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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

空沼岳と周辺散歩(スキー) 平成22年4月11日(日)

2010-04-12 00:21:50 | 支笏湖周辺・冬山
 期待して朝5時過ぎに起きると、雨です・・・。
 しょうがないので様子見でだらだらしていると、おおっ、いつのまにか雨が止んでます!
 朝飯にオリーブオイル&バターたっぷりのあさりのパスタを作って食べ、満腹になって7時に出発です!

 ぴよしろう、冬の空沼は初めてです。
 今日は空沼岳を金山林道コースから登ることにして林道入り口に駐車。
 いつものように退路を断つべく、止むを得ずビールを飲んで(笑)準備します。

 すると車の中から雪山ガイドが出てきます。
 で、空沼のページを見てみると、「金山林道は借地している鉱山会社が立入禁止にしている」という記述が。

 なにー!立入禁止だと~!もう飲んじゃったから移動できないでしょうが!

 焦ってまわりの看板などを見ますが、特に立ち入り禁止の表示はなし。
 なので、やっぱりここから出発することにします。
 ああ、よかった(笑)。
 


 9時25分、GASPOのショートスキーをはいて出発です。

↓うっすらトレースの残る林道。



 昨日雨が降って表面が凍って硬く、でもその下はモチモチの柔らかい雪。
 スキートップがひっかかってめちゃめちゃ歩きにくいので、つぼ足にすると今度は埋まってだめ。
 いろいろ試してみて、スキーでラッセルのように先をあげて、ゆっくり登ることにします。

 でもまあ、天気も良くなってきていい感じです。



 渡渉地点ではスノーブリッジがちょっと頼りなくてびびったりします。



 林道をはずれて直進、尾根を登っていくと、漁から空沼に続く山並が見えてきます。
 


 そして急斜面を登っていくと、紋別岳なども見えてきます。



 この後は、夏道ではお目にかかれなかった空沼(という沼)の横を通過して空沼岳山頂へ向かうことになります。

 GPSで位置を確認して、空沼の横あたりを少しずつ高度を上げながら登っていくと、おおっ、なんかピークが見えてきます!



 そのピークを登る途中でめちゃめちゃ風が強くなり、雪も氷化。
 なのでスキーは担いで、軽アイゼンを装着。上着も着ます。

 で、振り返ると支笏湖と周辺の山々が。
 そしてさっきはよくわからなかった空沼が白くはっきりわかります。
 いい景色です!



 空沼岳も山頂は細長い形で、結構奥にピークがあります。
 最後の細尾根に到着しますが・・・山頂標識は見つかりませんでした。
 とりあえず山頂到着です。3時間15分くらいかかってます。

↓山頂付近。



 景色も結構遠くまで見えていい感じです。

↓狭薄山(左)と札幌岳(右)。狭薄の後ろに無意根山から中山峠に続く山並み。



↓漁岳方面。



↓羊蹄山は見えませんでしたが、ルスツと先週の竹山。



↓正面上の方は野牛山でしょうか。



↓札幌市街地や藻岩山(ちょっとズーム。)



 景色がいいので、風は強いけどおにぎりタイムにします。

 で、15分程度休んで寒いので出発。
 景色を見ながら下山していきます。



 ここで、ふと。
 まだ出発から4時間経ってません。
 出発時のビールをしっかり醒ますため、もう少し散歩しようかと思い立ち、となりのピークへ向かうことに。
 ズボズボ太ももまで埋まりながらつぼ足で隣のピークへ。

 そしてとなりでは、また少し違った景色が楽しめます。

↓今登った空沼岳。山頂部も見えます。



↓無意根方面の山並みと狭薄。さっきと角度が違ってきます。



 まだ体力的に余裕あるのでもう少し歩くことにします。

↓きゃーこわい。ガケと雪庇。



 で、1時半頃、あまり行き過ぎると帰れなくなるのでそろそろ散歩をやめて下山を開始することに。
 GPSで位置を確認して、元の林道の方に向かい、スキーで降りていきます。

 表面が凍ってますが、日当たりのいいところは少し融けて、なんとかスキー操作できます。



 ほんともうちょっと表面がやわらいいといいんですけどね。

 いくつもの沢を乗り越えながら登りトレースに合流。
 あとは緩斜面を適当に楽しみながら滑って戻ります。



 林道部分も最後の方は斜度こそないものの、大きな登り返しもなく快適でした。

 15時10分、林道入り口に到着。


 
 6時間45分、15Km弱の旅でした。
 これで血中アルコール濃度も限りなくゼロです(笑)。
 空沼岳、いい山でした。
 めでたしめでたし。


 GPSトラックです。







 今日は前の日からの雨で雪がいまいちでした。
 スキーで滑りやすい山だったので、今シーズン、雪の状態がいい時にもう一度行けたらと思います。

コメント
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