11月15日(金)、今年度の芳藍書道展が始まりました。徳島駅付近の四国大学交流プラザ3Fです。
書道文化学科の1~3年生の作品、約70点が会場いっぱいに展示されています。
下級生の作品は、勉強中のために古典の臨書作品が多いので、書道を知らない方がみても、なかなかその良さが理解できないので、今年はわかりやすい創作作品にも挑戦するように学生に呼びかけました。
たとえば金子みすずの詩を書いた作品は、紙にあらかじめ青墨の淡墨で模様を作ってから、その上に詩を書いています。
臨書作品も、大きさを変化させたりして、楽しめる展示になっています。展示は11月17日(日)の16:00までです。
なお。17日(日)の午後はおなじ建物の5階のホールで、四国大学書道文化学会が開催されます。
書家・デザイナーとして活躍中の荻野丹雪さんを大阪か招いて講演をしていただきます。京都在住で本学非常勤講師の書家、上田 普さんが聞き手として荻野氏の話を引き出してくれます。この話は13:30~14:40 の予定です。荻野さんは、サントリーウイスキーの「響」の文字や、NHKドラマのロゴなども手掛けている有名な書家で、デザイン書道の大家です。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.sho.ne.jp/ano-sho/t-ogino.html
このほか、鳴門東小学校教諭の港先生のユニークな書写授業、本学の亀石先生の中国での授業、本学4年生の西川さんによるブラジルでの書道指導など、映像を中心にした楽しい発表が16:00頃まで続きます。
入場無料で、一般の方も視聴自由ですので、ぜひご参加ください。
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