通じて/考えられる/かぎりの/あらゆる/人間的な/感情/を/知る/ことに/なるのだ/が/この/物語は/ジャン=リュック・/ゴダールに/よって/撮られ/アンナ・/カリーナに/よって/演じられる/好きな/ように/生きる

〔ゴダール自身による初公開当時の宣伝コピー〕


女と男のいる舗道

ハピネット・ピクチャーズ

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涙マニア

2006-05-30 18:05:53 | 映画
『女と男のいる舗道』アンナ・カリーナ
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『おてんばルル』(La vilaine Lulu)

2006-05-29 11:33:42 | 
土曜日にダンナさまと行った本屋さんで素敵な本を見つけました。

『おてんばルル』

おてんばルル

河出書房新社

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LULUという名を持つ私は、この本は私にあつらえられたものだと思い込むくらい(笑)この本に運命的なものを感じました。
どうやらダンナさん、二ヶ月ほど前にこの本を見つけて、私にプレゼントしようと思ってくれたらしいのですが、この本の主人公の“ルル”が少々太りすぎているので、どんなことで怒り出すかわからない怒りっぽい私が「ちょーっとー!私がこんなに太ってると思ってるワケ?」と怒り出すと思い、買わなかったそうです・・・。えーん!性格悪いといろいろなところで損しますね・・・(T_T)

『おてんばルル』は、“モード界の帝王”イヴ・サンローランがまだ20歳の頃、1956年に創作した、彼にとっての最初で唯一の“絵本”だそうです。(絵本と呼ぶには、内容が毒々しすぎるのではないか?と思いますが・笑)

内容を見てみると、その妄想っぷりがやっぱり誰かさんに似てたりして・・・笑

ルルナポレオン、ルルマクベス、ルルアントワネット、ブニュエル作品を演じるルル(映画『小間使いの日記』)、ルルヴァディム『素直な悪女』ルル、イヴ・別名ルル「アダム!アダム!どこにいるの?」、愛国者、敬虔なルル、貫禄のおばさんルル、得意のいけないポーズを決めるところ、などなど。
ちなみに、原題の『La vilaine Lulu』の vilaineとは、“いたずら好きの”といった軽い意味の他、“不快な”、“みだらな” 、“下品な”という意味を持つそうです。

この本を読んでるとサンローランって天才なんだろうけど、ちょっと頭おかしいのかな?と思ってしまいますね~!(笑)彼の妄想に着いていくの大変だけど、ゆっくり読みすすんでいきまーす!


エート・・・、私がもらって嬉しいプレゼントNO.1は実は絵本だったりします・・・。

今までで一番嬉しかったのは、父にもらったアーサー・ラッカムの挿絵集でした・・・。


『アーサー・ラッカム挿絵集』

アーサー・ラッカム

エディシオントレヴィル

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アーサー・ラッカムは「不思議の国のアリス」の挿絵を描いたことで有名です。
「不思議の国のアリス」の挿絵はやはりテニエルが有名なのでしょうけど、アーサー・ラッカムによる挿絵もヴィクトリア時代の雰囲気を気品ある絵柄で表した独特な個性がとても好きでした

『ペンギンのペンギン』

ペンギンのペンギン

中央公論新社

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私は、20歳くらいの時に、この絵本を好きな人とのデートの待ち合わせの時にプレゼントするのが夢でした。「遅れてゴメンネ!あなたにこの本をあげたくて探してたの!」って・・・。(これ、ある本からの影響なのですけど・・。)わぁ~!!!そんなこと考えてた私って恥ずかしい~~~~~っ!!!!!!(>_<)

『ペンギンのペンギン』によると、ペンギン同士の愛の言葉は「息が生臭い」だそうです・・・。
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「Tears」Man Ray

2006-05-29 10:12:30 | アート
私の大好きなアーティスト、マン・レイ(Man Ray 1890~1976)の作品「Tears」です。
モデルは当時のマン・レイの恋人で、“モンパルナスのキキ”と呼ばれ、藤田嗣治を始めとするパリの画家たちのアイドルだった、自由奔放な恋多きモデル、“キキ”だと思います。

私は、1920年代をとても素敵な時代だったであろうと、1960年代とともに憧れているのですが、ニューヨーク出身のマン・レイは、その1920年代にフランス・パリの芸術界で当時起きていたダダイズム、シュールレアリズムの波と共に有名になりました。彼は、1960年代のアートシーンで時代の寵児になったアンディ・ウォーホールとよく比較されます。

私はマン・レイの「Tears」がすごく好きで、自分の部屋にポストカードを飾っていました。

「Tears」は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに多大な影響を受けた80年代のバンド、〈ギャラクシー500〉から枝分かれした男女デュオ〈デーモン&ナオミ〉のデビューアルバムのジャケットに使われたと記憶しています。
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MAYOR OF SIMPLETON

2006-05-24 15:20:19 | 素晴らしき歌詞
never been near a university.
never took a paper or a learned degree,
and some of your friends think that's stupid of me.
but it's nothing
that I care about.

well I don't know how to tell the weight of the sun,
and of mathematics well want none,
and i may be the mayor of simpleton.
but I know one
thing and that's I love you.
when their logic grows
cold and all thinking gets done.
you'll be warm in the arms of the mayor of simpleton.

I can't have been there when brains were handed round
please be upstanding for the mayor of simpleton
of get past the cover of your books profound
please be upstanding for the mayor of simpleton
and some of your friends think it's really unsound that you're even seen talking to me.

well I don't know how to write a big hit song
and all crossword puzzles well I just shun
and i may be the mayor of simpleton
but I know one thing and that's I love you

I'm not proud of the facts that I never learned much.
just feel I should say
what you get is all real.
I can't put on an act, it takes brains to do that anyway and anyway

and I can't unravel riddles, problems and puns,
how the home computer has me on the run and
I may be the mayar of simpleton,
but I khow one thing and that's
I love you. I love you

if depth of feeling is a currency
please be upstanding for the mayor of simpleton
them I'm the man who grew the money tree
no chain of office and no hope of gettong one
some of your friends are too brainy to see
that they're paupers and
that's how they'll stay.

well I don't know how many pounds make up a ton of all the nobel prizes that I've never won,
and I may be the mayor of simpleton, but I know one thing,
and that's I love you.
when all logic grows cold and all thinking gets done,
you'll be warm in the arms of the mayor of simpleton
you'll be warm in the arms of the mayor.
please be upstanding for the mayor of simpleton


(“MAYOR OF SIMPLETON”ーアンディ・パートリッジ)

Oranges & Lemons
XTC
Virgin

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時計仕掛けのオレンジ&レモン〈Clockwork Oranges & Lemons〉

2006-05-24 11:32:10 | 音楽
こんにちは~!ルルです
さいが投げられるのを待っている途中です。

先週からの記事上で、「昔聴いてた音楽はもう封印する」ということをお話ししてたのですが、うちのダンナさまがお友達に「T君から下ネタ取ったら何も残らないよね。」と言われた(注・ダンナさまってお友達の前では主に下ネタしか話さないみたいです。すべて下ネタで落とすというか・・・^_^;でもほんとはすごく知的なヒトなんですよ~!)のと同じで、私から昔聴いていた音楽を取ったら何も残らないような気がしました・・・他に書くことありましぇ~ん・・・
嬉しいことに、それらのレヴューがとても好評なので(ありがとうございますm(__)m)もう少し続けようかな?と思っています・・・。前言撤回でごめんなさい・・・。また荒くれないように、逸脱しないように、コントロールをめざして(by.コリン・ウィルソン「アウトサイダー」)頑張りまーす(徐々に新しい盤も買っていって、新しいものもご紹介していきたいですね・・・。)
あと、今、とある目的があって、それに向かって邁進していくつもりなので、コメントのお返事、新しい記事のアップが遅くなってしまうかもしれません・・・。(でも、遅くなっても必ずお返しするので、コメントお待ちしております
どうか、見守ってくださいませ・・・m(__)m
とりあえず“さいが投げられる”まで心穏やかに待ってます。

今日はオレンジ繋がりの文化についてお話しします!

スタンリー・キューブリック「時計仕掛けのオレンジ」、XTC「Oranges & Lemons」

まず「時計仕掛けのオレンジ」

時計じかけのオレンジ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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アンソニー・ヴァージェスによる原作(もちろん日本語訳)も読みましたが、近未来の若者が使うヘンテコな言葉の訳し方が秀逸で、ルイス・キャロルのナンセンス文学を訳した方たちの努力を思い出しました・・・。私は英語が出来ないので、翻訳家という職業にすごく憧れますね。
元々、“時計仕掛けのオレンジ”とは、ロンドンの下町コックニーで使われる『時計仕掛けのオレンジのように奇体な・・・』という言い回しがあって、作家アンソニー・バージェスはそこから象徴的な意味をこめて物語の題名にしたそうです。

「時計仕掛けのオレンジ」の映画の内容は今度お話しすることにして、今回は音楽面からの見解を・・・。

「時計仕掛けのオレンジ」のほとんどの劇中音楽は、シンセサイザーによって奏でられるクラシック音楽です。
ロッシーニ、エルガー、そしてベートーヴェンが、シンセサイザーという電子楽器によって、エレクトリックで未来的な全く新しい音に生まれ変わっています。

「時計仕掛けのオレンジ」の主な音楽を作曲&演奏した“ウェンディ”・ウォルター・カーロスは、20代の時に、技術者のロバート・モーグと協力して〈モーグ・シンセサイザー〉と呼ばれる新しい楽器を開発した当時39歳の音楽家。なんと、1972年には、男→女に性転換を果たしているそうです・・・。

電子化されたクラシック音楽の他に、「時計仕掛けのオレンジ」で使われた音楽は、逆にすごくアナログ的です。
私、この曲そうとう大好きなのですが、フォーク歌手エリカ・イーガンによる、ノンキで楽しげで牧歌的な楽曲、“僕は灯台守と結婚したい”(I Want to Marry A Lighthouse Keeper)。この曲は“ルドヴィコ療法”によってすっかり気弱な人間に更生させられた主人公アレックスが、“楽しいはずの我が家”にうきうきと帰るシーンで使われます。
あとは、アレックス役のマルコム・マクダウェルが、“作家と彼の美しい妻”に暴力行為を行うシーンで、監督のキューブリックに「何か口ずさみながら演じてくれ」と言われ、マクダウェルが歌えるのはこれしかなかったからという理由で劇中に使用された、「雨に唄えば」とか・・・。
ジーン・ケリーによる「雨に唄えば」はこの映画のエンディングに使われ、あんな恐ろしい風刺劇のラストにこの陽気で幸せな曲を持ってくるというブラックさ加減に私は身震いしました・・・(^_^;)

そして、XTCの「ORANGES & LEMONS」。私、20代半ばからこのアルバムが欲しいのですが、まだ手に入れてません・・・。
XTCは、2枚組のシングル集を持っていて、「ORANGES & LEMONS」の中にも入っている曲、“Mayor Of Sinmpleton”が大好きになりました。この曲を大好きだった女の子に捧げたことがあります・・・。

Oranges & Lemons
XTC
Virgin

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Fossil Fuel (Singles 1977-1992)
XTC
Virgin

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LULU's Velvet Ranking

2006-05-22 19:09:53 | 音楽
ナチュラルボーン・おせっかい、称して〈NBO〉のLULUと言います。こんにちは~♪♪
ダイジョブですよ!もう荒くれていませんよ!
いつも太陽に向かって笑顔をふりまくルルチャンなんですよ~!

なんてアホな前置き、失礼しましたm(__)m
この記事の前にアップした THE BEATLES 「ABBEY ROAD」の中の曲、ジョージ・ハリスン作の「Here Comes The Sun」は、全ての人に、そして私にも、光がさしてくるように、光がふりそそぎますように・・・という私の祈りです。(私は自分自身教という土着型宗教を信じています・・・。)

今日は、もう先週中からアップしようと思っていた記事です。
ルルの“疾走する過去へのケジメ記事3連作”(←?)の最後の作品です。
題して、ルルのヴェルヴェットランキング~~~~!!!!!

(しーーーーーーーーーーん)

・・・・ハイっ!
つかみはOKでしたね。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、いつからその名を知ったのかはすでに忘れてしまうくらいに、私の血となり肉となり、共に生きてきたバンドだと思っています・・・。
20歳頃、ヴェルヴェットのカバーバンドでドラムを叩いてました。モーリン・タッカーに影響を受けた木魚のようなドラムでした・・・。
実は、うちのダンナさまもヴェルヴェットのコピーを演るバンドで、ドラムを叩いていたそうなのですが、テクニック重視だと思っていたダンナさんの過去としては、私はすごく意外な気がしました・・・。
ペラッペラの音の中に見出せるのは、斬新なアイデアに満ちたアート性の高い唯一無二の実験型ポップミュージック(←ルル命名)なのです。
今までにいろいろなヴェルヴェットフォロアーバンドが出てきたのですが、それらのどのバンドもヴェルヴェットを超えることができなかったと思います。
これぞ60年代に燦然と輝く、金字塔的アートロックバンド!!!
なんて、べた褒めしてますが・・・、ではランキングに・・・。

まず1位から、
「LOADED」
Loaded
クリエーター情報なし
Warner Strat. Mkt.

*ルルのジャケ趣味を見抜いていらっしゃる方は、「なるほどね~。」「まんまじゃん!」って思われるかもしれませんが・・・。
やぁ、この柔らかい楽曲の数々は一体なんなんでしょう???
あの、ナイフみたいに尖っていた(←?)触れれば身が切れるような意地悪な前衛性は、(少なくとも表には)見えてきません・・・!なんか、意外なヴェルヴェットの一面と言う感じで、明らかに他のアルバムとは毛色が違うのですが、私はものすごく好きです!ヴェルヴェットのど真ん中がお好きな方はもしかしたら意見が違うかもしれませんが・・・。一曲目“Who Loves The Sun”は、南国ムードもしくは春の日差しのような、優しげな曲です。(でもこの曲を作った人はきっと意地悪だけど・・・笑)二曲目“Sweet Jane”は、ボーカルにシニカルな印象は感じるのですけど、少なくとも眉間にシワがよってしまうような曲ではありません。この曲もすごく優しげです。三曲目“Rock &Roll”は、この曲を創ったルー・リードの精一杯のサービス精神が伝わってくる、気持ちのいいその名の通りの爽快なロックンロールナンバー。(←ト云う、ベタな表現がとても似合います。)「なんだ、ルーって、けっこういい人なんじゃないの~?」と気持ちがほだされてしまいますね~(^_^;)なんて思ってたらきっと痛い目にあうんですよ~泣
その後も、いい曲が続き、肩の力を抜いて聴ける一枚だと思います!
ヴェルヴェット慣れしていない人はこのアルバムから聴いた方がいいのでは?と思いますが、でもこれを聴いてもヴェルヴェットが理解できるということにならない、ひじょうにヴェルヴェットの作品の中では特殊な作品だと思います。
しょっぱなから長くなってしまった・・・汗

そして、二位、

サードアルバム「THE VELVET UNDERGROUND」

The Velvet Underground
The Velvet Underground
Verve

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*出だしの“CANDY SAYS”は、私がほんとうに好きな曲です。何度繰り返し聞いても、そしていつ何時聴いても違和感を覚えない、本当に自分自身に密着した曲だと思います。たいへん静かな曲です・・・。
そして、次の曲、“WHAT GOES ON”に至る展開がとても好き!この曲は、私のかなり好きな女優さん、大塚寧々が出ているNHK系の文化番組のオープニングテーマとして使われていましたが、なんか、大塚寧々とこの曲がほんと似合ったなぁ・・・(うっとり)今、よく語られる“文化系女子”として、渡辺満里奈、緒川たまき(←この人のことも相当好き)の名前が出てきても、なぜ大塚寧々の名前が出てこないのか?というのがすごく不思議です。・・・なんて、話がそれてしまいましたが、九曲目の“THE MURDER MYSTERY”は、ほんと素敵な悪夢が見れそうなとても不思議な曲。なんか変なんです!(笑)
そして、そして、十曲目、最後の曲、“AFTERHOURS”、これ歌ってるの、ドラムスのモー・タッカーなのかな?なんか、写真で見るとモー・タッカーってオバさんっぽいけど、この声は、何でこんなに可愛いの~~?!萌え~~~!!ってカンジなんですけど・・・!それとも、他に不思議の国のアリスのようなかわゆいロリータ少女を連れてきて歌わせてるのかなぁ?(笑)

次は、三位!

「THE VELVET UNDERGROUND&NICO」

The Velvet Underground & Nico

A&M

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*すみません・・・。ここでやっとバナナが出てきます。
主にヴェルヴェットのカバーバンドでは、このアルバムを中心として演っていたので、思い出深いはずなんですけどね・・・。
一番好きなのは八曲目“THERE SHE GOES AGAIN”、この曲を叩いてるときが一番楽しかったです!ほんと気持ち良かったですよ~!早くこの曲叩きたいなぁって常に思ってた(笑)私って基本的には元気目の曲が好きなのかなぁ・・・?(笑)
十一曲目の“EUROPIEAN SON”は、サーストン・ムーアがカバーしてたけど、ヴェルヴェットの編み出した、ノイズ・ミーツ・ポップミュージックをサーストン・ムーア解釈で演奏しているのでしょうけど、きっとヴェルヴェットへの愛が勝ちすぎちゃって、割りと原曲の手法を正しく守っているので、ヴェルヴェット大好きのノイズ小僧によるカバーといった感じで、やはりヴェルヴェットは超えられてなかったように思います。でも、サーストンって可愛い~♪

その次は、四位!

「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」
White Light White Heat
クリエーター情報なし
A&M

*私が居たバンドのリーダー的な存在だった、サイケ専門のレコード屋の店長さんであるHさんは、ヴェルヴェットのアルバムで、これだけ持っていなかったみたい・・・。それだけ“嫌い”だったみたいなのですけど、実は、当時私がヴェルヴェットの中で一番好きだったアルバムはコレでした~!一番うるさくて、ロックっぽい気がしたんですよね。
しょっぱなの曲、“WHITE LIGHT/WHITE HEAT”は、また空耳ばなしで申し訳ないのですけど、タ◯リの番組に採用されてましたよ!空耳の内容は、「お医者さん、お医者さん、うちの子診てくれ~♪♪」(笑)

そして、五位!

「ANOTHER VIEW」
Another View
The Velvet Underground
Verve

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*ファーストアルバムの“バナナ”に次ぐセカンドアルバム。
ロックバンドにとってのセカンドアルバムってすごく難しいですよね。
例えば、同じNY系で、VUの後継者とも言える、テレヴィジョンのセカンドアルバム「アドヴェンチャー」なんて、ほんとケチョンケチョンに評価されたみたいですもんね・・・。・・・私のトム(・ヴァーレイン)をいじめるなよ!
うーーん、今聴いてますが、ヴェルヴェットのセカンドはどうだったのかなぁ・・・。失敗?成功?“ルー・リードの原点である”とCDの帯に書いてありますが・・・。
でも、一番最後九曲目に、「LOADED」にも入っている、ルーのサービス精神、芸(ゲイ?)人魂炸裂の曲である“ROCK AND ROLL”が入っているので、良しとしましょうよ!終わりよければ全て良し!

・・・のはずだったのですが・・・5月23日追記、ゴメンナサイ・・・、また失敗しました~「ANOTHER VIEW」は、“未発表曲”第2弾ってことだったみたいです~セカンドはたしか「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」でしたよね・・・。このアルバムの最後の曲は“SISTER RAY”です。この曲も訥々としていますが、17分以上の大作!ヴェルヴェット初期の気骨を感じさせる大変な名曲です(オチませんでした~エーン!)
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HERE COMES THE SUN

2006-05-22 19:01:12 | 素晴らしき歌詞
Here comes the sun
Here comes the sun and I say
Its's alright

Little darling
It's been a long,cold,lonely winter
Little darling
It feels like years since it's been here
Here comes the sun
Here comes the sun and I say
It's alright

Little darling
The smiles returninng to their faces
Little darling
It seems like years since it's been here
Here comes the sun
Here comes the sun and I say
It's alright

Sun sun sun, here it comes
Sun sun sun, here it comes
Sun sun sun, here it comes
Sun sun sun, here it comes
Sun sun sun, here it comes

Little darling
I feel that ice is slowly melting
Little darling
It seems like years since it's been clear
Here comes the sun
Here comes the sun and I say
It's alright

Here comes the sun
Here comes the sun
It's alright
It's alright

(HERE COMES THE SUNージョージ・ハリスン)


Abbey Road
The Beatles
Capitol

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追悼!私の青春盤

2006-05-19 16:15:23 | 音楽
タイトル、また“青春”かよ!って感じですね・・(笑)

ラヴィン・スプーンフルの「魔法を信じるかい?」の記事
のコメントのところで、私とひじょーにジャケ買い心のツボが似てらっしゃる“とばすぜハイウェイ”のchitlinさまとお話ししていて、昔の私の趣味を思い出しました・・・。

>ブルーチアーとか、リッターとか、ブルース・マグースとか、ソニックスとか、MC5とか

・・・が、好きだったとお話ししたのですが、昨日は売ってしまったそれらのアルバムを思い出し、悲しみにくれてました(笑)

ここに、結婚が決まった後の去年、5月3日に新宿ディスクユニオンで大量に手持ちのCDを売った、その時のトレードリストがあるのですけど、その数合計153枚。取引金額54,216円・・・。

もう過去は忘れて大人になろう、とか思ったのでしょうけど、今になって襲ってくるこの後悔の念はいったいどうすればいいんでしょう?(笑)

ちょっと儀式的にそれらのCDの一部をご紹介しようと思います~。(未練がましいぃ~・笑)

Blue Cheer

Vincebus Eruptum
Blue Cheer
Polygram

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一曲目にザ・フーもプレイしていた“サマータイム・ブルース”が入ってますけど、私はフーよりもブルーチアーヴァージョンの方が泥臭くて疾走してる感じで好きでした~。
ブルーチアーは元々彼らの大ファンだった日本のバンド、ゆらゆら帝国と、何年か前、日本で同じステージに立ちましたよね~。
ゆらゆら帝国のフロントマンの坂本慎太郎さんが多摩美の学生だった1990年当時に、18歳だった私は中央線上の国分寺にほど近い駅徒歩20分くらいのアパートに一人暮らししてたのですが、その頃に国分寺の古着屋さんで坂本さんがアルバイトをしていました・・・。眉毛が無くて浮世離れした風貌の坂本さんのことが大好きだった私は、よくその古着屋さんに行ってました・・・。もちろん恥ずかしがりやなので話しかけたりはしてませ~ん!

リッター

Distortions/$100 Fine
Litter
EVA

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このバンドのメンバーは当時全員10代だったらしいですね~。
収録されているほとんど(全部?)の曲がカバーだったように記憶してます~。


ブルース・マグース

Psychedelic Lollipop
The Blues Magoos
Repertoire

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このアルバムの一曲目「(We Ain't Got) Nothin' Yet」がテレ朝「タ◯リ倶楽部」の“◯耳アワー”で取り上げられてました~。
空耳の内容は「なーぜか本出した、なーぜかヒットした♪」でした(笑)

ソニックス

Psycho-Sonic
Sonics
Chiswick

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これぞ突っ走りまくるガレージパンクですね!
ジャケに見るメンバーの見てくれもめちゃくちゃクール!(あっ!でもこのジャケ、私の持ってたのとはジャケ違いのものみたい・・・汗)
 
MC5

Kick Out the Jams
MC5
Elektra

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メンバーのフレッド・スミスはパティ・スミスの旦那さんになりましたね。パティ・スミスのアルバム「WAVE」の中の“フレデリック”とは彼のことらしいです。
テレヴィジョンのベーシストも同じくフレッド・スミスという名前でしたね・・・。

モンクス

Black Monk Time
The Monks
Warner Bros / Wea

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こりゃドイツのバンドだったっけな?ん?アメリカ?メンバー全員脳天が河童みたいな感じに剃ってあって、いわゆる僧侶(モンク)でモンクスということでしょうが、ふざけ抜いてますよね~(笑)音はなんかガチャガチャした感じですけど、これまた疾走感があり、すごく良かったです。

ファッグス

The Fugs Second Album
The Fugs
Fantasy

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明大前のモダンミュージックで買ったような・・・。
モダンミュージックでガレージものを買うのは絶対おかしいと言われました~(汗)
そこは主にアヴァンギャルドものを取り扱っていたので・・・。
でもガレージものも豊富だったような気がするんだけど・・・。

ジャーマン・オーク

German Oak
German Oak
Radioactive

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これもモダンミュージックで買ったと思うのですが、聴いてみてもほんとワケ解らなかったです・汗 メルツバウの秋田昌美さんがこのバンド好きだったみたいですね・・・。(アレ?これ昨日調べた時ちゃんとジャケ画像付いてたような気がするんだけど・・・、ジャケ、ヘンな感じでした。ブックレット無しのブートみたいな雰囲気・・・。)

ペブルス

Pebbles, Vol. 5
Various Artists
Aip

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ガレージもののオムニバスを何枚か買ったのですが、これは池袋のWAVEで購入。
いわゆるジャケ買いです・笑 首つりサイケ少女・・・。
中にドアーズそっくりの曲があって、これはドアーズが先か?このクソバンドが先か?と話が盛り上がりました~。

THE MUSIC MACHINE

Turns You On
The Music Machine
Repertoire

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本日の例外。このCDまだうちにあります。今日ご紹介したCDみんな、ほとんど当てずっぽのジャケを見ての感覚買いだったので、もちろんハズレも多かったのですが、なんか今だこの「TALK TALK」は好きです~。(アレ?アルバム名が違いますね。私のCDは「“FEATURING” TALK TALK」としか書いてありませんよ~!)4曲目はジョージ・ハリスン作曲の“TAXMAN”、9曲目がストラングラーズもプレイしていた“96TEARS”、そして12曲目、最後の曲はあらゆる人がカバーした“HEY JOE”。
なんかカバーの数々がツボにはまってて売れないみたいです(^_^:)オリジナル曲もなかなか良いデスヨ!ボーカルもジャム時代のポール・ウェラーのような?破裂音含みのような歌い方で、すっごく良いです!

あぁ~・・・。こんな過去に聴いてたものを出して、またも荒くれルルにならないように気を付けます~泣

みなさま読んで下さってありがとうございました・・・m(__)m


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創造とコミュニケーションとフェミニズムのためのプレイリスト

2006-05-19 13:43:44 | 音楽
こんにちは、ルルです
おかげさまで、毎日を順調に過ごしております。
お弁当作りも毎日やっております。朝ご飯も夜ごはんも、前よりも工夫して作るようになりました。
お掃除も毎日。昼頃起きていた時よりもメリハリのある生活ができてるような気がします。
先週、土曜日、今の生活が本当に耐えられないとダンナさまに泣きながら訴えたのですが、ダンナさまのふとした一言から自分がやりたいこと、世の中のためにできることが光が降りてきたように(宗教がかってますが・・・。)見えてきて、今、その為に徐々に努力をしていく途中です。
主婦という仕事も本当に大切だと思うけど、やはり直接的に世の中の役に立てているという実感が欲しいのかもしれません・・・。
そして、そうすることで(世の中を見ることで)ますますダンナさまの大切さが解り、もっともっと彼を大切にできるような気がします・・・。

以上、決意表明でした!
どうか、暖かく見守ってやってくださいm(__)m

えーと・・・、最近の話ですが、うちに通い猫が来るようになりました。
茶トラの2歳くらい?の女の子なのですが、やはり動物のいる生活っていいですねぇ・・・。世界への慈しみの心が生まれますね・・・。
彼女、夜中12時頃来て、ごはんを食べて、私たち夫婦と少し遊んで、一眠りして帰って行きます・・・。うーん・・・、ワンコが欲しかったのだけど、猫も可愛いぞう(笑)

これから3連続くらいで、過去に好きだった音楽の記事をアップして、そして、それなりに過去との問題を整理して引き出しの中にしまい直そうかなぁと思ってます。
過去好きだった音楽の記事をアップすると、血気盛んだった昔の感覚を思い出すのか、いきりたってしまい、気が強くなり、大抵ダンナさまとケンカになってしまいます・・・。
なので、過去の問題は、今回アップしてある程度満足したら、封印しようかな?と思います。・・・書くにしても、もう少し、もう自分は夫を支えなければならないオクサンなんだよ、ということを自覚してコントロールしながら書かないと・・・。
なんて、ブツブツすみませんっ!

今日は、1999年、浅草・浅草寺(せんそうじ)での再会から始まった、音楽家(志望)と詩人(志望)(←コレが私)の直接的な闘いの、宣戦布告の印となった?記念すべき編集テープのプレイリストについてお話しします。(ほんとココに辿り着くまでの前置きが長くってスミマセンでした~。)

宣戦布告・自己紹介・創造への手助け、と三つの意味合いを持つプレイリストです。

冒頭の“北村透谷”とは、江戸末期・明治初期に生き、日本文化の純潔性について説き、外国文化を取り入れる風潮をなげき、若くして自殺した天才詩人です。
彼の書いた論文「移動の時代」の朗読と、それについての私の考察(コレ実は学校の課題だったんです・・・。)のブツブツ・・・を吹き込んだものをテープの冒頭に持ってきたのですよね・・・。私は一体何を考えていたのでしょうか?(笑)

北村透谷「移動の時代」への考察とは、
明治以前の日本も、果たして純粋だと言えただろうか?
日本は中国からの影響をすごく受けてきたはず。
時代の気風を敏感に感じ取る文学者の多くが、時代の変化に順応できず、死を選ぶ人もでてきたかもしれないけど、それらの精神はひじょうに排他的だと。
そして、第二次世界大戦の敗戦国である、ドイツ・イタリア・日本こそ、文化的に面白いものが多く出てきた。それは、敗戦で価値観が崩壊し、何でもありになってしまいその中から文化的に面白いものが出てくるのだと思う・・・なんて話ですが、何しろ幼稚な21歳の小娘が考えたことなので、論理性のかけらも無く、思いつきでものを言ってるような感じですね(笑)
最後の決めセリフは、「・・・いいものが出来ると思います☆」
そのセリフは、その後も長らく対立関係になる、音楽家を志す友人たちに宛てたものだったのだと思います・・・。心情的には・・・。仲間に入れてもらえなくてほんと悔しいけど、おまえら頑張れよ!みたいな・・・(笑)今は負け続けかもしれないけど、志し続ければきっと、必ずいいものが出来るって・・・。それは私自身にも宛てた言葉だったのかもしれません。
そして、それから6年ほど後、1999年に、直接この言葉を彼(ら)に渡すことになります。

このプレイリスト、ダンナさまに捨てられてしまったと思い、数日前の朝、取っ組み合いのケンカになりました。
でも、見つかったので・・・、この場を借りて、「ダンナさま、ほんとーーーーーーーーにごめんなさい!!!!!!



SIDE:A

1.北村透谷「移動の時代」朗読、それについての考察「音楽と文学について」。
2.CANDY SAYS・・・・・・The Velvet Underground
3.New Age Woman・・・・・・Les Visible
4.See Emily Play・・・・・・Pink Floyd
5.Lazy Sunday・・・・・・The Small Fases
6.2-4-2 FOX TROT(The Lear Jet Song)・・・・・・The Byrds
7.New York Telephone Conversation・・・・・・Lou Reed
8.Hello Goodbye・・・・・・The Beatles


SIDE:B

1.Bye Bye Baby・・・・・・マリリン・モンロー
2.It's in his Kiss・・・・・・サンディ・ショウ
3.Walk On By・・・・・・The Four King Cousins
4.Outlaw Blues・・・・・・The Great Society
5.As Tears Go By・・・・・・マリアンヌ・フェイスフル
6.Supercalifragilistic expialidocious・・・・・・ジュリー・アンドリュース
7.Alice in Wonderland Medley・・・・・・Chris Calabrese ーPianoー
8.Poor Little Rich Girl・・・・・・ジュディ・ガーランド
9.Moon River・・・・・・オードリー・ヘップバーン
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お知らせ

2006-05-16 18:41:36 | お知らせ&伝言
いろいろな方の素敵なサイトを見て、ブックマーク(リンク)を付けさせていただきたいページがいっぱいでてきてしまったのですが、ブックマークの限度が30件までなので、ままなりません~(もうすでにいっぱいいっぱいなのです・・・汗)(復活を心待ちにしている方もいらっしゃいます!いつまでもシツコク待ちますよ~~~!!!!!

gooブログはブックマークの限度量をもっと増やしてくれないのでしょうか???泣

リンクを貼らせていただいていない方のページでも、お気に入りのページ、たくさんあります!

そのことをお知らせしたく、筆?を取りました~
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魔法を信じるかい?

2006-05-16 12:15:51 | 素晴らしき歌詞
女の子の心の中で起こる魔法を信じるかい
音楽がひとたび流れだせば
彼女はどんなふうに自由に解き放たれることか
音楽がご機嫌ならいつだって魔法が起こるんだ
昔懐かしい映画のようにしあわせな気分にさせてくれる
きみのたましいを解き放つ魔法の話をしてあげよう
でも見ず知らずの人にロックンロールを教えてあげるように
大変なことかもしれない

(魔法を信じるかい?ーJ.Sebastian)


魔法を信じるかい?
ラヴィン・スプーンフル
BMG JAPAN

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SANDY SALISBURY 「EVERYTHING FOR YOU」

2006-05-14 14:35:27 | 音楽
モスコさんの暖かいアドバイスに涙して、皆さまの暖かいコメント、心に響いたルルですが(本当にありがとうございます!!!m(__)m)それなのにダンナさんが帰って来ない淋しさに耐えられなくて、コメントもお返しできず、記事もアップできず・・・(軟弱さかげんが炸裂してて、しかも皆さまに大変失礼してしまいまして、ほんとうにゴメンナサイ・・・泣)ダンナさんが帰って来ても、なぜかスネてしまい、三日間、ダンナさまの隣りには寝ないで、ひとりで床で毛布にくるまって寝ました・・・(恥笑泣)
ダンナさまが今、うちに居て嬉しい。
やっぱり私はダンナさまが居ないとほんとダメです。
でも少しずつ強くなって、ダンナさまの手助けをして、立派なオクサンになりたいでっす!!!(みなさまご心配おかけしました・・・m(__)m)

今日は、ハワイ・ホノルル生まれの、甘く優しいポップメーカー、“サンディ・サリスベリー”をご紹介します

SANDY SALISBURY 「EVERYTHING FOR YOU」

ダンナさまに出会ってから、吉祥寺のユニオンで買いました。
ジャケが可愛らしくて、ダンナさまに「あっ!これルルっぽいね!」と言ってもらえて嬉しかったのと、サンディがミレニウム人脈だということに興味を持ったのと・・・。

家に帰って聴いてみて、少し拍子抜けしました。ミレニウムのような複雑で層の厚いサウンドを予想していたので・・・。

カート・ベッチャーのプロジェクト・ミレニウムでのサンディの役割を表す言葉を彼自身が話しています。
「僕は裏方としてやるべきことをやるだけで満足だった。」
ミレニウム「ビギン」の4曲目“5 A.M.”を作曲したのがサンディ・サリスベリーだそうです。
今、あらためて聴いてますが、こりゃ大変な名曲デスネ・・・。

ホノルルから、60年代当時、めちゃくちゃホットな場所であったであろう(あぁ~・・・!タイムマシンがあったら、ほんと真っ先にそこに行きたいよ・泣)カリフォルニアに出て来て、カート・ベッチャー、ブライアン・ウィルソン、ゲイリー・アッシャー、トミー・ロウ、ジャニス・ジョプリン、クライヴ・デイヴィスなど、そうそうたる面子と交流しながら、でも、“ほとんどハリウッド・ヒルズのアパートに身を隠して”音楽活動をしていたサンディですが、ミレニウムで共に活動したカート・ベッチャーに比べて、その音楽活動はなかなか不遇だったそうです・・・。

サンディのついてのイメージを、いろいろな人の言葉から考えてみると、「サンディの曲には常に無邪気さがあって、我々はよく彼を『バブルガマー』(子供っぽい)といってからかったものだが・・・」(by.ジョーイ・ステック)バブッ???(←ルルの赤ちゃん語)
「明朗快活を絵に描いたような屈託のないバブルガム・ポップ、そして、甘く、イノセントな歌声が胸キュンのソフト・バラードなど、サンディ・サリスベリーならではの音世界・・・」(by.長門芳郎=ポール・ウィリアムスなど、ソフトロック系の音楽家のレビューを多く手がける音楽評論家。)
サンディのイメージを思い浮かべていただけました?

なんか、最初聴いたときは拍子抜けしたけど、なかなかこのサンディの音世界がいいんですよ~(^_^)
詞もこんな感じ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

君の手に触れると ドキドキしちゃう
頭がクラクラして どこかに落ちつかなきゃ そう、

人は「愛」ってところに落ち着くんだ
みんな自分に素直になって 呼ばれた方に行くんだ
「愛」って場所には 素敵な夢があふれてるのさ
「愛」ってのは
人が落ち着くところなのさ

きみを愛する気持ちはつのるばかり もう手に負えない
どうしたらいいんだ
這いずり回るようになる前に何とかしておくれ

愛して欲しい 今すぐに
僕はもう有頂天 なんだかツキが回ってきたようだ
落ち着くところがみつかりそうで
気持ちが落ち着くところがね そう、

(LOVE IS PLACE FOR PEOPLE TO FALL IN)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎日君の姿を見かけると
僕は背骨がゾクゾクするんだ
くるくるとめまいがしそうで
なぜだかわかってるんだ

愛がイチゴ畑にやってきた感じさ

どこかしら 君のしぐさに いつも目を見張る僕
世界中が微笑みかける 君が通り過ぎるだけで

あぁ 僕はもう君に夢中さ
こんな気持ち 言葉には出来ないよ 現実とは思えない
胸が張り裂けそうな気持ち わかるだろ
嬉しくて 嬉しくて 最高に幸せな気分になる

(LOVE CAME TO STRAWBERRY LANE)


とか、だいたい終始こんな感じ(笑)
でも彼なりに真面目に語っている詞もなかにはあって、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

愛に任せて 君の去る姿を僕は見守る
愛があるから僕は黙っていよう
君が僕のそばにいるようにと願う
そんな夢に感謝して
寒さから僕を守ってくれる火のぬくもりに感謝して

愛に任せて 君を見送ろう
僕が どんなことをしようと
君の気持ちを変えてとどまらせることなど出来ない
愛のせいで君は立ち往生してしまうだろう
やっと分かったと思ったときにね
愛に任せて そっと終わらせよう

愛に任せて 現実を見てみよう
そして本当のことのように 作り上げてしまうんだ
そんな馬鹿な夢を僕は勝手にみるのさ
そんな馬鹿げた気分に浸るのさ

(LEAVE IT TO LOVE)


私、この曲、すごく好きです・・・。

サンディ・サリスベリー、全ての楽曲のメロディが60年代的なトキメキに溢れています!
なんでも、サンディは童話作家としても作品を作り出している模様。どんな感じなんだろ?読んでみたいな・・・。

P.S.スミマセン・・・、冒頭の画像は、サンディ・サリスベリーのもう一つのアルバム「SANDY」のジャケです・・・。
あまりにも、サンディの笑顔が愛らしすぎるのでどうしても載せたくなってしまいました・・・!


エヴリシング・フォー・ユー
サンディ・サリスベリー
インディペンデントレーベル

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フィッシュマンズ “MY LIFE”

2006-05-10 12:25:20 | 素晴らしき歌詞
ダンナさまが、朝9:00に出かけ、夜11:00頃帰って来る日々になりました。
やはりかなりツライです・・・。
昨日は、いろいろ音楽を聴いていて、すごく感傷的な気持ちに・・・。

今日は、昨日ずっと聴いていた曲。1999年に風邪をこじらせて亡くなってしまった佐藤伸治さんのバンド、フィッシュマンズの“MY LIFE”について書きます。

ダンナさんは「フィッシュマンズが好きという女が嫌い。」とか言うけど、「そんなこと言われたって、やっぱりフィッシュマンズ、すごく好きだ!!!」って叫びたいです。
佐藤さんが亡くなった年の〈エゾロック〉の会場で、この曲“MY LIFE”がかかって(エゾロックでは、ステージ上で誰か歌ってない時もBGMとして曲が流れているみたいなので・・・、その選曲もなかなかみどころらしいです。)それを聴いた歌手のUAが佐藤氏のことを想い、「この会場に佐藤君が居るような気がした。」というようなことを言ってました。そして、ステージ上で佐藤さんに捧げる曲を歌った・・・。会場からすすり泣きが聞こえたみたいだし、その記事を読んでる私も、ほんと泣けて来た。

“MY LIFE”は私にとって、特別な曲です。


今はいいよMy Life もうすぐさ
悲しい顔の僕らのこと
迎えに来るんだ きっと
大きな風 迎えにくる
声を出したまま あわてずに もう少し

あー涙じゃ何も片づかない
焦らずに大きな答えを出す
歌う 小さなMy Life 続いてるoh yeah
いつも ゆれてるMy Life
初めての言葉を吐く

雨は降ってたけど
今は笑ってた
明日はどうでもよかった
今は笑ってた

そんな風さMy Life
風が吹けば 未来が笑う
今にわかるんだ
こんな時が幸せっていう怪物だって
ホラね見てごらん
君もいま輝ける時

もう知識はいらない
何もわからなくても

今はいいよMy Life 楽しいさ
大きな声 世界をまわる
声を張り上げて歌うよ
ふるいたってる あなたのために

声を張り上げて歌うよ

今はいいよMy Life

(“MY LIFE”詞・佐藤伸治)


私、昔はスタイリッシュなものしか部屋に貼らない(笑)主義だったけど、20代半ばのホントつらい時期、でも、何とか社会復帰しようとしてた時期、フツーのミーハーな人の部屋みたいに、でもひかえめに佐藤伸治さんと、中村一義さんの雑誌の切り抜きを壁に貼っていました。心の支えだったから・・・。あと、あの乙武洋匡氏とか・・・(笑)←この事実ダンナさんにへんちくりんだと言われましたね・汗

“MY LIFE”は、モラトリアム的な若者の意識を代弁したものであるという批評がありますが、実は、モラトリアム・ニートなどの心情をちゃんと歌えている音楽って他に無いと思うんですよね。
私は、『もう知識はいらない 知識はいらない 知識はいらない・・ 何もわからなくても・・』という一番盛り上がる部分で号泣します。私がキリキリになって青筋立てて躍起になってる、もっともっと知識を得なければ!という追い詰められたギリギリの気持ちがフッとほだされて、佐藤さんのキヨシロー似とも言われる優しげな声に全てが癒され、赦されるような気がするのです。


FISHMANS BEST 1991~1994 ~Singles&More
フィッシュマンズ, 佐藤伸治, 小玉和文, 中原信雄, 窪田晴男
ポニーキャニオン

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私の青春 ソウル一発!

2006-05-09 14:42:23 | 音楽


朝7:00に起きて、お弁当を作るようになりました。ルルです。
でんぶでハート、とか、海苔でLOVE、とかはやってません。
しごくシンプルなお弁当を作っております・・・。もう三十路も半ばに突入しそうな年なので・・・(爆死)

話は変わり・・・、いたち野郎さん!お誕生日おめでとうございます!

イタさんとこのフーズ・ネクストの記事に触発されて、私の10代の頃のお話をしようかなと思いました。

私の18歳、一人暮らしの頃は、ライブに鬼のように通う日々でした。
中でも一番夢中になったのが、ニューエスト・モデル!
ソウルミュージックや、パンクロックから影響を受け、文字通りソウルパンク(笑)と言われていました。
初期の頃は、フー、キンクス、ジャムからの影響が色濃く見られます。
メジャーデヴューしてからのアルバム・ジャケは、フランク・ザッパ、バーズ、サージェントペパーズなどのパロディでした。
彼らについてはいろいろお話ししたいことがあるのですが、今日はサラっと・・・。

ニューエスト・モデルのバンドコンセプトを担う人物である、VO&Gの中川敬氏は、ホントするどい先見の明の持ち主だと思うんですよね・・・。
「予備校ブギ」のオープニングテーマを歌うか歌わないか位の時のフリッパーズ・ギターに目を付けて、自身のバンドのゲストとして招いたのですよ・・・。1990年のことです。
今は亡き日清パワーステーションでそのライブ、観ました!けっこう貴重だと思うのですが・・・(^_^;)
でも、90年代の日本に生きながら、リアルパンクを体現しようとしていた私は、ちょっと訳知り顔で腕組みしながら観てる人でも居ようもんなら、蹴りを入れるような男気溢れる?18歳だったので、(わーん!あの時の方ごめんなさい~!!!むっちゃ反省してます!!!)「ふーん・・・、可愛いじゃん(←神奈川弁)。」と腕組みをしながら逆に蹴りを入れられそうな態度で観てました・・・。

その後、フリッパーズ・ギターは一時代を作ってしまうようなブレイクを見せます。
私は一人暮らしで沈没。実家に戻り、挫折をした身の上では、社会的メッセージを唱え続けて来たニューエスト・モデルは耳が痛くて聞けなかった・・・。そして海外逃亡。(←音だけ)
そして、ニューエスト・モデルは、同郷大阪時代から共に活動を続けて来たメスカリン・ドライブと融合。ソウル・フラワー・ユニオンと名前を変えます。

中川氏のセンスの良さを示すものは、もう一つ、くるりのこと。
「ノーミュージック、ノーライフ???ケッ!!!」と言い放った(笑)ダンナさまのお友達の彼女さえも「くるりが好き!」と言っているのに驚きます・・・。くるりって、今、ほんと人気があるのですね・・・。
中川氏は、初期の“自らの血の海でもんどりうって苦しんでるような切迫感のある”くるりをそうとう気に入っていたようで、今から7年ほど前、(記憶が正しければ1999年。)日比谷野外音楽堂にて、ソウルフラワー、サニーディ・サービス、くるりの三者で競演を果たしています・・・。
たしかに、大御所2組を食ってしまうような勢い、切実さがあの時のくるりにはあって、真っすぐすぎて座っているようにさえみえる目、ダサさギリギリのぜんぜん作ってない“見てくれ”。ステージ上でのたうちまわる姿。また中川さん、すごいの見つけたなぁ・・・。と思ってしまった・・・。
今のくるりは少々音楽性が変わってしまっているようなのですが・・・。(museさんの記事を参照して下さいませ。)

フリッパーズ、くるりと時代の寵児である2組を見いだしたセンスを持つ、中川氏ですが、私は実はソウル・フラワー・ユニオンになってからの曲は、テレビで見かける程度しか聴いていないのです・・・。
私は、まだ後ろめたさから耳を閉ざしてるのかなぁ・・・。
でも、流れてくるその音には、この世への諦観のようなもの哀しい雰囲気を覚えるのですが・・・。もうそろそろ聴いて、詞もじっくり読んでみようかな?と思います・・・。そろそろ、空中分解したままで放り出してしまった、10代の頃に感じた、“やり場の無い怒り”のようなものに決着を付けないと・・・。
(案の定長くなってしまった・汗 ごめんちゃい。。。)
                    

プリティー・ラジエーション
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ソウル・サバイバー
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