アムネスティニュース : 死刑制度を問う 映画全7作品を一挙上映

「生きる」という人間の基本的な権利を否定する刑罰、それが死刑です。その是非を、映
画を通じて考えてみませんか。今週のフォーカスでは、毎年、東京・渋谷のユーロスペー
スで行われる「死刑映画週間」をご紹介します。


□■□ 2022.2.10 通巻992号 ━━━━━

アムネスティ・アップデート
https://www.amnesty.or.jp


□■□ 目次 ━━━━━━━━━━━━

[NEWS] ウクライナ：紛争拡大すれば数百万人が人道危機に
https://www.amnesty.or.jp/news/2022/0209_9459.html

[FOCUS] 第11回死刑映画週間 死刑制度を考える映画全7作品を上映
https://www.amnesty.or.jp/human-rights/movie/recommended/dp2022.html

[ACTION] 中国：表現の自由を行使して拘禁された5人に自由を！
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/cn_202201.html

[STAFF] アルバイト募集：会員サポート事務・テレフォンスタッフ
https://www.amnesty.or.jp/about_us/aij/recruit/telmkt.html


□■□ 最新のニュース (更新2件) ━━

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ウクライナ：紛争拡大すれば数百万人が人道危機に
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ロシアによる軍事力行使の脅威が迫る中、ウクライナでの武力紛争が再び激化すれば、周
辺地域を含めた人権は壊滅的な状況になるおそれがある。市民の生活や生命、都市のイン
フラが脅かされ、食糧不足は深刻化し、いずれ大規模な立ち退きが起きる可能性もある。
https://www.amnesty.or.jp/news/2022/0209_9459.html

▽ シリア：クルド警察組織がキャンプで発砲　子ども1人死亡
https://www.amnesty.or.jp/news/2022/0210_9460.html


□■□　今週のフォーカス　━━━━━

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第11回 死刑映画週間
死刑制度を考える映画全7作品を上映
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2020年12月5日、免田栄さんが95歳で亡くなりました。

免田さんは22歳の時、強盗殺人罪容疑で逮捕されました。取り調べで自白を強いられ、公
判時にそれを否定しましたが受け入れられず、26歳の時、最高裁で死刑が確定しました。

もとより身に覚えのない嫌疑だったので、自力で再審請求を求め、やがて支援者も現れて
、6度目で再審請求が認められ再審開始、無罪判決を得たのが57歳の時でした。実に34年
もの間、無実でありながら獄につながれていたのです。
『免田栄　獄中の生』は死刑の真実を問う作品です。

今回で11回目となる「死刑映画週間」。今年は、全7作品のうち半数以上が「えん罪」を
テーマとしています。

映画を通して、罪のない人を死刑にし得る警察・検察・裁判所という司法の構造とは何な
のかを考えてみませんか。

■上映期間：2月12日(土)～2月18日(金)
■場所：東京・渋谷　ユーロスペース
■チケット：一般1,500円、大学・専門学生1,300円、シニア1,100円
※前売鑑賞券あり

▽ 映画の詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/human-rights/movie/recommended/dp2022.html


□■□ オンライン署名 ━━━━━━━

世界の国々の人権状況を改善するために、メールを送ってください。たくさんの声が集ま
れば救われる人たちがいます。

▽ 中国：表現の自由を行使して拘禁された5人に自由を！
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/cn_202201.html

▽ その他のオンライン署名はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/


□■□ スタッフ募集 ━━━━━━━━

アムネスティ日本の会員管理システムへのデータ入力、会員向け郵送物の印刷や発送手配
などの事務作業、電話による支援者対応などの業務に加えて、世界の人権状況やアムネス
ティの活動について電話を通して伝え、定期寄付者制度への参加をお願いする仕事です。
ご応募をお待ちしています。

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https://www.amnesty.or.jp/about_us/aij/recruit/telmkt.html