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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

徳島城公園のタラヨウ

2016年12月18日 | 日記

12月18日(日)、徳島城公園に行きました。徳島城博物館で、「城下町の風景」という展覧会が行なわれています。貫名菘翁の作品がいくつか展示されていました。美馬儀一郎が所蔵していたものということです。貫名菘翁の作品は偽物が多いのですが、阿南の神原家は菘翁のパトロンだった家で、儀一郎はこの家で生まれ、松茂町の藍商人である三木與吉郎(号は雲城)の元で修業し、美馬家に養子に入って後に豪商・国会議員にまでなった人です。阿波銀行の頭取も務めています。そんなわけで美馬家の所蔵品に偽物はありません。なかなかよい作品展示でした。

徳島城公園には、木々がたくさん植えられていますが、タラヨウという珍しい木が何本か植えられています。美しい常緑樹です。

日本で、紙が一般化する前にこの葉に写経を行なっていました。ここにつまようじのようなもので字を書くと、黒く変色します。インドでは、ヤシのような植物の葉を使ったようです。下記サイトをご覧ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E8%91%89

手紙にも関係があるので、徳島中央郵便局の前にも植えられています。

 


徳島LEDアートフェスティバル2016

2016年12月18日 | 日記

12月17日(土)、昨夜から、標記のイベントが徳島市中心部で始まりました。夜になって新町川に出かけました。川面にたくさんのボールが浮かべられて、内部にLEDが仕込んであります。これらは、時間が経過するにつれてどんどん色が変わっていきます。会場周辺は、見物客で一杯で、駐車場はどこも満車状態なので驚きました。ようやく少し離れた場所の駐車場を見つけて、歩いて見学に行きました。

本当に美しい風景です。岸辺に置かれたボールもいくつかあって、見物客が触って遊ぶこともできます。弾力があるので、ゆらゆら動きます。

藍場浜公園には、シャワーのようなLEDのモニュメントがあって、ツリーや山の形が映し出されます。これも形はどんどん変化していきます。

これを企画しているのは、有名な「チームラボ」という会社です。代表の猪子寿之氏は徳島市内の生まれで、四国大学の特認教授でもあります。イベントのHPがありますので下記をご覧ください。開催日はあと1週間ほどあります。夜が美しいです。ぜひお出かけ下さい。

  2016年12月16日(金)~25日(日)(10日間)
18:00~22:00(一部コンテンツを除く。)

http://tok-led-artfest.net/about/

 

 

 


徳島県議会ホール 書道パフォーマンス2016

2016年12月17日 | 日記

12月15日(木)、昼休みの時間帯に標記の公演を行ないに行ってきました。学生は5名参加です。県議会の最終日だったので県議会ホールには、議員さん、傍聴の県民、県職員、高校生の保護者などで一杯です。100名以上の方が来ていました。議会代表が挨拶している後ろには県知事もおられます。

まず、一字書を遠山さんが書いています。「参」の字です。今年の夏の参議院では18歳以上の若者にも投票権が与えられ、若者の政治参加が進みました。それを象徴する文字です。

次は、名西高校の生徒が「藍」と書きました。東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムに藍を使ったデザインが採用され、藍産地の徳島県では「藍の日」も制定されました。藍に関する様々なイベントが盛り上がっています。それを象徴する文字です。

次に、名西高校生の作品披露です。9名の高校生が立パネルに徳島の名所や特産に関する文章を書きました。衣裳は今回のために新調されたとのことで気合が入っていました。

最後に、霧吹きと型を使って、きれいな絵も入れました。見事な作品になりました。

最後は、四国大の作品です。最初に3名が細かい文字で、自分たちの夢を書きます。

次に2名が大字で「夢へ進め」と元気よく書きました。

作品が完成しました。森川さんが作品の説明をしています。

この後、最初に書いた2文字を後ろの壁に掲げて、披露して終わりです。作品群の前で全員が並んで挨拶です。美しく出来上がりました。

県知事や議員さんと共に全員で記念写真です。

四国大学の5名で記念写真を撮って終わりました。

多くの観客の皆さんに喜んでいただけたようです。この様子は、TVカメラでも撮影されて、この日の夕方のローカルニュースでも流されました。

このようなパフォーマンスが、多くの県民の皆さんに注目される時代となりました。これがきっかけになって、書道に興味を持って書道の学習を始めて頂く方が出るとくるとよいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 


徳島県議会書道パフォーマンス2016リハーサル

2016年12月12日 | 日記

12月12日(月)、放課後に徳島県議会ホールで行なう予定の書道パフォーマンスのリハーサルで学生を引率してきました。書道クラブの5名・・・2年生の遠山さん、矢部さん、1年生の池内さん、森川さん、大南くんです。今年は、議会からの提案で名西高校の生徒9名とコラボレーションの演技です。既に、先月末に学生代表を連れて名西高校を訪問して、打合せを終えていますが、一緒の演技は今回が初めてです。この公演自体は、既に4年目になるでしょうか。この時期の恒例となって、楽しみにされている方も多いのです。この日はリハーサルですので、墨は使わずに、音楽に合わせて動きとMCの確認です。

遠山さんが「今年の一字」の漢字を書きます。学生が今年の出来事を代表する文字ということで考えました。どんな字を書くかは当日まで秘密です。

名西高校の演技が終った後に、四国大学の大作品です。1年生の二人、池内さんと森川さんがダイナミックな演技を見せています。

最後に、全員そろって、元気よくあいさつです。

公演当日は、12月15日(木)、12:15~12:45 の間に行ないます。県議会の最終日ですので、傍聴にお出かけの方も是非ご覧ください。この他、一般の方もご覧になれますので、県議会ホールにお出かけ下さい。なお、県議会ホールには専用の外来駐車場はほとんどありませんので、ご注意下さい。

 

 

 

 


脇町見学2016

2016年12月09日 | 日記

12月9日(金)、午後の2コマの授業時間を使って、「実用書法」の受講者4名を脇町に連れて行きました。学外授業です。ジャンボタクシーで約50分でオデオン座に到着しました。脇さん、矢野さん、中野さん、杉本さんの4名です。

美馬市役所商工観光課の蔦佑亮主事が説明して下さいました。後ろには西部地区コーディネーターの徳山さんも来て下さっています。

今年1月に行なわれた「うだつをいける」のオープニングステージの様子をビデオで見せていただきました。假屋崎さんが活躍されていました。

時間があったので、舞台の下の「奈落」も見学しました。

次に吉田家住宅に移動しました。うだつの町の通りの中間ぐらいにあります。

内部も一通り見学しました。箪笥の引き出しを開けるとハーモニカの音がします。泥棒除けだそうです。

最後に、新たにできた交流センターでご挨拶をして大学に戻りました。最近はこの通りにはインバウンド客が多数来られるようです。香港や台湾の方が最も多いとお聞きしました。

年末までに、学生が「うだつをいける」の看板を制作します。1月8日(日)のオープニングにはお披露目されます。お楽しみに。

パンフレットも掲載しておきます。