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第37回 書論研究会大会 

2015年08月25日 | 日記

8月23日(日)、つくば大学で、標記の大会があり、発表参加してきました。22日(土)のオープンキャンパスを終わらせて、直後に空港に移動し、夜にはつくば市に到着、23日の11時から大会は始まりました。

つくば大学の菅野智明先生によれば、つくば大学で書道の大きな学会が行なわれるには3回目だということでした。

研究発表は全部で5件、講演が2件でした。発表時には、丁寧な手書きの垂れ幕が用意されていました。下の写真のような感じです。

私は、発表の4番目で、「徳島・淡路に存在する巌谷一六・日下部鳴鶴の書碑について」と題して、20分ほどの発表をし、10分間の質疑応答を受けました。一六の碑は徳島に2基、淡路に2基あります。鋭い質問もいただきました。

今回の研究大会では、書論研究会主宰の杉村邦彦先生が、新たに発見された「巌谷一六日記」に関する講演をされたので、その前座的な意味で、一六の石碑の発表を主にしました。杉村先生が所蔵されている一六の作品を掲示されていましたが、これは昔、長野県で高校の教員をしている時に、ある場所で見せて頂いたことがある作品でしたが、後に売りに出されて、現在は杉村先生が所蔵されています。

大会が終わったあとは、つくば駅前のホテルに移動して懇親会を実施、楽しい時間を過ごしました。

この夜もつくば市に宿泊し、24日(月)午前には、八王子市の喜根井家を訪問。ご夫妻と昼食を共にしてから、飛行機で帰宅しました。台風が近づいていて、沖縄方面の飛行機は飛んでいませんでした。もう一日台風が早くきていれば、帰れないところでしたが、なんとか無事に帰り着きました。

 


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