1月15日(水)、標記のゼミ授業で、学生6名を自家用車に同乗させて、大学から車で10分ほどの距離にある藍住町の「藍の館」に見学・藍染体験に行きました。ゼミ学生の一人が、藍染と書道のコラボレーションをテーマに、卒業論文を考えているからです。
指導員の方の説明通り、しわしわにしたハンカチを蒅(すくも)を溶かして発酵させた紺色の液体の中に1分間漬けては空気にさらす作業を、2~3回繰り返しました。
布を開くと黄緑っぽい色です。成分が酸素と結合することで、徐々に藍色に変わっていきます。
これを水道の流水で不要な成分を洗い流すと、きれいな藍色になりました。
脱水機にかけたあと、アイロンで乾かします。
複雑な模様のある、美しい藍染ハンカチの完成です。
総工程、20分程度で早くも完成しました。とても楽しい時間でした。
この後、藍商人の住んでいた旧家や、藍の栽培・収穫・染料の製造過程などの記録を見学して、記念撮影をして帰りました。
大学に帰り着くと、90分経過のチャイムが鳴って、ちょうどよいスケジュールでした。
たまには、このような学外授業もします。